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気圧と 液体の沸点 との関係
水は 大気圧1013hPaで 100℃(99.974℃) で沸点となり 気圧が下がれば沸点が下がることは ネットなどで調べることで 認識できているのですが。。。 700hPaで 90℃ 740hPaで 80℃ という感じで 大気圧1013hPaで 沸点400℃の 物質があるのですが 水と同様に 気圧が下がれば 沸点がさがるのは 推測はできるのですが 水と同等の比率で 気圧と沸点の関係を 考えて良いものかが わかりません。 例えば 上記の物質が 気圧713hPa(大気圧から-300hPa)ならば 沸点281.5℃になると考えて良い?? ご教示頂けましたら幸いです。 よろしくお願い申し上げます。
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- htms42
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飽和蒸気圧と温度の間に何か一定の関係があるのではないかという推測は間違っていません。でもそれがどういうものであるかを簡単に判断しすぎています。水の飽和蒸気圧の値をもっと広い温度範囲で調べていれば違った判断が出てきていたと思います。 ※「700hPaで 90℃ 740hPaで 80℃ という感じで」というのはちょっと数字がおかしいですね。 蒸気圧表をネットで探すことができる環境にはあると思いますので次の値になる温度を大雑把でいいですから探してみてください。 760mmHg・・・・100℃=373K 380 ・・・・(a) 190 95 48 24 12 6 熱力学の教科書にはクラウジウス・クラペイロンの式というのが出てきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%82%B9-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%BC%8F このページの最後にでてくる式です。 log(P2/P1)=-kL(1/T1-1/T2) (式1) Lはモル蒸発熱です。蒸発熱は温度によって値が変化しますが一定だと近似しています。 温度Tの単位は絶対温度です。圧力を気圧atmで表すとします。 P1=1atmのときT1は標準沸点Toになります。水であれば373Kです。 温度Tでの(飽和)蒸気圧Pは logP=(kL/To)(1-To/T) (式2) 標準沸点の値、その温度でのモル蒸発熱の値を調べることができれば水以外の物質についても蒸気圧の温度変化を求めることができます。比例定数kは水の場合の数値を入れれば得られます。 もしL/Toの値があまり変わらないような物質であればTo/Tが同じであれば蒸気圧は同じになります。 水とエタノール(To=352K)はL/Toがほとんど等しいです。したがってP=0.5気圧になる温度は水の場合のT/Toとエタノールの場合のT/Toが等しいと置けば出てきます。 安息香酸(To=522K)の場合も水の場合に近いです。 酢酸(To=391K)の場合はL/Toの値が水の場合の半分近くまで小さくなります。
- ORUKA1951
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気圧は兎も角、温度は絶対温度(摂氏温度+273)で考えると、およその目安はつきますが。 気体(気相)と液体(液相)、固体(固相)の間の相関は、その物質固有の性質です。 ⇒二酸化炭素 状態図 - Google 検索( https://www.google.com/images?hl=ja&q=%93%F1%8E_%89%BB%92Y%91f%20%8F%F3%91%D4%90%7D&biw=1016&bih=631&sei=hj32Udz4F8LxkQW3rIHQAw ) ⇒水 状態図( https://www.google.com/images?hl=ja&q=%90%85%20%8F%F3%91%D4%90%7D&biw=1016&bih=631&sei=xj32UZDGIM3AkQXP_4HIBA ) というふうに・・
お礼
ありがとうございます。
- nananotanu
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「相図(そうず)」をキーワードに検索してみて下さい。 例えばhttp://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0200a/contents/30202.html この図で言うなら、T-C間が大気圧と沸点の関係を示しているようなものですが、そもそも比例関係じゃ有りません。 又、物質によって同じ形のものが相似形で存在するのではなく、相図の形そのものが異なります。
お礼
ありがとうございます。
- NPAsSbBi
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沸点とは、その液体の蒸気圧が、周囲の大気圧と等しくなるときの温度のことです。 液体は、温度が高くなるほど蒸気圧が高くなっていき、それが大気圧と等しくなると沸騰を始めます。 水の場合、蒸気圧が1013hPaに達する温度が100℃なわけです。 周囲の大気圧が低いときは、100℃に達する前に周囲の大気圧と等しくなるので、 100℃より低い温度で沸騰することになります。 液体の温度と蒸気圧の関係は、物質ごとに異なり、直線関係でもありません。 一般的に、温度の低い領域ではおよそ比例関係にありますが、温度が高くなってくると、 蒸気圧の上昇は鈍くなる傾向にあります。 従って、問題の沸点400℃の物質は、蒸気圧が1013hPaに達する温度が400℃であることが分かっているだけであり、 蒸気圧が713hPaに達する温度は、比例計算で求めることはできず、実測してみないと分かりません。
お礼
ありがとうございます。
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
大気圧の変化によって沸点が変化する「原理」を理解されていないんですよね? 答えは「考えちゃダメ」です。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。