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神と物の怪はどう違うか

神と物の怪は具体的にどう違うのでしょう。 根底には畏怖と信仰があると思います。 物の怪は災いをもたらすという印象ですが、 それは神も天罰を与えるなど、同じような気がします。 物の怪のほうが無差別ということでしょうか。 専門的に勉強しているということではないので、 易しい解答を期待しています、どうぞよろしくお願いいたします。

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  • n_kudoujp
  • ベストアンサー率43% (81/187)
回答No.1

これは人によって解釈が分かれるので難しいですが、私は神も妖怪も同じものだと考えています。 聞いた事があるかも知れませんが、神も人と同じく感情があり、和を重んじる心を和御霊(にぎみたま)、荒ぶる怒りの心を荒御霊(あらみたま)と呼び、この二つの感情に分けられるとされています。 (幸魂(さきみたま)や奇魂(くしみたま)なんていうのもありますが) そして、一般的に神と呼ばれるのは、人に平和をもたらす、和御霊の神であり、人に妖怪と恐れられるのは、人に害をなす荒御霊の神だと考えているからです。 身近な例だと、犬は狛犬として、神社などに石像があり、神聖な生き物とされていますが、その反面、地方では犬神憑きとして、呪いの原因とされ、妖怪として恐れられていました。 これは、同じ犬の神でも、和御霊なら狛犬として人に益をもたらし、荒御霊に転じれば、犬神として人に災厄をもたらすということではないでしょうか。

imzk1986
質問者

お礼

早速の解答ありがとうございます! つまり信仰する側が決めるってことですね。 「神はルールを守れば天罰はくださない」 「物の怪は災いである」 という感じでしょうか。

その他の回答 (2)

回答No.3

信仰や地域によって捕らえ方が変わると思いますが…、 個人的な認識ですが、信仰の有無かと思います。 人間にとって不可思議な事象に対し、信仰があり、祈りを捧げるものがあれば神様。信仰がなく、且つ何者かの存在を信じられていれば物の怪になると思います。 同じ神様でも、人間に好意的であるかないかで、利益を祈るか、不利益を起こさないよう祈るか、等の違いはあると思いますが。 また、一神教のような宗教では、(人間に好意的な?)絶対者を示し、その一派に属さない、中立・もしくは敵対的な、不可思議な存在を物の怪、妖怪、悪魔などの呼称で呼んでいるように思います。

imzk1986
質問者

お礼

返事が遅くなりまして申し訳ありません。 なるほど、利益を祈るか不利益を止めるかというのもありますね。 ご回答ありがとうございます。

回答No.2

こんにちは。 ゲームからの思想で申し訳ないですが。 あるゲームでは敵キャラクターの事を全て「悪魔」呼びます。 神だろうと妖怪だろうと天使だろうと悪魔だろうと人間だろうと機械だろうと。 これらは交渉によって仲魔になってくれたりします。 その中には、疫病をもたらすもの、慈愛に溢れた天使などもいます。 しかしながら疫病は別の悪い鬼などへの対策として祀られる事もあり、疫病の主として恐怖される事もあります。天使にいたっては神の尖兵です。 つまるところ、立場が変わると呼び名が変わり、扱いが変わるだけなのです。 立場や風情や思想や信仰などによって、それを呼称するだけなんですね。

imzk1986
質問者

お礼

遅くなって申し訳ありません。 立場がかわると名前がかわるというのは確かにありますね。 ご回答ありがとうございました。

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