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プロダクト制作について
- プロダクト制作の方法や選択肢について具体的な情報がない場合、CADソフトを使って自分で制作するか、制作会社に依頼するか選択する必要があります。
- プロダクト制作において、グラフィックデザイナーである場合、イラストレーターやシェーディングの知識を活かすことができます。
- プロダクト制作にはコストや意思疎通の問題がありますが、自分で制作するか、専門の制作会社に依頼するか選択することが重要です。CAMやCADの知識を身につけることも考えられます。
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工業デザイン科を卒業し、インテリア小物の会社でオブジェから家具まで デザイン~製作発注を経験し、現在はインテリアデザインの仕事をしています。 同級生に工業製品専門のモックアップ製作会社に勤めている者もいます。 立体作品~商品として量産、樹脂かガラスとのことですが、もう少し具体的にいうとどんな物でしょう? 単なるオブジェ的な作品?フィギュア?照明器具のように、ある機能を内包した工業製品?それぞれ方法は違ってくると思います。 まず量産について、樹脂にしろガラスにしろ金型が必要になりますよね。 形状の複雑さによって数十万~数百万円も掛かりますが、製作個数によって1個に掛かるコストが変わってきますから、一概には言えません。 そこで単品の作品としてか、モックアップとして考えますが、 モックアップの製作会社に依頼すると樹脂の削りだしなどで作ってくれますが、手に載るようなサイズで初回30万円以上、また修正のたびに費用が発生するでしょう。 主に工業製品の金型を起こすためのスタディー模型で完成度が高いですから、金型代を思えば金額的には妥当と言えるでしょう。 >できたものに修正指示を加えていきながら、徐々に完成形へと近づける作業 >意思疎通の面で難しい ということであれば・・・ 以前仕事で、私が描いたイラストを1m角くらいの立体にしてお店に飾ったことがありますが、その時は、博物館やディズニーの装飾を手がける造形工房に依頼しました。 まずイラストを元に、縮尺の小さな物を油粘土で作ってもらい、チェック~修正して、次に発泡スチロール製の実寸を作りチェックして、最終的にFRPで製作してもらいました。 店で使うので最終的には何十万も掛かりましたが、油粘土造形+チェック修正込みで15万円程度、後は現物の製作費用でした。 同じ方法でFRPで雌型を作って、同じ物を複数個作ったこともありますが、 最終形をFRPではなく、樹脂コーティングで製作することもできますので 現実的かもしれません。
お礼
とてもご丁寧に、また様々なケースでご回答いただき、 本当にありがとうございました。 今回、制作するものには、照明器具もあったのですが オブジェ的な要素が強いため、精密な図面通りに・・というよりも、 感覚やセンスでお仕事できるところ、探していました。 なので、1m角のオブジェを制作された過程は、まさに理想的な流れで とても参考になりました。費用も教えていただき、大変感謝いたします。 早速、教えていただいたような造形工房さまを探してみようと思います。