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SARSの読み
TVのニュースでサーズと読んでいるようですが、 看護士の人から、サーズという病気だか症状が既にあると聞きました。 別の綴りですが、既にサーズで定着しているそうです。 普通はニュースなどは、こういった事を考慮して別の読みにするべきでないのでしょうか。 略称なので、正式な読みというのが無い状態では、ニュースなどのメディアに責任があると思うのですが。 ちょっと気になって、他の方の意見をお聞きしたいのでよろしくお願いします。
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ことばの話1142「SARS」 で経緯について記載がありました。 ご参考まで。
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- nightowl
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「SIRS」と「SARS」は英語では音が違いますので、 日本以外では問題なく共存できるでしょう。 読み方は、もはや英語の問題だと思います。 「The Word Spy」という新語を追うサイトではこれを「acronym」(頭字語)、 つまり「NATO」や「UNESCO」のように単語として 発音できるものとみなしています。 これが英語圏の人たちの共通認識なのだと思います。 そうなると、問題は日本の医療現場ですが、専門家でもないので 私にはわかりません。また、この問題を日本のマスメディアが 追跡報道する望みもほとんどないでしょう。
お礼
そうですか、発音が異なるのですか。 それで英語圏では公的機関もマスメディアもサーズと言って、逆に発音の区別のつかない日本の公的機関では、混同を避けるためSARSと表記しているんですね。 日本のマスメディアがこれらをどういう基準で判断しているか判りませんが、期待はできないということですね。 情報ありがとうございます。
- whitehole
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確かにサーズというと、以前より医療関係者の間では「SIRS:全身性炎症反応症候群」が広く知られていました。比較的新し(くないかな?)い概念で、1990年代初めにアメリカで提唱されました。身体に強いストレス(熱傷・急性膵炎・術後・敗血症etc)がかかると放出されるサイトカインという物質により引き起こされるといわれています。参考URLにSIRSの診断基準が書かれていますのでご覧ください。 けれども今では各メディアでサーズ=SARSと連日連呼していますし、SIRSを「エス・アイ・アール・エス」と呼ぶ人もいましたので今後はサーズ=SARSの方が定着するでしょうね。
補足
確かにこのままサーズで定着しそうですね。 サイトで確認すると日経と産経と朝日がサーズを連呼していますね。 これに対し批判記事は毎日だけのようですね。(このメディアに対して関心するとともに、他の多くあるメディアの存在はどこ?といった感じです) まぎらわしいとしても、一度ここまで定着してしまえば、もうどうしようもないと思います。 あとはただ、AIDS=エイズの時と違い、メディアの一方的な独走で定着したのかが知りたいところです。 日本のサイトでメディア以外の公的機関では、日本WHO協会、WHO神戸センター、厚生労働省、外務省、東京都感染症情報センターなど全てSARSと表現し、サーズとはどこにも書かれていません。 AIDSの時には、早くから「エイズ」とカタカナ表現が混在していましたが、今回は徹底してSARSだけです。 アメリカのCDCのサイトで、日本人旅行者向けへのページでも、SARSで表され、重症急性呼吸器症候群という和訳が付いていますがサーズとはありません。 WHOが呼称を発表したとなると、このページの更新はそれより13日後の4月30日にされているので、サーズという言葉が入ってもおかしくないと思います。(SARSウィルスを発見した所ですし) こういった公的サイトで、サーズと書かれているページを知られて、もしくは見つけましたら教えて下さい。
No.3の者です。 先の回答では質問の意味を取り違えてトンチンカンな回答をしてしまい、ご迷惑おかけしました。すみません。 さて、>普通はニュースなどは、こういった事を考慮して別の読みにするべきでないのでしょうか。⇒と言う事ですが、これは先の回答でも少し触れましたが、WHOが決めた呼称で、世界統一の物です。それに準じて日本のメディアも「サーズ」と言うようになりました。なぜサーズと言うのかは分かりませんが、それまで「エスエイアールエス」と言われていたのをWHOの統一呼称で「サーズ」と呼ばれるようになりました。 もし、この呼称で紛らわしいと仰るのでしたら、日本の「風邪」と「風」や「雁(ガン)」と「癌」も紛らわしいように思いますが…。 少しこじ付けがましくなってしまいましたが、お許し下さい。
補足
再度すみません。 4月17日ぐらいにSARSウィルスを発見したと発表されたようですが、この時WHOの職員がサーズと発音していたのでしょうか。 すみませんが、情報元をできればお教えていただければ、ありがたいのですが。 色々記事を探したのですが、呼称が統一されたというニュースが見当たらないのです。 少なくともNo.2の方が示されているサイトでは小さくとも記事にすると思うのですが。
- ba3x307
- ベストアンサー率18% (95/514)
何の番組かは忘れましたが、この前ある番組を見てたら「サーズ」って言ってましたよ。
補足
私も以前から、一部の局でサーズと言っているのは、知っていました。 その時は、無知な番組スタッフがやっているのだろうと、思っていました。 でも今日どのニュースでもサーズとばかり言うようになって、こんなんでいいのかと、思ったのです。 一般の人はともかく、救急医療の分野でSIRS(サーズ)とう言葉の読みが定着しているのに、医学という同分野でわざわざ同発音の単語が広められようとしているのは、どう思われますか。 一般の私にしてみれば、どうでもいいことかもしれませんが、その言葉を知っている人や使っている人にしてみれば、どう感じると思いますか。
既存のサーズと言う病状があるかどうかは知りませんが、現在世間を騒がせているSARSとはWHOが呼称を統一してサーズと呼ばれるようになりました。↓のURLが参考になるかもしれません。
補足
すみませんが、参考URLで「サーズ」という読みについての言及が確認できませんでした。 どの部分に記載されているか、補足をお願いいたします。
- nightowl
- ベストアンサー率44% (490/1101)
>看護士の人から、サーズという病気だか症状が既にあると聞きました。 へえ、そうなのですか。初耳でした。 毎日新聞オンライン版で見かけたこれのようですね。 「SIRS,Systemic Inflammatory Response Syndrome=全身性炎症反応症候群」 一応これを「ヴァイタル家庭医学事典」と「メルクマニュアル医学情報」でも 検索してみましたが、ヒットしませんでした。 分野ごとの棲み分けが行われるのではないでしょうか。 しかし、マスメディアも当初は「えす・えー・あーる・えす」と 粒読みしていたのに、アメリカで「サーズ」と言っていたのを 聞いたのか、慌てて宗旨替えをしたのには苦笑させられました。 「えす・えー・あーる・えす」と紛らわしいものに「SRSV」(小型球形ウィルス) という食中毒ウィルスもありましたね。
お礼
専門家の医学辞書って10万ぐらいするするみたいですね。 このぐらいのものだと載っているようです。 一応このURLの薬学用語辞書にもあります。 http://www.sam.hi-ho.ne.jp/tootake/yougo.htm 情報ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 やはりこの綴りからすると、サースやサルスでもいいと思うのですが。 わざわざ紛らわしい名前をつけなくともいいと思うのですが。 一般の人はともかく、なにかと専門家を持ち出すニュース番組で、こういった事には専門家の意見は聞こうとしないのでしょうか。 アメリカのニュースは全部サーズなんでしょうか。 アメリカのメディアではこういった略称の発音はどういった経緯で決まるのでしょうか。 一般の人が、専門家の医学辞典を持たないにしてもTV局や新聞社などにはありそうですが。
- tibesoro
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世界的にもまだ名前は統一されてなく、決まっていません。 日本では当初「エスエーアールエス」と言っていましたが、次第に「サーズ」と言うようになりましたね。 ただ、今話題のことでもありますし、「サーズ」=「他の病気」とは一般の人には理解されないと思います。
お礼
すみません、No.2の方を最初の回答と見間違えて、返事が遅れました。 素早い回答ありがとうごさいます。 こういった名称は言ったもん勝ち(もしくは広めたもん勝ち)なんでしょうか。 公称と略称をセットで発表していれば、問題ないと思うのですが。
お礼
大変参考になりました。 これからすると4月17以降はサーズで広まったとしてもしょうがない事がよく判ります。 近視眼的メディアは日テレと朝日・産経・日経新聞だけで、他のメディアは良識をもっていたんですね。 情報ありがとうございました。