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ある記事について。

いつもお世話になっています。 通常、海外展開している輸出企業は利益をドルで持っています。 日本国内へ持ちかえるため、そのドルを売って円を買うと言う行為をするのはわかっています。 今日、更に円高が進みました。日本輸出企業にとっては痛手です。 そんな市場の様子を書いた記事の中に下記の一文がありました。 『為替については"ドルを買うのは日本の輸出企業くらい。"...』(大手証券) この記事は合っていますか?? 日本の輸出企業がドルを買う行為はあるのでしょうか?? よろしくお願いします。

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  • tom900
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回答No.1

輸出企業が外国(主に米国とします)での売り上げを日本円に換金するには、ご質問者様が仰るようにドル「売り」円「買い」をしなければなりません。 しかし、売り上げが米ドル換算である限り、為替変動のリスクは常につきまといますね。 ご存じのように円高になれば黙っていても円換算では売り上げが減少する訳です。 そのような自体を回避するためにヘッジと呼ばれる行為が、円「売り」ドル「買い」です。 例えば、2009年度のドル円レートを95円と設定している場合には、95円よりも円高に推移すると予測している海外の売上高が目減りします。 よって、ある一定額(企業によって様々でしょうけど)を95円94円と段階的にドルを買うことで、円高による売上高の為替変動による減少を為替取引によってヘッジ(リスク回避)する訳です。 つまり売り上げ金の為替変動による減少を直接的な為替取引の差益によって補っている訳です。 これと正反対の事を輸入企業や原材料を輸入している企業は行っています。

ichigobunn
質問者

お礼

tom900さん。  早速のご回答をありがとうございます。 企業の為替レートは一応の目安を決めることで、各四半期、中間、年間の収益計算を出しているのですね。 ある企業の記事から、為替レートに予約を入れていることを読んだことがあります。 そう考えると、為替市場で$売りのポジションを建てているため、最終の決済では、最低1度は$買い(買い戻し・返済買い)をすることになりますね。 その間にも為替の動きによって輸出・輸入企業は為替市場で損益を確保するために動いているということですね。 ありがとうございました。

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