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ICの耐電圧
こんにちは、 下記ICの耐電圧は幾らでしょうか? 目的は、落雷により、どのくらいまで耐えれるのか?アレスタの選定をするためです。電圧の印加条件は、連続的に印加した場合の耐電圧で検討しておけば、OKでしょうか? AM26LS31CN AM26LS32ACN
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No.1 です。 「装置(屋外)と装置(事務所)間」で、屋外を経由していましたか・・・・ アレスタを選定中とのことでこれの見解と、当方が実施している定石を伝えます。 1.インパルス制限電圧(1kV/μs印加時作動モード)で「急峻な波形」のときは制限電圧が55V、「急峻な波形よりも緩やかな波形」のときは25Vと記載されております。 *アレスタの応答特性には遅れが発生しますので、複数回の印加でICが破壊・劣化すると考えられます。 アレスタの採用回路として、本ICの信号ラインには不向きです。 対策案; 1.No2さんも言われているように、ESD(静電気)保護ダイオードの利用が適切です。 2.本ICの信号ライン保護以外にも、DC電源回路にESD保護ダイオードと電源回路にアレスタの採用が必用と考えられます。。 3.電源ラインと信号ラインの引き回し経路の検討として、経路を分離して電源系統からの誘導を軽減する方法も有効です。 4.信号ケーブルのツイストペアと外皮のシールドケーブル化でも効果あります。 *全体の経路を総合的に検討して決定する経験的な要素がありますので、全体の系統図から検討してください。
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- takepon256
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絶対定格で7Vですから、それ以上は保障されないでしょう。 機器全体の対策にアレスタを、基板の電源入力・信号ラインのノイズ対策にはツェナダイオードを用いてはいかが? http://www.necel.com/discrete/ja/products/diode/nncd_index.html http://japan.renesas.com/fmwk.jsp?cnt=surge_absorption_root.jsp&fp=/products/discrete/diode/general_use/surge_absorption/
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お返事有難う御座います。 了解しました。サージプロテクタというものがありますので、それを信号ケーブルラインに取り付けて、様子を見たいと思います。
- KEN_2
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ご質問の直接の答えになりませんが、・・・・・・・・ >ICの耐電圧は幾らでしょうか? 1.電源電圧では、+7V是伝い最大定格です。 2.ラインレシーバの入力限界は±25Vの入力が許容最大定格です。 *サージに対するアプローチの方向が違いますね。 >電圧の印加条件は、連続的に印加した場合の耐電圧で検討しておけば、OKでしょうか? 1.違います。落雷により誘導されるのは、雷サージ(直撃雷サージ、誘導雷サージ)といいます。 サージとは http://www.otowadenki.co.jp/technical/04surgenoise.php 雷の種類と特性 http://www.otowadenki.co.jp/technical/05type.php 直撃雷サージは「避雷針」に期待して、誘導雷サージに対する考慮が必要です。 2.雷サージの保護に関しては、外線(電源線・通信線/電話線)経由の誘導雷サージを考える必要があります。 (本ICには誘導サージの保護Diが内臓されています。) 3.雷サージ発生のシュミレータの説明サイトや「EC指令」の雷サージ試験などが参考になるでしょう。 >目的は、落雷により、どのくらいまで耐えれるのか?アレスタの選定をするためです。 1.アレスタ(SPD)は250V前後の動作開始電圧で、差動ライン・ドライバ 、差動ライン・レシーバ間に挿入するものではありません。 2.本信号を外線で引き廻すのは一般的ではありませんので、装置全体の外線経由で検討する必要があります。 *本信号ラインの保護はケーブル引き回しと、配管処理で考慮します。特別にアレスタ(SPD)は挿入しません。 #雷サージの対策は装置全体を考慮して検討する必要があります。本ICだけでの検討では収まりませんので、視点を変えて検討する必要があります。 http://www.otowadenki.co.jp/technical/01spd.php 資料;差動ライン・ドライバ 、差動ライン・レシーバ AM26LS31CN http://focus.tij.co.jp/jp/lit/ds/symlink/am26ls31.pdf AM26LS32ACN http://focus.tij.co.jp/jp/lit/ds/symlink/am26ls32a.pdf
補足
お返事有難う御座います。 >#雷サージの対策は装置全体を考慮して検討する必要があります。本ICだけでの検討 >では収まりませんので、視点を変えて検討する必要があります。 装置(屋外)と装置(事務所)間は、電源ライン(AC100V)と信号ラインがあり、その間は、電力ケーブル、信号ケーブルで接続しております。落雷の際は、いつも信号ラインの本IC(AM26LS31CN、AM26LS32ACN)が壊れます。等電位ボンディングと言いますが、具体的に何をしたら良いのか?わかりません。そこで第一歩として、信号ラインの装置(屋外)、装置(事務所)近傍に信号ライン用のアレスタ(SPD)の設置を検討しているところです。 今あるメーカのアレスタを選定中です。その仕様書には、インパルス制限電圧(1kV/μs印加時作動モード)で「急峻な波形」のときは制限電圧が55V、「急峻な波形よりも緩やかな波形」のときは25Vと記載されております。この値の場合、本IC(AM26LS31CN、AM26LS32ACN)に、1kV/μs印加した場合、ICは、どうなるのでしょうか?
補足
お返事有難う御座います。 >1.No2さんも言われているように、ESD(静電気)保護ダイオードの利用が適切です。 了解しました。サージプロテクタというものがありますので、それを信号ケーブルラインに取り付けて、様子を見たいと思います。 >2.本ICの信号ライン保護以外にも、DC電源回路にESD保護ダイオードと電源回路にアレスタの採用が必用と考えられます。 基板上(DC電源回路)にダイオードを取り付けるのは困難なので、上記方法で試してみます。電源回路は、そのままで様子を見たいと思います。(取付るのがベターですが、コスト(材料+人工費用)がかかるからです。) >3.電源ラインと信号ラインの引き回し経路の検討として、経路を分離して電源系統からの誘導を軽減する方法も有効です。 その通りだと思いますが、実際にするのは困難なので、そのままとします。 >4.信号ケーブルのツイストペアと外皮のシールドケーブル化でも効果あります。 現行でもその通りとなっております。外皮のシールドケーブルのシールド線は、装置(事務所)側の接地線(C種)に接続しております。 >*全体の経路を総合的に検討して決定する経験的な要素がありますので、全体の系統図から検討してください。 全体の系統図は、アップした方が良いでしょうか?