馬に限定すると、なかなか選択肢が限られてしまいます。
馬術は馬の管理や練習場などの確保で、広さや費用の面の負担もあり、結構裕福な環境でないと運営できません。馬術部がある大学もそれにともなって限定されていきます。(京都大学などは馬術部が北白川あたりにありましたが)
馬の治療に関しては、酪農・牧場での需要が継続してあるため、馬専門の獣医さんは引く手あまたではあるでしょう。ただ、大きな相手と格闘し、なかなか厳しい環境で治療をしていくには、他の動物相手の動物病院を経営しながらは難しく専業になるでしょう。
「絶滅の危機にひんしてる動物たちを救う」というのは、さらに未知の領域を試行錯誤しながらの世界になります。動物園など種の保存を目的とした職場でのお仕事になるでしょうし、どういう生態でどういう食事・健康状態が通常で、どういう状況が異常・病気なのか、という区別から研究していかねばなりません。専用の薬もなく、食事と同様に代替できるものを捜しながら、知恵をフル回転させてのお仕事です。
以上のように、現時点では「獣医をめざす」というくらいの絞り込みで進路をお考えになるのが一番かと思います。それ以上絞り込んでも、目的のような研究や職場に進めるかはわかりませんし、長い人生の中でいろいろな動物の面倒を見ることになるのも運命です。
お礼
trytobeさんご回答ありがとうございます! そうですね・・・・。 難しいですね。何も、甘く物事を考えているわけではないのですが・・難しいですね・・・。 馬というのは、大きくて決してなめるような動物ではないのはよくわかっています。5年間ほど馬とは近くで接していますので・・・。 trytobeさまも、馬に関してまたは他の動物専門のお仕事をされているのですか? とても参考になるご回答、本当にありがとうございました!