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国会議員が与党に所属したがる理由は?
もうすぐ二十歳になる者です。 それまで政治には全く関心がなく、したがって知識もなかったのですが、 選挙権をもてあますのもどうかと思い、政治のことを知ろうと、 『ニュースがもっとよくわかる本』(池上彰著)を読んで勉強を始めました。 そこで質問です。 この本によると、与党議員には、 (1)日本をこういう国にするという強い思いをもつ人たち (2)与党でありさえすればいい の2種類の人たちがいるとのことで、この本には 「残念ながら、後者はけっこう多い」と記述されています。 この「残念ながら」がひっかかったのですが、 (2)の与党でありさえすればいい、と考えている議員は、なんらかの私利私欲のために与党に所属したがるのでしょうか? そうだとしたらそれはお金のためでしょうか、それとも何でしょうか? あるいは(1)のように考えている人たちのうち、自分のビジョンを実現するには与党にいなければいけない と考えている人が多いなら、決して「残念ながら」とはならないと思うのですが…… ご回答の際、このことについて学べる情報源を示していただければ幸いです。
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- mat983
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>(2)の与党でありさえすればいい、と考えている議員は、なんらかの私利私欲のために与党に所属したがるのでしょうか? 麻生総理は郵政民営化に反対だったものの、小泉総理を支持し大臣に起用されています。 また、安倍、福田、麻生内閣誕生については、すべて国民的に人気の高い候補者という観点で物事が進み、自民党議員の大半は勝ち馬に乗りました。 そこには思想信条などありません。 公明党も同じです。憲法改正を主張する安倍総理とは考えに相当な隔たりがあるものの、自公政権を維持しました。 全ては野党になりたくない。野党では良い役職に就けず選挙で負けるとの危機感だけで動いています。
- nourider
- ベストアンサー率19% (396/2083)
(2)の方の場合利権や名誉欲、他人に対する蔑みなどが動機付けになるでしょう。私も「残念ながら、後者はけっこう多い」と思います。 その証拠に選挙に負けたとたん保守を捨て民主党よりもリベラルに向かおうとする自民党議員をみてもわかると思います。彼らの基本理念は「大きいものには巻かれろ」ですから、「大きいもの」でなくなった自民党に居る意味があるのかどうか悩んでいるとおもいます。 このことについて学べる情報源というのは具体的には思い浮かびませんが、旧ソビエトの体制を維持した仕組みや現在の中国共産党のそれを研究してみるとわかるのではないかと思います。彼らが求めたのは共産主義ではなく「勝ち馬に乗ること」ですから。 また、前回選挙で「郵政民営化反対」を標榜して自民党を出たにも関わらず、自民党に戻った野田聖子議員の行動原理などを研究してみるのも一考ではいでしょうか?