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特区ってどうなったんでしょう??
以前、だいぶいろんな特区がマスコミで騒がれていましたが、その後どうなったのでしょう? 具体的に、成功した特区、失敗した特区って、ご存知ありませんか?
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成功した物に小豆島にある内海町の「オリーブ振興特区」があります。 特区制度の第一弾として認定された物で具体的には、 「新規参入の許可が取りづらいため振興しづらい農業について、 許可を緩和し、新規参入の企業が遊休農地を使って、 地元特産のオリーブを栽培出来るようにし、町の活性化を図る。」 という物です。 オリーブはもともと小豆島の特産でしたが、安い外国産に押され栽培地が激減していました。 これを危惧した自治体が1998年に助成制度を初め、更に2003年にこの特区が制定された事でオリーブ産業が復活しました。
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こんばんは。 北海道にどぶろく特区という町がありますが、どぶろくなんて昔は みんな造っていたんですよ。 それが今じゃ「お前の所だけは造っていいぞ」なんて言って、 許可を与えるのが特区であり、これは官僚の上から目線以外の 何者でもありません。一定の要件を満たせば何処でだって造らせ ればいいんです。 他では造れないので一定の売り上げは上げれるでしょうが、 それじゃ何かが違うでしょって思っています・・・
- issaku
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具体的な成功・失敗の実態は寡聞にして知りません。 首相官邸資料などから見てとれる成功事例、つまり全国展開まで漕ぎ着けたものは、幼稚園・保育園合同保育、農地貸付方式による株式会社農業参入などあるようですが、認知度はそう高くないように見受けられます。 いわゆる構造改革特区は規制緩和の実験として自由度が高い反面、実現への課題や抵抗も大きく(カジノ構想とか)、実現した事業は比較的に変化が緩やかでリスクの少ないものが多かったように感じます。 たとえば特区第1号の小中高一貫教育校設置など、開校時に入学した子がまだ小学生ですので、効果を図るのは困難でしょう。 しかし、評価を下すのはまだ早急としても、現時点において、規制緩和の呼び水としての政策効果には疑問を感じます。 たとえば、この特区構想を発案した当時の若手官僚が先の選挙で民主党から当選してますが、彼のブログには経歴上の実績として全く謳われていません。これは、特区が成功していないということか、小泉構造改革の政策だからなのか、どちらかだと思うのですが、いずれにせよあまりパッとしないことは確かです。 法令上の期限延長であと数年続くはずですが、政官民眺めても積極的な推進姿勢、つまり盛り上がりに欠けており、これは提案型の政策としては事実上の後退的状態といえるでしょう。 トータルすると、「部分的には成功、しかし持続的な盛り上がりがなく、今のところは当初に期待したほどの効果は無い」というのが自分の現時点での評価です。