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 反米は悪なのですか?

反米国家を見ると、北朝鮮、ジンバブエ、など独裁国家が多いです 歴史的に見ても、スターリン、毛沢東、ヒトラー、金正日、フセインなど独裁者がかなりいます。 だから、反米主義者は独裁が大好きで自由と平和を嫌う人間が反米主義者なのですか?

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回答No.6

ベネズエラのように民主主義国家から社会主義革命が起こった国もあります。ベネズエラは産油国で豊富な油田で莫大な利益を出していましたが、それらは資本の論理で地域や地元にはほとんど還元されず、貧富の格差や貧困問題が深刻化していました。 国民の不満は爆発し社会主義革命へ至る事態となりました。 現在(少なくとも数年前までは)、米国はベネズエラ隣国の武装集団テロリストへの資金供給、軍事支援を行い、ベネズエラの社会主義体制転覆の政策を行っています。 (このように社会主義体制は世界最大の超軍事大国、経済大国である米国を敵に回す事になり、繁栄が非常に難しくなります。) 社会主義体制ができあがるまで、あるいは社会主義運動が起こるところには、必ず資本家たちの私欲をむさぼるあくどい行いの数々が散見される状況、土壌があります。多くの場合には(もちろん全てではない)、これら資本家の阿漕を押さえ込むために社会主義体制が生まれてくるのです。 しかし社会主義国家は独裁国家としての罠に陥りやすく、政治犯の拘束、殺害などに始まり恐怖政治へと行き着く事が多いのです。そして社会全体も衰退して行きます。 それとナチス、ヒットラー体制は、民主主義国家の中で、とても民主的な手続き、段取りの中で誕生しています。ナチスのユダヤ人迫害はとんでもないですが、米国の原爆投下もナチスの行ったホロコーストに匹敵する行いです。 多くの事柄が複雑に絡み合い、とても単純には割り切れないのです。 ただ共産主義国家体制下では民主主義者たちは体制転覆を謀る危険な存在であり悪の部類と広告が貼られ、民主主義国家においては共産主義者たちは体制転覆を謀る危険な存在でありは悪の部類としての広告が貼られます。ただそれだけです。

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回答No.5

米ソ冷戦について調べてみると答えが見えてくると思います。 米ソ冷戦は、民主主義陣営 対 共産主義陣営という図式でした。分かりやすく完全に二つに分けられない部分もありますが、基本軸はこの図式であり、そして民主国家は共産国家の批判広告を自国民に行い、共産国家は民主国家の批判広告を自国民に行い続けました。 それぞれの陣営の大ボス対決である米ソ冷戦で、ソ連の衰退がはじまると支援供給国を失った多くの共産主義国家が倒れてゆきました。 つまり民主主義国家が勝利したのです。

回答No.4

世の中に善悪などはありません。

  • owl1234
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回答No.3

私は、反米的な国の中では、イランとジンバブエしか行ったことがありませんので、その2つの国についてのみコメントします。 1.それらの国の人々は、アメリカのことが大好きです。アメリカ人のことも好きです。アメリカ製の物を買いたいのです。しかし「自分たちが望む生き方」も認めてもらいたいのです。 2.では、「自分たちが望む生き方」とは何でしょう。独裁、差別、軍事大国化などです。 ジンバブエは、かつて南部アフリカの優等生と言われていました。農産物を生み出す水と国土があり、食糧はほぼ100%自給できていました。コーヒー、紅茶、煙草などの農業商品作物があり、また、繊維産業や服飾品なども自給し、輸出できていましたので、貿易黒字を計上していました。しかし国家指導者が米英に反抗的な態度をとるようになり、産業インフラが破壊され、国民は飢え、今や大変なことになっています。 イランは、中東の国々としては珍しく淡水を100%自給できる国です。農作物も様々なものがとれ、食糧自給率が高いです。しかし1970年代の宗教革命により坊主が政権を奪取し、保身のために武器にお金を使うようになってしまいました。石油や天然ガスの埋蔵量が大いにも関わらず、国民の生活は(安定はしていますが)一向に改善しません。イランが軍備を強化しているので、周辺諸国も対抗せざるを得ません。被害者はイランと周辺国の国民です。 ということで、反米主義者は自由と平和を嫌うのではなく、自分の利益を国民の利益よりも優先する人たちだというのが実情だと思います。

回答No.2

独裁者が反米とは限りません。 蒋介石総統やパーレビ国王、チトー大統領等の独裁者を支援していました。 アメリカに眉を売る独裁者は善で、たてつく者を反米分子で悪と言っているのです。

  • precog
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回答No.1

>だから、反米主義者は独裁が大好きで自由と平和を嫌う人間が反米主義者なのですか? 昔はイデオロギー的に対立してないなら、戦う理由がなかったからです。 逆に大きな国と戦うには一致団結しなければなりませんので独裁の方が適しています。好き嫌いの問題ではありません。