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印刷物の写真の色が薄いのは?
最近、いかにもデジカメでとったままの写真を使っているような、できの悪い印刷物(パンフレットなど)を見かけることが多いのですが、どれも共通して、写真の色がとても薄いと感じます。 液晶テレビでとても色が浅く(薄く)感じるのと同じような発色なのですが、あれはいったいどういう現象なのでしょう? デジカメで撮った、というだけであんなに色が薄くなるものなのでしょうか?
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いまのデジカメ( デジ一眼)は優秀で、オフセット印刷の解像度なら ポジと見分けが付かない再現性を備えています。色調に関してはとくに コントラストが強い画像なら、ポジよりも再現性が高いです。だから デジカメの撮影品質は関係ないと考えてください。 その上で考えられる理由はおもに2つです。 1)#4さんも説明している CMYK 変換の際に、適切な補正を 施していないから。大手印刷会社ならノウハウもあり、デジ画像の 専門部署もあるので大丈夫ですが、小さな印刷所だと技術が足りず、 思い通りの色にならないことがあります。 2)#1さんが指摘している 紙 も影響します。安い紙を使うと 裏写りを防ぐため、インクの濃度を下げる必要があるのです。 ちなみに C100 M100 Y100 という濃度はどんな紙でもありえない のですが、紙が悪いと C80 M80 Y80 でも厳しかったりします。 なので印刷段階でインクを意図的に減らすことになります。
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- sunsowl
- ベストアンサー率22% (1025/4491)
もともとRGBで撮影された画像データを、製版段階でCMYKに変換していないのが理由ではないでしょうか。
お礼
なるほど、光3原色のデータを色材の3原色にちゃんと変換できていないから、ということですね。いちばんありえそうです。ありがとうございます。
- draft4
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インクの濃度を下げてインク代のコストを下げてるんです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 気になるのは写真だけで、イラストや文字とかは感じないので、インクの濃度をさげているのではなさそうなのですが…。
- 18OSX
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その印刷物がそう、と言うわけではありませんが 昔から、印刷費を安く上げる手段として 通常はC(藍)・M(紅)・Y(黄)・K(黒)の4色で刷るところを C(藍)・M(紅)・Y(黄)の3色だけで刷ってしまう場合があります。 理屈の上ではこの3色を混ぜればK(黒)になりますから、 印刷版の作り方次第で見られるようにはなりますが どうしても黒い部分の色のしまりが悪くなります。 ただ、ご質問の場合は >印刷物(パンフレットなど)を・・・ となっていますが、パンフレットにその印刷方法を使う事はあまりないと思います。 もしかしたら他の媒体(新聞紙など)用のデータを流用しているのかもしれません。 その場合でもUCRやGCRの違いで、4色で刷ってもそのような薄い色になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。とてもお詳しい方に教えていただいてありがたいです。 でも、見る限り、黒は黒でちゃんとでているようなので、3色ですられたものではないようです。 UCRやGCR、ちょっと調べてみましたが、いろいろ難しい方法があるんですね!
- esfdjdsuda
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紙が悪いか解像度が低いのではないでしょうか。
お礼
解像度自体は気になるようなものではなかったんです。紙もごく一般的なパンフレットだと思います。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。理由が一つに絞れない理由もわかりました。他の方の回答をベースにお答えいただきましたが、結果として一番納得できました。