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大気圧が突然変化した場合について
地球の大気圧は約101kPa、火星の大気は約0.8kPaとWikipedeiaに書いていました。 そこで質問なんですが、もしも一瞬のうちに地球の気圧が約0.8kPaになった場合、地球上にある物質はどのように変化するのでしょうか? それにより、地球の重力、質量等に影響はあるのでしょうか? また、何百年、何千年と時間をかけてその気圧にまで低下した場合にも、地球上にある物質に変化はあるのでしょうか?そして、その環境でも人間は生息できるのでしょうか? もしくは、その過程で、生息不可になるのでしょうか? 質問が多くてすいません…
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こんにちは。 >>>もしも一瞬のうちに地球の気圧が約0.8kPaになった場合、地球上にある物質はどのように変化するのでしょうか? 101kPaと比べれば、0.8kPaという気圧の低さは、100分の1ぐらいですから、「真空」と言ってもよいぐらいです。 地球の大きな特徴として、表面に水(海)があるということがあります。 それが重要です。 気圧が下がれば水の沸点が下がりますが、100分の1になると沸点は0度に近くなります。 http://www.jvia.gr.jp/j/shinkusangyo/gijyutu/shiryou/thinfilm2004/n45.pdf 水がないと、気温の上がり下がりが激しくなります。 >>>それにより、地球の重力、質量等に影響はあるのでしょうか? ほとんどありません。 質量の大部分を占める部分はそのままで、ごく表面の部分で多少のガスの出入りがあるだけです。 >>> また、何百年、何千年と時間をかけてその気圧にまで低下した場合にも、地球上にある物質に変化はあるのでしょうか? 一瞬ですと、いきなり滅亡する生物が多いと思いますが、 ゆっくりであれば、その間に進化のチャンスが与えられます。 ただし、数千年という短い期間でそうなってくれるかはわかりません。 >>> そして、その環境でも人間は生息できるのでしょうか? もしくは、その過程で、生息不可になるのでしょうか? 現状の人類であれば、もちろん生息不可能です。 生物が生き残れるかどうかは、その環境に対応できる生物であるか否かで決まります。 それは、「進化」、つまり、突然変異でたまたま環境に適合するか、あるいは、生存競争に勝てる生物が生き残る、 それだけのことです。 今、地球上にいる生物も、たまたまそのような能力を備えたものだけが生き残ってきた結果にすぎないのです。
お礼
早い回答、ありがとうございます 生物の進化に何千年は短かったんですね、 知りたいことがだいぶ分かりました、ありがとうございます