仕事で抗てんかん薬の開発を経験したことがありますので、そのときの経験からコメントします。
Doose症候群は小児期早期に発症するてんかんの一種です。この時期に発症するてんかんは、予後良好なものと、発作抑制が困難で発達遅滞を引き起こす難治てんかん群とに分類されるのですが、Doose症候群は(困ったことに)後者に分類されます。
さて、病態生理や発作の特徴等についてお知りになりたいとのことなのですが、これは大変に失礼ないい方かもしれませんが、一般の方に文字だけの説明を見てご理解頂ける内容にはならないと思います。というのは、小児によらずてんかん発作の診断は、ビデオ等を使用したモニタリングや、脳波所見等を総合的に判断して下されるもので、医学用語抜きでは説明できませんし、医師でも目の前で起こった発作だけを見て「○○てんかん」と即判定を下すことはしないと思います。日常生活の留意点としては、発作が薬剤により比較的上手にコントロールされているようであれば、さしあたっては他のお子さんと同じように接してあげていれば大丈夫のように感じます。ただ知能発育遅滞があるかもしれませんので、その点だけが留意点となりますでしょうか。
あとは、以前にも問題になりましたが、光の明滅や極端に短い思考の連続を強いるような(反射的思考を強いるような)遊びをする場合には本人が緊張しないように側についてあげるとか、そういった配慮は必要になってくるように思います。
つたないコメントで申し訳ありませんがお役に立てば・・・
お礼
早速の回答ありがとうございます。二人の子供が寝たのでやっと見ることができました。 とっても参考になるURLをいただき感謝しています。 はじめて名前だけでなくて説明が書いてあるものにたどり着くことができて感動(おおげさでなくて!)しています。 また、人生困ったことが生じたら助けてください。 どうもありがとうございました。