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水遣りのタイミング
マニュアルによく書かれている水遣りタイミングの目安が、いまいち体感的にわかりません。 中でも「土の表面が乾いたら」という記述が多いのですがこういう時は 中はどのようになってることが想定されるのでしょう? 自分的には「表面が乾いて中はシットリ」という感じを想像しているのですが。 自分なりに以下のように洗濯物の乾き具合に比較してイメージしています。 間違っているでしょうか? カラカラになってる:よく乾いて気持ちよくタンスに仕舞える状態。 土の表面が乾いて2~3日:大体乾いてるけど、ウエストのゴムやポケットの内側はちょっと湿ってる 土の表面が乾いたら:風にあたってる所やTシャツの上半分くらいは乾いてる 土の表面が乾きかけたら:脱水かけた直後の洗濯物 ベシャベシャ:脱水コースに入る前の洗濯物
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俗に水遣り3年とか言われますが、そういう無益な事は信じなくてよろしい。水遣りは鉢底穴から水が流れるまで与えます。水遣りには水分補給だけではなく、空気(酸素)の入れ替え作業や(根の生育に必要)、老廃物、植物の生育に有害な有機酸などの洗い流しの作業の目的も含まれています。 まずは植物の特性を知識として見極める事です。植物によっても土の乾燥が好きなものもあり、乾燥を嫌うものもあります。 アヤメ科植物を例にとっても、アヤメ、ジャーマンアイリス、イチハツ、ニオイアヤメなどは土の乾燥を好み、ハナショウブ、カキツバタは湿地を好みます。 またユリやハナミズキ、ヤマボウシなども土の乾燥は嫌います。 サボテンや多肉植物はかなり土の乾燥を好み、水を遣り過ぎると失敗してしまいます。 本などでも良く読んで、各植物の特性をよく調べておきましょう。 ネットなどでは、中には酷いサイトなども一部見受けられますから、必ず複数調べておきましょう。商売を目的とするサイトでは越冬温度など少し甘めに記載されている場合もあります。 記載する責任度の大きさでは、圧倒的に本>ネットですから、できれば本を参考基準にされる事をお勧めします。 個人サイトなどは責任は無いに等しく、ヤバくなればサイトを閉じればよいだけです。しかし信頼に値する個人サイトもありますが、ここら辺の見極めは、幾分の経験値は要求されるところではあります・・。 一般的によく言われる、「土の表面が乾いてから十分水遣りする。」は確かに曖昧な表現です。鉢の大きさ、ひいてはその深さも関係しているからです。 3.5号や4号鉢ならば、表面1cmぐらいの深さが乾けば、十分土の表面が乾いたと言えるでしょう。しかし9号や10号以上の鉢ならば3cmぐらいの深さが乾かなければ、土の表面が乾いたとは言えません。(1号あたりの口径は約3cmです。) 指などで少しほじくってみて確認しましょう。あとは上記した植物の特性に合わせて調節します。 例えば土の乾燥が好きなユッカでは、土の表面が乾いて更に3~4日ぐらい置いて水遣りします。 水が好きな植物では、もう少し早めの水遣りでも構いません。 土質や鉢の材質にも関係があります。 粘土質や腐植質(腐葉土やバーク堆肥)の多い土よりも粒状性の土の方が乾きが早いです。 粒状性の土には、赤玉土、鹿沼土、日向土(軽石)、霧島ボラ土、富士砂、桐生砂などがあります。 水遣り回数の頻度が上がりメンドクサクはなりますが、土は湿る~乾く~湿る~乾くの間隔が短い方が、植物の生育の為には良いのです。 いつまでもジメジメと湿っていたのでは、過湿による「根腐れ」の原因となります。 従って土は一般的に排水性(通気性の良さにも通じる)を重視し、つまり水はけの良い土を使うのが賢明です。同時に必ず「鉢底石」も入れるようにします。鉢の底は水が溜まり易く、根腐れの原因となるからです。 前質問における観葉植物の土は、私の場合、全て赤玉土と完熟腐葉土(バーク堆肥でも可。)と霧島ボラ土(あるいは日向土)で土づくりしています。 細目のフルイにかけて微塵粉を抜いた、赤玉土(小粒)を6割、黒々とした完熟腐葉土を2割、霧島ボラ土(小粒)を2割の自家製混合土です。 8号鉢以上になると赤玉土は中粒も少しずつ混ぜていきます。 必要なものはフルイ(大中小の取替え網付き)、土入れ(大中小のセット)、各土類、全てホームセンターあたりで入手できるものです。 微塵粉を受けたり、土を混ぜるのに使う、発泡スチロール製のリンゴ箱が2つあると便利です。スーパーあたりで分けてもらいます。 この混合土は便利で、洋ラン以外はほぼオールマイティーに使えます。 いきなりはびっくりされるでしょうが、覚えておいて損はなく、またガーデニングのスキルアップも図れます。 また植え込み時は土にリン酸成分の多い、マグァンプKなどの緩効性化成肥料を混ぜておくと花つきや実つきが良いでしょう。 http://www.hyponex.co.jp/catalog/02/index.html#b(粒の大きさによって肥効期間が違い、普通は中粒や大粒を使います。) まあ慣れないうちは市販の土でも構いませんが、なるべく水はけの良い土を選びましょう。あまり安価な土は、この点において劣る場合があります。袋に透明部分のない土は購入を控えます。 鉢によっても土の乾き易さが違い、乾き易い順から言えば、素焼き鉢→駄温鉢→プラ鉢→陶器鉢の順です。テラコッタなどは種類が多く、材質的に多少の違いがあり、素焼き鉢から駄温鉢のところにあると言えるでしょう。 鉢底穴もプラ鉢以外は大きめの直径のものを選びます。排水性あるいは下からの通気性も大事です。レンガを2つ並べて鉢をその上に置くのは、この通気性を重視しています。根の張りが良くなり、大きく育ちます。 あとは植物の特性を見極めて、鉢と土を選び組み合わせます。 例として、乾燥の好きな多肉植物のアロエは、素焼き鉢と上記した自家配合土の組み合わせがベストです。 一般的な植物でしたら、プラ鉢や駄温鉢、あるいはテラコッタあたりでも良いでしょう。 http://www2.shufunotomo.co.jp/webmado/search.php3?search=genru&genru=660 http://www.nhk-book.co.jp/engei/engeibooks/list.html http://www.nhk-book.co.jp/engei/engeibooks/list2.html
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「土の表面が乾いたら」ほんとに曖昧な表現ですね。 割り箸を突っ込むとわかりますが、この状態は 「上半分くらい乾いてる」ではないでしょうか? 水遣りのタイミング、植物の特性によって 私はこのように分けて水遣りしています。 サボテン、多肉植物 タンスに仕舞える状態 ~ 内側は湿ってる 普通一般の植物 上半分くらい乾いてる ~ 脱水かけた直後の洗濯物 湿地植物、食虫植物 脱水コースに入る前の洗濯物 ~ 常に水に浸かってる 水遣り3年 ・・・ 水遣りはとても難しいです。 まずは育てている植物をよく知ること。 絶えず植物と会話をすること。
お礼
回答ありがとうございました。 上半分ですか。 うちの植物はカランコエ以外一般の植物に入りますかね。 そのうちスパティフィラムだけは脱水かけた洗濯物くらいでも 葉がうなだれます。 そうですね。各個体の好みをよく知らないといけないですね。 水遣り3年っていうのは知るのにそれくらいの経験が要るってことなんでしょか。 同じドラセナ族や、サトイモ科の中でも、好みは違うみたいで「わ~!」ってなります^^;
お礼
手取足取り教えていただきありがとうございました。 四季に富んだ日本で植物を育てるのは本当に難しいですね。 4日前には蒸れの心配してたのに昨日から乾燥の心配です。 鉢の素材と形について最近丁度色々発見することが多くて、大変勉強になりました。 やっぱりプラ>陶器なんですね。通気性ないのは一緒だと思って買ったのがすごく孔が小さくて、 プラ鉢は底にいっぱいスリットが入ってるものが多いのに対してこれは…(汗) 素焼きと同じ形なのに、底に足がなくて孔が小さいテラコッタとか、素焼きは孔が大きいとか、 買うときそういうところまで見ないといけないですね。全く初心者でそんなことも気づき始めたところです。 もっと本を買って勉強します。でもそうしてる間にも植物たちは何かを求めているので、教えてちゃんで申し訳ないですが 色々ご指南いただいて助かりました。ありがとうございました。 土をブレンドするような余裕(スペース的にも)はないので市販の「花ごころ・観葉植物の土」というのを使ってます。 排水性は良さそうです。透明部分のない袋は避けるんですね。中を見られたくない商品なんですね。 植物はグリーンと言って見えてるところばかり見てしまいますが、 常に見えてない土から下の状況を脳内で見ていないといけないなと 最近理解しはじめた所です。