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農村に労働力は不足しているのか
農業・農村の衰退を論じる際には,高齢化・労働力不足がよく挙げられますが, 都市への人口流出を語るときには,農村での就業先がないことが挙げられています. 今,農村に労働力が不足していることを証明したいのですが,思うように資料を発見できません.農村における労働力不足とは具体的にはどういうことなのでしょうか.どのような要件を満たせば不足を解消できるでしょうか.
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農家といっても、果樹農家など、作物によって違いがあるようです。 そのあたりを掘り下げていくと見えてくるかもしれません。 ◆農家に関する統計で主たるのは、下記のようなものだと思います。 ネットで公表されているものは概要版なので、詳細分析されたい場合は大きな図書館にいく必要があるでしょう。 【世界農林業センサス】概要版 http://www.toukei.maff.go.jp/toukei/sen_n.html ◆また、農家の問題を含む文献収集には、下記のようなデータベース類を使用されるといいと思います。 登録は必要ですが、利用は無料です。ただ、メンテナンスのため4/30 9:00 --> 5/1 16:30 の期間は運用停止だそうです。 【農学情報資源システム】 http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/menu_ja.html http://www.affrc.go.jp/index-j.html たとえば、こういった文献情報を得られます。 「より高齢化する農業労働力 (特集 農業・農村構造の現状と動向(その1)2000年農業センサス分析) 」 『農林水産政策研究所レビュー 』 ちなみに、この論文は下記サイトで、入手が可能です。(PDFファイル形式) http://www.primaff.affrc.go.jp/seika/kankou/primaffreview/6/6-index.htm 「農林水産政策研究所レビュー 」 http://www.primaff.affrc.go.jp/seika/kankou/primaffreview/review.html 【農林水産政策研究所】 http://www.primaff.affrc.go.jp/ ご参考までに
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- nozomi500
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「労働力」自体は余っているんですよ。 「労働力」があっても、「かね」にならないから、農業をやらない。 東京などで12月に土木工事が多いのは、東北の農閑期の「出稼ぎ」労働力をあてにしているから。 大規模なオウ保区であれば、、農閑期の出稼ぎと、夏の稲作で収入を確保できるけれど、農村に就業先がないことには違いない。 たくさんの労働力を必要とする工場なり企業なりが集まったら、そこは農村として機能できなくなる。農地を潰して工業団地にしたところもありますが。
- sai1958
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直接の回答ではありませんが・・・ (1)nknyk様の欲する資料があるかどうかは判りませんが、仮にあったとしても、その資料を全て鵜呑みにはしない方がよいかもしれません。その理由は、農村部における労働力が統計の数字にしにくいこと、と、もう一つ、統計そのものを結構いい加減に作る可能性があること(経験済み)、です。 (2)労働力不足の件に関しましてはすでに何人かの方が、回答されていますので、その通りと思います。労働生産性の低さと労働時間・期間の不安定さ、時代の流れ(外国からの輸入農産物の影響による、先行きの不透明さ)から、雇用をしにくい事情があるわけです。つまり、労働生産性の低さから、雇用まではできない、または、他に働きに行かなくてはならない・・・労働力が足りない・と言うことですね。実際には、足りないのではなく、そのぶん仕事を減らすようですが。 (3)労働力不足の解消は、実は簡単で、農業所得が雇用労賃を含めても十分であれば、即解決します。何せ、この不況時ですから。しかし、長期的に見れば、デフレの時代に簡単に経営が良くなるのは難しいと思います。 (もちろん、作目によって違います)
- gogojinsei
- ベストアンサー率28% (34/120)
ズバリ耕作放棄地が増大していることを捉え資料収集してみてください。 都市では失業者が増えていながら農村では生産基盤が放棄されています。この現象を労働力不足から捉えるのは容易なことです。 最近は厚生労働省も関心を示し始めましたので公費を活用しながら解決策の検討ができるでしう。
農業労働は.いくつかの観点があります。そのために.以下の内容はすべてではありません。 ひとつは.ひとつの農作物を栽培するのに何労働日ひつようか.播種.作付け.防除.収穫にひつような日時です。 次に.収穫期などで問題になることですが.特定の時期に限って.大量の労働力が必要になる場合があります。 ユう名名物としては.富士山ロクでの草刈十字軍.山形でのおうとうの木の収穫権の販売.コシヒカリ栽培における収穫時期と台風との関係.小麦・おおむきの収穫期と梅雨空の関係があります。 次に.労働収益性の問題があります。 たとえば.20歳男性を1名雇用したとします。最低賃金として.4000円/日.収穫期2週間として.5.6万円。その他の時期は不用なので雇用しない。さて.この20歳男性は.他の時期に何をして食料を確保したら良いのでしょうか。 企業に勤めていると.収穫期2週間を理由に転勤を拒否すれば.解雇されます。転勤のない工場などは.高齢化社会・国際社会への対応として.1980年代に海外進出をしたために次々と閉鎖されています。ここに職場がないというもんだ゜伊賀生じます。 農業労働力としては.農繁期には仕事がなく.農閑期に仕事がある職種を希望していますが.企業では.常に一定の人間がいて.休まないことを前提の人事管理がされています。つまり.農業を行おうとすると.通常仕事がない.他の収入を得ようとしても.職場がないという.ことで.農業からの撤退を決定すする若者が主流を占めます。ここに.労働力不足の問題が生じます。
- ao_kage2003
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農村の労働力というか、後継者のことだと思います。現在は親が田畑をやっていて土地もあり農業をやりたいと思っているが、所有する田畑の面積と天候による収穫量の変化を考えると 家族全員でしがみついているわけにはいかない・・地元で手伝いながら頑張ろうかと思ったら仕事がなかった・・ 主人とその実家の話ですけれど。 現時点では労働力は不足していないが、補充するアテがないということだと思います(-_-;)
お礼
ありがとうございます. 現時点で労働力は不足していないのでしょうか. 背景にあるものに思いをはせてなんとなく理解することは 出来るのですが,バーンと数字になっているものが見つからなくて困ってます.
お礼
大変遅くなり申し訳ありません。 回答を締め切らせていただきました。 皆さんの意見を参考に、今後更に調べ、考えて生きたいと思います。 ありがとうございました。