- ベストアンサー
キアゲハのさなぎ
先日もこちらでキアゲハについて質問させていただきました。 質問した4日前は5匹の幼虫が庭のパセリにくっついていたのですが その後、徐々に数が減り、今朝は1匹だけになってしまいました。 体の大きい子から順にいなくなってしまったので、蛹になったのかな?と 思ったのですが、近くにはそれらしい蛹を見つけることができませんでした。 そこでまた教えていただきたいのですが、キアゲハはどういったところに 蛹を作るんでしょうか? 餌としていたパセリのすぐ近く? それとも木の枝ようなものがあるところまで、移動していくのでしょうか? パセリはプランターではなく、直接、庭の土に植えていたもので、 近くに木の枝みたいなものはないんです。 それとも鳥などに食べられてしまったとか・・・? その環境によって一概に言えないところもあると思いますが、 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
蛹は通常身をごまかせそうな小枝、無ければ柵や隠れられそうな壁。 5齢(終齢幼虫)が前蛹から蛹に変化するまで1日です。蛹は10~15日で羽化します。 この前蛹の状態か、蛹になったばかりの時に鳥(爬虫類か小動物の可能性も無くはないですが)に食べられたのだと思います。 今回のケースではそのままパセリの茎で蛹になって襲われたか、蛹になる場所を求めて移動中に外敵に襲われた可能性が高いです。移動を多くすると夜行性外敵に襲われる確率が高くなりますから、普通あまり移動はしません。 アゲハチョウのメスは100個以上産卵すると言われています。その内2~3匹が成虫になれれば個体数を維持できる訳です。無事に成虫になれる確率は2%程度と言われています。1匹のメスは色々な場所に産卵(リスク回避・エサの確保のため)していますから、近くに身を外敵からごまかせる木が無かったということで、今回パセリに産みつけた卵は場所が悪かったということでしょう。
その他の回答 (1)
- emeny
- ベストアンサー率39% (79/202)
アゲハ蝶の生態について、他人のサイトにリンクします。 http://www.ne.jp/asahi/hokkaido/swanbay/ageha/index.html アゲハ蝶の仲間は冬眠する(冬を越す)時には、蛹の状態です。 そして、本題。アゲハの青虫(幼虫)はどこで蛹になるのか。基本的には、木や壁やベランダの柵とかです。それはなぜか。その理由は、高い場所に蛹を作らなければ、脱皮し成虫になる時に羽が伸びきれず、最後には死が待っています。つまり、地面じゃダメなんです。 それと、脱皮するのは夜です。だから、あなたが寝ているうちに成虫になり飛んで行きます。
お礼
ありがとうございます。 > 基本的には、木や壁やベランダの柵とかです。 やっぱりそうですよね~。 パセリの側に壁があるのですが、そこには蛹が見当たらないのです。 その壁以外だと、結構、離れたところまで行かないと木や柵などが ない場所なので、どこに行ってしまったのかなと考えています。 幼虫は蛹になるために適した場所まで、結構、移動するものなんでしょうか? もし、ご存知でしたら、教えていただけると嬉しいです。
お礼
ありがとうございます。 今日になったらとうとう1匹もいなくなってしまいました。 やっぱり外敵に食べられてしまったということなんでしょうね。 もし、木の枝を探して長距離移動する習性があるなら、 生きてる可能性もあると思えるので質問してみましたが、 自然界はそう甘くはないってことですね。 よく考えれば、あの模様でもぞもぞ長距離移動してたら 目立ってしょうがないですしね(笑) うちの庭の花に蝶がたくさん飛んできますが、生存率2%を 生き抜いてきたのだと思うと感慨深いです。 詳しくよくわかる回答をありがとうございました。