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抗がん剤治療による白血球現象の理由
母が胃がん術後の補助化学療法でTS-1を服用しています。 白血球の減少で休薬することがあるのですが、 (1)白血球はなぜ減るのでしょうか。 白血球が抗がん剤を攻撃することによって、減少するためでしょうか。 抗がん剤が白血球を作る骨髄に影響を及ぼし、白血球を作る量が減ってしまうのでしょうか。 (2)白血球とがん細胞の関係は。 白血球が減ると休薬するのは、がん細胞を攻撃する白血球が減ってしまうからでしょうか。がん細胞限定ではなく、抵抗力が下がって、他の病気にかかりやすくなってしまうためでしょうか。
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> (1)白血球はなぜ減るのでしょうか。 現在使われている抗がん剤は、細胞分裂が活発な癌細胞へ効くように細胞分裂に作用する薬が多いのです。 そのため、骨髄で作られる白血球は、正常な細胞であるにも関わらず細胞分裂が活発なため攻撃の対象となる場合があります。 これが抗がん剤による白血球減少です。 同じような原因で、赤血球や血小板が減ったり、髪の毛が抜けることがあります。 > (2)白血球とがん細胞の関係は。 > 白血球が減ると休薬するのは、がん細胞を攻撃する白血球が減って > しまうからでしょうか。 > がん細胞限定ではなく、抵抗力が下がって、 > 他の病気にかかりやすくなってしまうためでしょうか。 両方あると思います。 しかし、一般的には免疫力が下がることで感染症が重症化しやすいため、白血球が回復するのを待ちます。 歴史的に、免疫力が下がって感染症による副作用死も多くあったためです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 白血球と抗がん剤の関係を理解することができました。 そういうことであれば、 白血球が減る=がん細胞にも効いている と考えたいところですが、それはまた別の問題なのですよね。 このあたりは主治医に確認してみたいと思いました。 ありがとうございました。