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倒叙推理小説のお勧め教えてください
先日、「青の炎」を読みました。 巻末を読み、倒叙推理小説というジャンルがあるのをしりました。 「青の炎」がとても面白かったので、他の本も読んでみたいと思いました。 小説にはあんまり詳しいほうではないので、何でも教えてください。 倒叙推理小説とは犯人が完全犯罪を企て実行し、 だんだんとその企てがほころび、 ばれていくという犯人の心理が細かく描かれている小説みたいです。 普通の推理小説は犯人がわからないものですが、 倒叙推理小説ははじめから犯人がわかっているというものみたいです。 宜しくお願いします。
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海外の物ですが、倒叙ミステリーの3大名作は 「殺意」フランシス・アイルズ(アントニー・バークリー) 「クロイドン発12時30分」F・W・クロフツ 「伯母殺人事件」リチャード・ハル という事になっています。 このあたりから読まれてみてはいかがでしょうか。
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小説では有りませんが,倒叙物といえば「刑事コロンボ」が超有名ですね。それを参考に「古畑任三郎」も出来ました。 ちなみに小説ではリチャード・オースティン・フリーマンが生みの親で「ジョン・ソーンダイク博士シリーズ」が有名ですね。 他にはF・W・クロフツも有名です。 http://www.meitantei.com/book/crofts.htm
- h13124
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倒叙式という形式が、日本で知られるようになったのは、やはり、テレビの刑事コロンボシリーズだと思います。 古本屋でも、たくさん見かけます。これこそ素晴らしいと言うわけでもないのですが、どれもそれなり以上のできで安心して楽しめるとは思います。ただ、私は、ほんの数冊しか読んでないのですが。 ちなみにシャーロックホームズものの長編は、日本に最初に紹介されたときには、何故か倒叙式だったとか。この長編は、問題編と解決編に分かれた小説形式です。いま出版されているのは、当然、問題編、解決編の順です。これでは、明治時代には、わかりにくいと思われたのか、解決編、問題編の順で掲載されたそうです。本来倒叙式では、無かったために、単に薄っぺらい印象になってしまったそうです。