ベストアンサー 臭化n-ブチルについて。 2003/04/19 11:15 n-ブチルアルコールと臭化ナトリウムから臭化n-ブチルを合成するときに出来る副生成物は何ですか?反応機構を考えたのですが、わかりませんでした。助けてください… みんなの回答 (3) 専門家の回答 質問者が選んだベストアンサー ベストアンサー misa626 ベストアンサー率100% (1/1) 2003/04/23 14:38 回答No.3 私もkuroko-sanと同じような方法で合成をしました。この場合、臭化n-ブチルの生成はSN2反応で進んだと考えられます。この時に考えられる副生成物はジブチルエーテル(C4H9-O-C4H9)と1-ブテン(CH3-CH2-CH=CH2)です。 まずn-ブチルアルコールの-OH基のOが、硫酸のプロトンを引き抜き、n-ブチルアルコールが CH3-CH2-CH2-CH2-OH2+ になります。このOH2+がついたCに、別のn-ブチルアルコールの-OH基のOが背面攻撃します。そして反転が起こり、ジブチルエーテルとH20が生成します。 1-ブテンの生成は、アンチ脱離によって起こります。先述したように、n-ブチルアルコールと硫酸の反応で、n-ブチルアルコールは CH3-CH2-CH2-CH2-OH2+ になります。この左から3つ目のCについたHが、臭化物イオンにより引き抜かれ、左から3つ目のCと左から4つ目のCとが二重結合を形成するのと同時に、左から4つ目のCについたOH2+が脱離して、1-ブテンとH2OとHBrが生成します。 私が行った実験ではこのような反応機構で副生成物が生成したと考えられますが、rei00さんのおっしゃるように、様々な可能性を考えなければならないので、副生成物がこれだけであるとは断言できません。わかりにくい書き方で申し訳ないのですが、よかったら参考にしてみて下さい。 質問者 お礼 2003/04/23 18:01 ありがとうございました。丁寧に教えていただいたのでとても助かりました。これを参考にして副生成物を考えられるだけ考えてみます。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 その他の回答 (2) rei00 ベストアンサー率50% (1133/2260) 2003/04/21 19:13 回答No.2 rei00 です。補足拝見しました。 > 臭化ナトリウムとn-ブチルアルコールに濃硫酸を加えて蒸留し、 でしたら,酸触媒で生じる「n-ブチルカチオン」を中間体とする反応ですね。 だとすると,考えられる反応は「求核置換(カチオンへの求核付加)」,「脱離反応」,「転移反応」の3種類です。ただし,転移して生じるカチオンへの求核付加やそこからの脱離反応も考えられます。 また,求核種は目的の臭化物イオン(Br-)以外に,n-ブチルアルコールも考えないといけません。転移の場合も1回の転移に限らず2回,3回の転移も考えないといけません。 以上,実際に何ができているかは,その副生物を単離してデータを取らないと解りませんので,考えられる可能性だけを挙げてみました。参考にして下さい。 質問者 お礼 2003/04/23 18:04 ありがとうございました。参考にさせていただきます。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 1 rei00 ベストアンサー率50% (1133/2260) 2003/04/19 12:35 回答No.1 実験レポートでしょうか? 問題集でしょうか? 「n-ブチルアルコール」と「臭化ナトリウム」だけでは「臭化n-ブチル」はできないと思います。他に何か使っていませんか? それによって副生成物も変わってきます。 一応,「n-ブチルアルコール」と「臭化ナトリウム」だけだとすると,次の反応と考えられます。 n-Bu-OH + NaBr → n-Bu-Br + NaOH しかし,通常は「臭化n-ブチル」と「水酸化ナトリウム」から「n-ブチルアルコール」を作ります。つまり,上記の反応は起こらないです。 必要なら,反応条件など補足下さい。 質問者 補足 2003/04/19 17:05 臭化ナトリウムとn-ブチルアルコールに濃硫酸を加えて蒸留し、留出液を濃硫酸で分離した後、臭化n-ブチル層を水酸化ナトリウム水溶液で洗ってからもう一度蒸留を行う実験です。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 カテゴリ 学問・教育自然科学化学 関連するQ&A 臭化ブチルの合成 n-ブチルアルコールと臭化ナトリウム、濃硫酸から臭化ブチルを合成しました。 ブチルアルコールと臭化ナトリウムに濃硫酸を加える時、硫酸をゆっくり入れたのですが早く入れすぎてしまうとなぜいけないのでしょうか? 硫酸とアルコールの脱水が起きてしまうからでしょうか? しかし、一級アルコールと硫酸の脱水は加熱しないと起こらないと思うのですが、今回の実験では水浴した溶液に濃硫酸を加えました。 それから、ブチルアルコール、臭化ナトリウム1モルに対して濃硫酸を2モルほど使用しました。 これはなぜでしょうか? 硫酸がブチルアルコールの-OH基をプロトン化するのはわかるのですがそれだったら1モルでいいのではないでしょうか? 回答よろしくお願いいたします。 臭化ブチルの合成について この間実験で、n-ブチルアルコールと臭化ナトリウム、濃硫酸を一時間加熱還流して臭化ブチルを合成し、その後水蒸気蒸留を行い、その留出液(臭化ブチル)を分液ロートで水→濃硫酸→水→水酸化ナトリウム水溶液の順番で洗浄しました。 質問なんですが、臭化ブチルを合成する際、加熱還流するのはなぜでしょうか。ただ加熱するだけではいけないのでしょうか。また、水蒸気蒸留の留出液を水酸化ナトリウムで洗浄するのはなぜでしょうか。回答をよろしくお願いします。 臭化ブチルの合成にあたって 先日、水溶媒中で、ブチルアルコールと臭化ナトリウムを硫酸によって反応させ、臭化ブチルを合成する実験を行いました。 ブチルアルコールと臭化ナトリウムの入った水を氷浴で冷却しかくはんしながら、分液ロートで少しずつ硫酸をそこへ加えるという作業だったのですが、、、、硫酸を加えるペースが速すぎて、液いっぱいに白いジェル状のものができてしまいました(ところどころ黄色い部分がありました)。その後の還流加熱で全て溶けましたが、このジェル状のものは一体何だったんでしょうか? 天文学のお話。日本ではどのように考えられていた? 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ありがとうございました。丁寧に教えていただいたのでとても助かりました。これを参考にして副生成物を考えられるだけ考えてみます。