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差し歯の土台について

2番の歯を差し歯にします。 保険の差し歯と自費の差し歯で迷っています。 冠の違いについては何となくイメージできるのですが 土台の違いはどうなのでしょう? 長所と短所を教えて下さい。

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  • michael-m
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回答No.4

土台には材料では大きく分けて、金属支台と樹脂の支台があります。 方法としては直接歯に作っていく「築造」支台と、型を取って口腔外で作成する「口腔外作成」支台があります。(正式名称とは異なります) 実は保険と自費の明確な違いは無いのです。 保険点数票を検索するか、誰かに見せてもらう、或いは本屋で専門コーナーで確かめれば判る事ですが… 保険で決まっているのは、金属か、それ以外の材料であるかだけです。 この場合の金属は口腔外作成支台のことです。 つまり、金合金であろうと銀合金であろうと外部で作った金属支台なら同じ金属支台の費用しか支給されませんし、どんなに高価であっても金属以外であれば型を取っても、安価な「それ以外のコア」しか支給されません。 では土台の自費と保険はどこで別れるか… それは被せる「冠」でしか変わりません。 保険外の冠を被せる場合、土台作成の段階より保険適用から外されます。 つまり被せる「冠」が保険なら、何を使っても保険で請求しなければならず、保険で賄えないセラミックなどの冠を被せる場合は、それが保険でも通用する土台であっても保険が使えなくなるのです。 物にはそれぞれ長所と短所があり、コアについても同じです。 金合金の土台は軟らかいといわれていますが。実際には18K以下の合金ですから、さほど軟らかいとはいえません。 それに、近年ではかなり改善されましたが、接着性のセメントでは接着性が弱くなるという研究報告があります。 これは接着性セメントに多く使われている「キレート反応」が貴金属では「非貴金属」より劣るというのが根拠です。 また、樹脂土台が歯に優しいという根拠については一般的に言われています(メーカーが主張している)が、私はかなり懐疑的です。 簡単に説明しましょう。 まず鉛筆を机の端に1/3だけはみ出させて置き、根元を手で抑えて、机から出ている部分を押してみましょう。力は机の端と押さえている手だけに集中します。 次にプラスチックの定規で同じようにしてみましょう。机の端と抑えている手に感じる力が少なく、壊れにくい事が判りますが…、良くみるとたわんでいる部分があります。 つまり樹脂土台では根元と首の部分の力が弱い代わりに、中間部分の逆方向の力が加わっているのです。 これがある条件下では歯を破壊する力となりえないのか…これが疑問の根拠です。 経験上、金属土台で歯が壊れた事はなく、逆に他院からの患者でも樹脂土台で冠が外れた患者さんが多いことから、経験的にも優位性があるかどうかは不明です。(繰り返したわませると外れやすくなります) 重要な事は何を使うかではなく、その材料の特徴を把握して、長所を活かし、短所を抑える処置が出来るかどうかだと考えます。 私の場合は 基本的に金属だけの土台は用いません。 金属土台でも周囲に樹脂部分をおいて密着性と操作性を良くしています。 どの材料にするのか、或いはどの程度にするのかは、残っている根の部分の歯の量と質によって変えています。自費か保険かの差ではありません。 でもほとんどの歯医者では組み合わせを決めていて、変更はあまり考えていないでしょうね。たまに、将来は自費にするからといって保険でも字費用の土台を入れてくれる先生が居るくらいです。 ちなみに土台の種類と「モチ」に科学的傾向などありません。最も左右されるのは、冠セット後のメンテナンスの善し悪しです。

sakikichan
質問者

お礼

詳しく説明していただき ありがとうございました。 大分、イメージができました。 でも、病院によっては 冠を自費か保険かに決めたことによって 土台の種類は決まってしまうのかもしれないのですね。 もし選択できるようなら 教えていただいたことを参考にして 決めたいと思います

その他の回答 (3)

回答No.3

すいませんでした。 国語力がなかったですね。 ファイバーコア以外の固い芯だと歯が割れることがあるという事です。 ファイバーコアの方が歯に優しいですよ。 ファイバーコアは新しい治療のため10年持つか、、などは 実際に10年使った人がいないのでわかりません。 もちろん実験上は十分な強度を有しています。 ゴールドコアは合金のため見た目は銀色な感じですよ ファイバーコアは選択できる診療所も多いですが、新しい治療法のため取り入れていない歯科医院も多いです 治療法として取り入れていないいない診療所でファイバーコアをお願いすることはできません。

sakikichan
質問者

お礼

ありがとうございました。 よくわかりました。 今の病院でどれが選択できるのかは不明なので 担当の先生とも相談しながら決めたいと思います。

回答No.2

保険の場合は銀合金 自費は金合金もしくはファイバーコアですね。 銀は金よりイオン化傾向が高いので、イオン化しアレルギーの原因になる。 また、イオンが歯茎に沈着し歯茎が黒ずむ事がある 金合金。イオン化傾向が低いため、アレルギーが出にくい。 銀より辺縁適合性が良い ファイバーコア。歯の中に固い芯があると歯がしなった時、根が割れることがある ファイバーコアはグラスファイバーを束ねたもので(釣竿やゴルフのシャフトみたいな感じ) 歯と一緒にたわむので歯根破折しづらいと言われている。 (ただ、まだ症例数が少ない) 金属と違い白いので被せ物を金属の裏打ちのない、オールセラミックで作る際、より透明感が強いものを作れる

sakikichan
質問者

補足

回答をありがとうございます。 前にメタルボンドの差し歯をしたときは メタルコア(銀合金)だったような気がします。 説明はしてくれませんでしたが色の感じでは ゴールドコア(金合金)ではなかったような・・・。 ネットで調べていたら ファイバーコアは 「しなる性質があるので、歯が割れる可能性が低くなる」とあったのですが >「根が割れることがある」 >「歯と一緒にたわむので歯根破折しづらいと言われている」 どちらが正しいのでしょうか? >まだ症例数が少ない ということは、どちらともいえないということなのでしょうか? それからゴールドコアとファイバーコアは 病院によって決まってしまっていて 選択できるとは限らないのでしょうか? (特に説明はなかったので・・・。) 次回土台の型取りをする予定です。

回答No.1

やはり値段の高低と、素材の質の善し悪しではないでしょうか。 例えば冠ですが、オールセラミッククラウン(冠)に代表されるような ・デメリット:保険が効かなく高い ・メリット :金属が入らないので、一生くすまずキレイ などの、メリット・デメリットがあります。 中に入れる土台(コア)も同じで、 一概に言ってしまえば、保険の効くものは 安いが、経年劣化が避けられない。 保険が効かない(自費診療)のものは 高いが、一生キレイでいられる素材。 ただ、良い素材を使用してもらっても 高い技術を持っているドクターに治療をしてもらわなければ 根元からポロリ・・・ というコトもあり得ますので、 十分に慎重に医院を選ばれる事をオススメします。 特に2番の歯というコトで、日常的に見られる部分ですよね。 治療した歯だけが、キレイにも汚くとも 周囲の歯とあまりにも違っていたらおかしいですし、 キチンと口元全体のプロデュースをしてもらえる医院を 探して下さいね☆

sakikichan
質問者

お礼

ありがとうございます。 自分でも長所・短所を少し調べてみました。 やはり土台の部分は技術力によって 持ちは変わってくるのですね。 そして同じ先生でも保険と自費では 費用面から時間のかけ方も異なるというので 長い目で見たときは自費の方がいいのかなと思いました。

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