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下鴨膳部町の読み方
子供の頃下鴨に住んでいた者です。 近くに「下鴨膳部町」があり、子供たちは「ぜんぶちょう」と 読んでいました。ところが、最近若い学生と話しをしていたところ あれは「かしわべちょう」と読むんですよ、と注意されてしまい ました。 そこでネットで調べたのですが、Wikipediaは「ぜんぶちょう」。 しかし、それは間違いで「かしわべちょう」が正しい、という ページもいくつもあるようで、悩んでいます。 どなたか、歴史的に、時代的に、行政的に、地元の人の通称、 などに分けて解説していただけると嬉しいです。
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- mizunoe
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「膳部揃うて箸を取れ」が由来でしょうかと思い、お膳に関わるもので調べてみました。 ★植物「柏」の説明より引用 5月5日の節句のときに食べる「柏餅」は、この柏の若葉を乾燥させて餅を包んだもの。 昔、食物を盛ったりする食器としていろいろな葉っぱが用いられ、それを「かしきは(炊葉)」と呼んでいたが、そのうちでも柏の葉をよく使ったことから「かしきは」の名がそのまま使われ、しだいに「かしわ」になった。 こうして「かしわ」は食物を盛る器の代名詞になったが、さらに、広く食膳や調理のことを意味するようにもなり、宮中で調理を行う人々のことを「膳(かしわで)」または「膳部(かしわでべ)」と呼ぶようになった。「炊葉」→「柏」→「膳」 この辺りから調べていくと、町の歴史に辿り着くのではないでしょうか? お膳にまつわる職種みたいですね。 日本文化には中国の影響が多いので、中国の宮廷も交えて調べると面白いものが見つかるような気がします。 「語源スキー」なので、時間があるときに私も調べてみたいと思います。 オマケ↓こんなのもありました。 ★やきとり語源より引用 かしわ=関西では鶏を「かしわ」という。これは黄色い肉の色が柏の葉を連想させた。鶏の羽ばたきが『かしわ手を打つ』姿と似ていること。朝廷の中の料理人「膳部(かしわべ)」から派生したとの説がある。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに「膳部町」は下鴨神社の東北の角に接するようにあるので、 神社でも「かしわべ」と呼ぶのなら、平安時代に「かしわべ」がいた 可能性はありますが、その近辺一帯は大正時代以降の住宅街ではないか と思います。 なお、私の主たる疑問は、その読み方がどうなのかということでした。