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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ピアノの音の出し方)

ピアノの音の出し方についての質問

このQ&Aのポイント
  • ピアノの音の出し方について、早いテンポでのピアニシモやピアノがうまくできない悩みがあります。
  • 指を深く押し込んで弾くとピアニシモやピアノができないため、押し込む段階で指を止めてしまっています。
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質問者が選んだベストアンサー

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noname#161886
noname#161886
回答No.3

こんにちは。 頑張っていらっしゃいますね。 このご質問は非常に奥が深く 一言で『こう言う事です』というのは大変難しいですね。 ☆まず#1さまのおっしゃるように 使用する楽器によって同じようなタッチでも音の出方が変わってしまいますので その部分に関しては#1さまと同様に妥協が必要だと考えます。 ☆次に。pやppを弾く時に無意識に身体に力が入る方が多いです。弱い音を出そうとして縮こまって弾いてしまうからなんですね。 もちろん 出したい音色や音量にこだわる事は重要ですが それによって肝心の脱力ができなくなっているという状態です。 脱力ができないと 当然腕に力が入り 指に自然な動きをさせなくなるんですね。腕の重みを指にのせられなくなるというか。 なので 指は鍵盤をとらえる事ができずに いわゆる『指が浮いた』状態になり 音が出なかったりかすれたりします。 質問者さまのイメージの中に もしピアニストクラスのpやppのイメージがあるとしたら ご自分が演奏なさる時は忘れてください。 仮にピアニストの強弱の幅(ダイナミックレンジと言います。)が1から100まであるとしたら 例えば40から70ぐらいがご自分の持つ強弱の幅だとお考えになると 弱い音を出す時に 変に縮こまったり 身体が硬くなったりしなくなります。 ☆脱力のご質問をされてから まだ1ヶ月余りしか経っていないので 以前よりは余計な力が入らなくなったかもしれませんが おそらくご自分で気づかない部分の脱力ができてないと思われます(完全な脱力はピアニストでさえ,できないと言われるほど困難な事なんですね) もちろん音量は音楽を表現する上で とても大切なことですが その音量をコントロールするのは脱力なんです。これはp,ppに限った事ではなく f,ffでも同じことで,美しく深い本物のfもやはり脱力ができて 初めて出せる訳です。 ☆次に。鍵盤の底まで弾くという事について。 う~ん。これは難しいです。一般的に『指が浮く』状態の生徒に 鍵盤の底までしっかり弾きなさい…とおっしゃる先生は多いですが。例えば ゆっくりのテンポでpを弾く場合 打鍵が浅いと音が出ない事があるので 丁寧な深い打鍵が必要になると思いますが… 楽器の構造から言えば ピアノのハンマーは鍵盤が下がる途中で加速されますから 本来なら鍵盤の底まで弾くということ自体には意味がないと思うのですが(むしろ必要最小限の深さで打鍵することが合理的と考えます)デリケートなp,ppのタッチの習得は簡単ではなく タッチを浅くするとテクニックが不安定になって音がかすれるので しっかり鍵盤の底まで弾くという指導になるんですね。 ここで注意しなければいけないのは 全ての音をしっかり鍵盤の底まで弾こうとすると 指に余計な力が入ります。 ☆ではどうしたら良いか。今の質問者さまに必要だと思われることを 書き出します。 ☆常に脱力を意識する ☆脱力とは 『余計な』力を入れない事であって 打鍵に必要な力まで抜かないこと。ここを勘違いすると以前回答させて頂いたように ふにゃふにゃな音しか出せなくなります。このバランスを実感できるようになると,浅いタッチでも音が抜けたり,かすれたりしなくなるはずです。 ☆スケール アルペジオなどの基礎練習は 必ずこなすこと。特にスケールはリズム変奏 アクセントを拍の頭につける などの練習を念入りにすること。 以前の回答で 何点か注意を書かせて頂いた事と重複しますが 大切なことです。 月光の3楽章の冒頭(第1主題)は 騙されたと思って3ヶ月から5ヶ月間 スタッカートとリズム変奏で練習してみてください。 かなり 余計な力が抜けて打鍵も軽く感じるはずです。 スタッカートは確実に音を切るように テンポは遅くて良いです。 以前 幻想即興曲を弾くと途中で手が痛くなり 弾ききれないとのご質問に回答させて頂いた事がありました。(独学の方でしたが) 5ヶ月の間 お返事がなかったのですが 5ヶ月後にお返事を頂きました。リズム変奏とスタッカートで5ヶ月練習したところ かなり楽に弾けるようになり 特にスタッカートは効果があるようです,とのお返事でしたね。 脱力にはスタッカートは有効な手段ですので 是非試してみてください。 ☆脱力ができているか 試すにはグリッサンドをしてみると良いです。 スケールを速く弾く時は 鍵盤の底まで押さえるのではなく トーン・ポイントの所(音がでる深さ)あるいは エスケープメント・アクションの深さ(ハンマーが弦を打つギリギリの深さ)で弾きます。この深さまでの感触を敏感に感じとることが大切ですので,音を良く聴きながらタッチの感触を確かめてください。 非常に速いスケールを弾くテクニックは グリッサンドのテクニックと関連しています。 グリッサンドを鍵盤の底まで弾いたら流血しちゃいます(笑) こういう練習を重ねていくと だんだん速いパッセージを弾いても 音が抜けたりかすれたりしなくなってくるはずです。 焦らず じっくり構えて練習してください。 急がば回れ…です。 ご参考まで♪

noname#123997
質問者

お礼

一年以上も間が空いてしまい本当に申し訳ありません。 ピアノの練習は今まで以上に続けています。完全に脱力をできるようになったとは言いがたいですが、少なくとも今までより理想的に、早いパッセージも弾けるようになって着ました。今は発表会に向けてラ・カンパネラと自身の修行のためにショパンエチュード制覇を目指し練習に励んでいます。本当にありがとうございました!

その他の回答 (3)

  • tattom55
  • ベストアンサー率52% (194/367)
回答No.4

貴方のタッチが目に見えるような気がします。 一言で片付けてしまうと「まだ脱力できていない」ということだと思います。速いパッセージを弱く弾くための訓練をしなければ無理です。そう簡単なことではないんだけど努力する価値はありますよ。 問題は強い音でも同じことですが、まだ打鍵に力を使っていませんか?鍵盤とハンマーが連動するのは鍵盤の半分ちょっとあたりまでで、そこから先はハンマーが鍵盤の動きから自由になって元に戻るようになっているのは解りますよね。必要なのは鍵盤を半分くらい降ろす時のスピードの加減です。速く降ろせば強い音、ゆっくり降ろせば弱い音が出ることになります。脱力とは理想的には鍵盤を半分押した時点で力が抜けることです。実際には無理なことでしょうけどこれを意識するのとしないのとでは大きく違うことを納得してください。 指を降ろす時に力に頼っているとコントロールできないままに強い音を出してしまいます。自分の手、腕の重さを素直に鍵盤に乗せることを意識してください。極端に言えば指を動かさずに構えた形のまま降ろすという感覚かな。手の甲に近い関節から先だけを使って打鍵するのが「力を使っている」ということです。それをやめて、指は、「どの鍵盤に重さを落とすかというガイドにすぎない」と考えることです。そのためにも指の関節の内側の筋肉を強くして柔らかく、かつ、強靭な指を作って、体重を支えられる指にすることは必要です。 打鍵という言葉が誤解を招くんだと思うので、「重さを置く」とでも考えてみてください。きっと柔らかく弱い音も出せるようになるはずです。 こういうことって言葉で説明するのはむずかしい。よく解っている先生に実地で指導を受ければ簡単に理解(だけは)できることなんだけどなあ。

noname#123997
質問者

お礼

一年以上も間が空いてしまい本当に申し訳ありません。 ピアノの練習は今まで以上に続けています。完全に脱力をできるようになったとは言いがたいですが、少なくとも今までより理想的に、早いパッセージも弾けるようになって着ました。本当にありがとうございました!

  • akikenta
  • ベストアンサー率49% (33/67)
回答No.2

まずは、ペダル無しで速いテンポで完全に弾けるよう練習されてください。 それからペダルを入れる練習へ・・・。 ピアノは趣味で弾いてらっしゃるのですか? それがわからないのですが、 ピアニシモ、ピア二シシモに入った箇所では ソフトペダルに頼ってもいいのではないでしょうか? その為に付いているペダルでもあります。 かなり解消されると思いますよ。

noname#123997
質問者

お礼

一年以上も間が空いてしまい本当に申し訳ありません。 ピアノの練習は今まで以上に続けています。完全に脱力をできるようになったとは言いがたいですが、少なくとも今までより理想的に、早いパッセージも弾けるようになって着ました。本当にありがとうございました!ちなみにピアノは趣味です。

回答No.1

これは、よくある問題です。グランドピアノの場合でしたら先生のおっしゃるように鍵盤を底まで押し込んで弾くことができます。なぜかといいますと、グランドピアノの鍵盤は上まで戻さなくても次の音が出せるので、押し込んだ状態で速いピアニシモが弾けます。これがアップライト・ピアノなら、いちいち鍵盤を上まで戻さなければならないため、極めて難しいテクニックとなるわけです。もしアップライト・ピアノをお使いなら、ppをmpくらいに弾く等、ある程度の妥協は必要かと思います。 ではグランドピアノでは全て上手く行くかといえば必ずしもそうではありません。ピアノによってはハンマーが非常に硬いのでppが難しい場合もあります。そのような時はソフトペダルを多く使ったりします。 鍵盤を押し込むには重力奏法(重量奏法)が有効だと思いますのでネットで検索する等して研究されるのがよろしいかと思います。

noname#123997
質問者

お礼

一年以上も間が空いてしまい本当に申し訳ありません。 ピアノの練習は今まで以上に続けています。完全に脱力をできるようになったとは言いがたいですが、少なくとも今までより理想的に、早いパッセージも弾けるようになって着ました。本当にありがとうございました!

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