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スーパー雑草対策のついて
9月7日NHKの「クローズアップ現代」では除草剤に耐性をもったスーパー雑草の話が取り上げられていました。水田ではオモダカがもとから万能除草剤として使用されたSU剤に耐性があったとのことでした。除草剤以外の対策としては水位をあげるとか水温を上げることが薦められていました。 除草対策だけで多額の費用(燃料と器械)と人手がかかっていることは、田畑の付近をみていればわかります。 これからの農業では生物学的方法も応用すれば、省エネにもなりそうに思います。 私は農業にはまったくタッチしていない門外漢なので初歩的な質問になりますが、いわゆる「合鴨農法」ではこんな問題は解決されているのでしょうか?
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基本的に「合鴨農法」は除草のために行うのではなく、効果的に 除草剤以外で除草を行うには下記の除草機などを使う必要があります。 「除草機」 http://www.yamanashi-stihl.co.jp/myweb1_031.htm 「合鴨農法」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E9%B4%A8%E8%BE%B2%E6%B3%95 基本的に生物は有害なもの(?)に対する抵抗性は付くものであって、 除草剤に限る話ではありません。 農薬でも殺ダニ剤なども抵抗性との戦いです。すぐ効かなくなります。 (番組も見ましたが、除草剤が効かない雑草に対してSU剤が作られたのであって すでにずいぶん前にSU剤の効かない雑草の話は出ていました。) 根本的になぜ人力で除草しないで、除草剤に頼るのか? それこそ、労力も含めた経済性の問題です。 (今の販売価格が再生産価格に満たないので、民主党の保障制度の話が出ていいるのです。) >除草剤を使わないようにするのなら、機械が入るように株間を開けるのがいい >とはおもいます。取れすぎて困っている米ならなるべく人手がかからない省力型 >でいくべきでしょう。 通常の稲作でも赤字なのにこのやり方をしたら、ほとんどの農家は大赤字です。 【参考データ】 http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/nri0807re3.pdf 多くの農家では機械の更新すら難しいのが現状です。
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- 探し(佐賀市) 人(@sagasibito)
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いいですねぇ~「合鴨農法」に「除草機」を使った農業。。 経費が増えた分を米価に転換できるなら、いくらでもそんな米を作ります。(笑) わざわざそんな付加価値をつけたお米を作っても売れなければ意味がありません 今は安ければいいと思ってる消費者が多いからです。 ※合鴨も田んぼの雑草だけでは生きていけません、配合飼料なども食べさせないと病気になって死んでしまいます。 ※サラリーマンが2つの仕事の選択を迫られました、どっちを選んでも昇給やボーナスに違いはありません 「1」今までと同じ仕事(同じ部署の人との人間関係は良好) 「2」違う部署に移動して、残業が増え日曜出勤までしても給料が同じか下がると分かっいる仕事 「2」の仕事を喜んでする人がいますか?
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ありがとうございます。 安ければいいとばかりは消費者は考えていないでしょう。以前タイ米が輸入されたときにはあまり売れませんでした。 タイ米はすぐに虫がわくとのことで嫌われた点もありますが、逆に日本の米は農薬が残留していることの裏返しですので、日本の消費者はきれい好きすぎて、逆に農薬の使用に甘いといえるでしょう。 タイの人は香りのないやわらかい日本米を好きではないとのことです。 タイ米などはチャーハン、カレーライスでは美味しいので私は好きでした。あれば買いたいと思いますが、残念ながら現在では市場に出てきません。 日本に住んでいるフィリピンやブラジルの人たちは、安さと香りで日本米よりタイ米を買うとのスーパーのひとの話です。 「合鴨米」でインターネット販売すればかなり売れないですかね? 最近では安全を買う人は少なくないと思います。 除草で手間が省けた分で合鴨を肥育して販売するのはどうですか。 サラリーマンと農業経営では労働の質がまるで違うので比較にならないと思います。自然相手の仕事は自分で考える力がないとやれないところが多分にあります。農家の人はなんのかのといいながら都会でいえば社長宅のような広い敷地の大きな自宅で生活していますよ。
- debukuro
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生物を利用するときは対象に制約があります アイガモはウマノアシガタやイネ科の草を食べないでしょうね そうでなければイネまで食べてしまいますね 何でも食べてしまう動物は人間くらいのものです 化学肥料を使うことで農作物だけではなく雑草も生育させてしまうのです 雑草と言っても特別なものではありません 目的によって雑草と作物に分けられているだけです 麦畑に生えれば米も雑草と呼ばれます だからあらゆる雑草に効果的な除草方なんて無いのです
お礼
合鴨は生まれて2年目の若鳥のみを使用して、田植え時期の水田に話すと草やその種も食べてくれると聞いています。鴨鍋はうまいですから、お勧めのように考えていました。 麦畑などはどう対策すればいいかわかりませんが、株の間を離して置き除草機をいれているところもあるようですね。 株の間を離すと収量が減りそうなきがしますが、穂数が増えて大きな減収にはならないそうです。 むかし中国の文化大革命のとき、蜜稙の直播農法で大成功と報道されましたが、真っ赤な嘘であったとのことです。 除草剤を使わないようにするのなら、機械が入るように株間を開けるのがいいとはおもいます。取れすぎて困っている米ならなるべく人手がかからない省力型でいくべきでしょう。
お礼
ありがとうございます。 除草機は稲刈りとか田植えのように集中して必要とされないので、共同使用しやすいのではないでしょうか? 合鴨農法についてはなかなか難しくて、老齢化する農業人口ではますます無理かもしれませんね。 普及するとすれば何らかの政治的助成が必要ですね。そして鴨肉を好きになってくれる消費者も。 むかし 牛肉でも モツとか、テールとか、タンを食べる人が少なかったのに、その美味しさがわかるようにになって、だんだん手に入らなくなったこともありますので、鴨も売れるようになればと考えたりします。少なくとも我が家では合鴨が手に入るとよく鴨なべをします。