私は、薬剤師です。
4年生を卒業し、薬剤師と臨床検査技師を取得し、病院で臨床検査の仕事に従事し、副技師長にまでなりましたが、薬学部6年生のことで、大変危惧し、ペーパーライセンスの薬剤師の免許について思うところがあり、2年前ドラックストアに転職しました。2年の間に、認定薬剤師、NRを取得したので、調剤薬局に移る予定の50歳のものです。
病院、ドラックストアと移動して、思うところ、薬学部を出て、薬剤師の免許がなければ、医学部を出て医者の免許がないと、同等です。
ドラックストアに勤めた際、上司で、ガスターの開発をしていた会社で研究をしていた人が、仕事を辞めるまで薬剤師の免許を取得(国家試験は受かっていたのですが)していなかったのですが、家庭の事情で仕事を辞めなければならなくなり、薬剤師の資格を取ったことを聞きました。
彼の場合は、国家試験に合格していたからこそ、転職が可能だったと思われます。
貴方の場合はどうですか。医薬品産業で活躍されたい。結構なことですが、現実は、薬学部卒業=薬剤師が最低のラインです。国公立大学の研究室で研究する分には確かに薬剤師の国家資格は不要かと思われますが。
折角、受験資格を得る機会があるのに、みすみすそれを放棄するのは、どうかと思います。
私の友人たちは、一流企業の研究室でバリバリの研究員をしておりますが、全て薬剤師の資格を持っております。ついでに、ドクター(博士号)も取得しておりますが・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 僕も至極もっともな意見だと思います。そもそもうちの大学の薬学部が、薬剤師になれる人数を1割に限ること自体がおかしなことなのです。 今年は定員を上回る人数が6年制に希望を出したので面接で切り捨てが行われるわけですが、将来何かあったときのために薬剤師を持っておきたい、と正直に言ったところで、それだったらばうちの大学に来なければいい、と切り返されるんじゃないかと思っています。確かにそれは事実なのでなんとも言い返せませんが、うちの学生が薬剤師になる機会なんか必要ない、というのが上(教授会)の考え方のようです。 なので僕は、将来薬剤師として働くために薬剤師資格が必要だ、というだけではなく、薬剤師として働かなくても、薬剤師資格を持っておくことに価値がある、ということを上の人たち訴えられないか、と考えているわけです。ある意味自分たちは犠牲になる世代で、6年制に通うことを希望しても叶わないかもしれない。そういう不幸を今後の世代に背負わせたくないということも思いとしてはありますが、加えて、社会全体にとっても今のシステムに問題があるのではないか、ということを提起していけないかと思っています。