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舌状花の交配方法について
こんにちは 八重のマーガレットやアスター、キクの交配をしてみようと思っています。 これらは、舌状花ですので、花粉がめしべによって筒より押し出されて 出てくるのだと思いますが、この花粉を他の花に受粉させるのは 一般的にどのような方法で行っているのでしょうか? 花が八重ですし、舌状花があまりにも小さいのと、舌状花が ぎっちり詰まっていて花粉が見えません。 確実に受粉できるやり方やコツなどありましたら、アドバイスよろしくお願いいたします。
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- ff01
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> 通常一般的に交配によって品種として出回っているものは、 > 花粉ができる花「半八重」を交配したものということに > なるわけですね。 そうとは限りません。 まず、該当の株に種子ができることを確かめられたのでしょうか? そのままで種子ができないものは、交配のしようがありません。 「交配によって品種として出回っている」 苗でなく、種子だったのですね。(苗だったら、無性繁殖かも?) その種子ををまいて、成長した植物の花の形質は均一ですか? それとも、変異に富んでいますか? 後者であれば、交配は可能と思われます。まず、おしべ、めしべの 成熟時期を確かめてください。 前者の場合、できない可能性もあります。 つまり、特定品種の母株に、特定品種の花粉で受粉させた種子の可能性 が高いです。この雑種に、完全なめしべ、おしべの両方ができていれば 良いのですが、そうでない場合もあります。 種苗業者にとって、種子の購買者が勝手に増やすと困るわけで、 「生殖能力のない雑種」が最も望ましく、そのような努力をしています。 例えば、2倍体の「親A」に4倍体の「親B」の花粉を受粉させてできた 種子の「子C」は3倍体ですから、正常な胚珠、花粉ができません。 つまり、「子C」を栽培する者は、毎年種子を買う必要があります。 このような種子は、種子生産業者の利益を守るだけでなく、 勝手に増えないから、「環境」にとっても安全な植物といえます。 業界は、そのような種子の生産を目指しています。 お尋ねの植物の場合、八重咲きで、めしべ・おしべは発達せず、 無性繁殖(芽ざし、組織培養)で苗を作ったものではないかと推測します。
- ff01
- ベストアンサー率56% (29/51)
> 花が八重ですし 花が八重ということは、おしべ・めしべが花弁化しているということですね、 それならば、花粉はできないはずですが? 八重咲きの品種は種子ができないので無性繁殖で増やします。 もちろん、花弁化の程度によっては、花粉ができる花もあります。 そういう状態は「半八重」と呼ぶのが普通です。
- debukuro
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花を摘み取って他の花にこすり付ければいいです ただし 自然交配なので咲いてしまったものを交配させることは不可能です 受粉させたい花が咲く前に未熟なおしべを除去します これをしておかないと咲くときに自花受粉してしまいます 顕微鏡的作業になります おしべを除去した花が咲いたら受粉させるおしべの花を摘んでこすり付けてやるのです
お礼
debukuroさま早速の回答ありがとうございます。 >花を摘み取って他の花にこすり付ければいいです 一度やってみたのですがうまくいきませんでした。 やり方が悪かったのかもしれません >自然交配なので咲いてしまったものを交配させることは不可能です >受粉させたい花が咲く前に未熟なおしべを除去します >これをしておかないと咲くときに自花受粉してしまいます >顕微鏡的作業になります キク科の植物はおしべ先熟性で自家受粉しないと思っていました。 かなり手間のかかる細かい作業ですね。 簡単に行う方法があればと思っていましたが、 >おしべを除去した花が咲いたら受粉させるおしべの花を摘んでこすり >付けてやるのです 了解いたしました。 秋になれば花が咲くと思いますので、試してみようと思います。 参考になるご意見ありがとうございました。
お礼
ff01さま、ご回答ありがとうございます。 >もちろん、花弁化の程度によっては、花粉ができる花もあります。 >そういう状態は「半八重」と呼ぶのが普通です。 通常一般的に交配によって品種として出回っているものは、 花粉ができる花「半八重」を交配したものということに なるわけですね。 とても勉強になりました。 自分は、「半八重」の簡単に確実にできる受粉方法があれば ご教示願いたいのですが、よろしくお願いいたします。