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人間以外にも、恥ずかしさ、羞恥心がある動物はいますか?

やはり人間のみが 服を着て、性器を隠し、人前で排泄、性交するのを恥らうのでしょうか?(一部を除く) 恥ずかしいから人目に付かないところで性交する動物もいるのでしょうか? 服を着るのは人間だけなので 羞恥心があるのは人間だけですか? よろしくお願いします。

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回答No.4

 ijuhygさんのこの質問に興味を持っています。  チンパンジーは笑うらしいですね。そうだとするとチンパンジーに恥じらいの気持ちがあっても不思議とは思いません。  もし“猿(日本猿?)”が子供のころから飼い主にパンツをはかされ、人間同様に育てられたとしたら、“恥”を学習するのではないでしょうか。  そう思うと、回答者debukuroさんが目撃した動物園の猿について、もっと知りたくなります。  その猿は、自然に近い状態に放し飼いされていたのか。あるいは比較的飼育係との接触が多く、衣服を着せられたり芸をしたりするのか、ということを。  衣服を着せられるなど、人間的な扱いをされている猿ならば、“学習”の結果による行動とも受け取れると思えるからです。  ijuhygさんはこの点をどう思われますか。  もし私と同じように興味を持ってくださったら、回答者debukuroさんに聞いてみていただけるとありがたく思います。  (回答者ruehasさん経由でijuhygさんのこの質問にたどりつきました)  

ijuhyg
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.3

こんにちは。 羞恥心といいますのは「自己嫌悪」です。 我々動物の脳内(大脳辺縁系)には結果に対する評価基準があり、これに伴って発生するのが情動反応です。ここで不利益が判定されますと「嫌悪感(不快情動)」が発生し、回避行動が選択されます。このように、結果に対して利益・不利益を判定し、与えられた状況に応じた行動を選択する機能はほとんどの動物に備わっています。そして、これが動物の脳内で行われる「行動選択のための結果評価」です。 では、これが「自己嫌悪」であるためには、そこで行われるのは結果評価ではなく、「自己評価」でなければなりません。これにより、嫌悪反応の対象は発生した結果ではなく、その行為の主体である自分に移行します。このため、ここでは自己嫌悪に対する回避行動として「隠す」「ごまかす」という行為が選択されます。そして、このようにして発生する「回避行動の動機」を、我々は「羞恥心」と呼んでいます。 従いまして、そこに発生した感情が羞恥心と分類されるためには脳内でこの「内省・自己評価」の行われることが最低条件となります。ところが、人間以外の他の動物の脳にそれができるかどうかというのは、これは世界中の動物学者さんたちが長年に渡って論議を重ねている難問であり、残念ながらまだ決着は付いていないようです。 脳の構造が違うというならば、それは人間だけの特徴とすることができるかも知れません。ですが、少なくとも哺乳類及び鳥類の脳内で情動機能といいますのは人間と同様に発達しており、構造的な違いは何処にもありません。ならば、それは「知能の高さの問題」ということになるのですが、ここで、ではどのくらい知能が高ければ羞恥心を持つことができるのかというのにはっきりと線引きをすることがどうしてもできません。 ここでもうひとつ羞恥心というものの基本的な条件を述べておきますと(詳しい説明は省きますが)、それは「学習行動でなければならない」ということです。これが学習行動であるため、どうしても知能の高さというものがバイアスとして働くことになります。 では、それが本能行動であるならば、恥ずかしいという感情は無条件反応として発生しなければなりません。ですが、羞恥心といいますのは自己嫌悪であり、そのためには必ずや自己評価というものが行われなければなりません。そして、それは学習行動である限り、評価基準はどうしても生後環境から獲得されなければなりません。従いまして、服を着る習慣のない集団である場合はこれに従う評価基準を学習することができません。 前の回答者さんが紹介して下さいましたサルの行動はたいへん興味深く拝見致しました。この場合サルは、原因が自分であることを自覚していなければこのような行動を執ることはできないと思います。本当にそんなことがあったんですね、これには驚きました。 ただ、 「性器の露出が恥ずかしい」 「他人をバカにして笑う」 このようなものは我々人間の価値観でありますから、サルにはこのような判定基準を学習する機会は恐らく与えられていと思います。 ですから、サルには性器の露出を自分の過失と評価することはできませんし、そもそも見物人が笑うという行為の意味を知りません。ですが、サルが原因を自覚し、それを異常事態と判定するならば羞恥心が発生しなくとも結果評価に基づく回避行動の選択はその場で十分に可能となります。 このように、そのサルに羞恥心が発生しなかったと断言することはできませんが、ここで我々人間の価値観を前提にしてしまいますと、それを客観的な観察結果として扱うことが少々難しくなると思います。 「裸で外を歩いてはいけない」 「人前でHをしてはいけない」 このようなものは我々が生まれ育った社会の「文化的価値観」です。 それは学習行動であるため、我々人間の羞恥心といいますのはそのほとんどがこのようなものに縛られています。ですが、慣習である以上それは絶対的な基準ではなく、果たして、文化や時代が変われば羞恥心の対象も簡単に変わってしまいます。 では、「絶対的な基準」といいますならば、例えば「失敗・過失」なんていいますのは全ての動物にとって極めて明確な判定対象となります。 ネコといいますのは失敗をするとゴマかそうするそうですね。この「ネコの照れ隠し」は飼っているひとならば良く見たことがあるみたいです。ならば、ネコには羞恥心があるのかといいますならば、実はここにも少々問題があります。 ネコとしいますのはたいへん用心深い動物であり、そもそも自分の弱点を他者に見せないといのが習性として備わっているのです。因みに、怪我をしたり弱っているのが仲間に知れてしまいますと集団で虐待を受けることになります。 これが原因かどうかは分りませんが、ネコは飼い主にも弱点を見せません。自分の身体が弱ってきたと感じたときは、ネコは何処かに身を隠して密かに回復を待ちます。このため、不幸にして老齢で衰弱が続きますとそのまま死んでしまうわけです。ネコが誰にも死に場所を見せないというのはこういうことらしいです。 このように、もしそれが本能行動であるならば、私としましてはネコに羞恥心があるというのには、ここでちょっと待ったを掛けておきたいと考えます。 というわけで、これは他の動物にも羞恥心はあるかというご質問であり、結局ごちゃごちゃと結論を出せずに申し訳ないのですが、一部は専門の学者さんがまだ研究をしていることですので、その辺りは平にご容赦下さい。 先に申し上げました通り、高等動物の場合は脳の構造に違いはありませんので、我々人間と同様の感情を発生させることは十分に可能です。感情といいますのは大脳辺縁系の情動判定が行動や自律反応として身体に表出され、その結果を喜怒哀楽など特定のパターンに分類したものです。ですから、その動物の表情や行動を見れば、ネコが喜んでいる、イヌが怒っている、我々は他の動物の感情を分類することができます。ですが、このような単純な感情とは違い、それが羞恥心と分類されるためには道徳観や自己評価といった、かなり複雑な条件が加わらなければなりません。 感情といいますのは動物が与えられた状況に応じた行動を選択するために発生するものです。ならば、人間が羞恥心を発生させて行動を選択しなければならないのは、それは我々に与えられる社会環境がそれだけ複雑であることを意味しています。では、他の動物の行動環境にこのような複雑な条件が揃うなどというのはそれほど頻繁に起こることでしょうか。私は、人間と動物の違いというのは、ひとつにはそこにあるのではないかと思います。

ijuhyg
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.2

猿、犬、猫には羞恥心があるようです ただ交尾など本能に関わる部分にはないと思います 動物園の猿のチンチンが飛び出しているの見物客が笑ったらその猿は一生懸命に隠すのですが手を離すとまたピョンと飛び出す ついに猿は壁に向いたまま動かなくなりました これは羞恥心の表れだと思います 犬は勘違いで行動したことを人に見られると小屋に入って顔を隠します そのときのいかにも恥ずかしそうな目つきも羞恥心を表していると思います 猫の照れ隠しは有名ですね

ijuhyg
質問者

お礼

お猿さん、可愛いですね。 見てみたいです。 ご回答ありがとうございます。

  • kazefuku4
  • ベストアンサー率21% (108/496)
回答No.1

猫は失敗をすると、そっぽを向いてごまかしますよね。 あれも羞恥心の一種ではないでしょうか。 ちなみに人間も昔はおおらかでしたよ。 人目を気にするようになったのは、社会的制約ができたからという事も関係あるでしょうね。 タブーは時代時代によって変化しますので。

ijuhyg
質問者

お礼

猫はそうなんですか。 いつか機会があれば見てみたいと思います。 どうもありがとうございました。

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