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吹奏楽コンクールに楽器の制限って、ないのですか?
教えてください。 子供と会話していて、納得いかないことがありました。 「いつもコンクールで全国大会に行く○○中学の人たちは、100万円もするフルートを吹いているんだって」と。値段が高い楽器はそれなりによいでしょうが、そんな高級楽器で演奏したら、いい音に決まっているのでは? 練習の成果というより、楽器の品評会になるのでは? と素人は思ってしまいました。学校が強制的に買わせているのかわかりませんが、スポーツの選手権はフェアーにプレーできるよう公認の道具が決められているのに(水泳の入江君の世界記録未公認など)吹奏楽にはそのようなルールはないのでしょうか? であれば、安い楽器で一生懸命に練習した学校は不利ではないでしょうか? 最近の吹奏楽は間違った方向に行っていると思うのは、私だけでしょうか? 文部省吹奏楽認定マークとかないと、出られないことにしたほうがいいのでは?
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- peacementh
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たとえば、安いピストルがあったとします。そして高いピストルがあります。高ければなにがいいかというと、反動が少ないとか、距離が長いとかあるいは、狙いが外れにくいといったものになっていきます。 楽器も同じようなもので、強い弱いというわけではないです。 ピストルの正しい撃ち方、反動の逃がし方、狙うコツというものをしっかり習得していなければ、どっちを使っても同じことなのです。 さて、楽器、特にブラス楽器の場合は狙った音になりやすいとかなりにくいといったことです。 ラッパで、やわらかくプワ~っと吹きたいのにプーッと止まってしまう、ハイトーンを狙って唇をしぼったら、プシューと抜けてしまうといった具合です。フルートについては近くにいる機会が無く、想像でものを言うことになってしまいますが、おそらくは、ピーッと高い音を出したときにどこまで透き通って聞こえるか?というのが価値に変わってくるのでしょう。 ギターなどでも、安いものを買うと変な音(ノイズとかではないが、変に野太い音でキレイと思えないような音)が混ざって聞こえたりします。 つまるところ、どれほどいいものでも使い方を知らなければそれまでで、ちゃんと知っているのであれば安物でも安物なりの音を駆使して使いこなす技を持っているといえます。もちろん、ちゃんと知っていて高級品を使えば最高になるのは当然です。 お子さんがサビだらけの安物(私の中学校でも赤茶色のラッパやサックスが大半でした)に劣等感を感じ、ピカピカの高級品や演奏者にしかわからない音の違いに悔しさを覚えてしまった場合、本人の納得のいく音を出してくれる楽器をそばに置く必要が出てきます。 その「納得のいく音」というのは、高級品になるにつれて見つかりやすいのは確かなのですが、安いものでもそれを見事にかなえるものが存在するのも確かなのです。 「俺達の楽器は20万越えばかりの洗練された音だ。」 などという感覚でいる人が本当にいるとすれば、かわいそうなことに、音楽をやっているのに音楽を楽しむ方法を知らないということになります。むしろ「俺の手にかかれば中古でボロボロの1万円ポッキリだって10万円程度にはなるんだぜ?」と言っていられる方がむしろかっこいいと思いますよ。 #1へのレスのレス Q:高校になったら?大人になったら? →その頃にはいい加減本人が納得できるものを買ってあげてください。いつかは演奏者のテクニックを全て受け止めて音にできる楽器が限られてしまうのです。 平等なコンクールというものについては、残念ながら無理です。 ロックバンドのライブなどでも、フェンダーやギブソンの文字が見えるギターはいいギターと羨望され、それ以外では「三下」と位置づけられ、以後「三下にしては」という始まり文句でテクニックの評価をつけられてしまうものです。 演奏者であるお子さんとあなたさえ意見が一致して未来永劫プロにはならずとも音楽と一生を添い遂げようという気概があれば今からでもちゃんとしたもの、「納得のいく音が出る」ものを手にするのもいいでしょう。手になじんで、自分の意思をすいすい理解してくれて簡単に音に変えてくれる楽器もいれば、言うことを聞いてくれない「人」もいます。 使う人によって当然違いますからもしも、購入を検討される際は楽器屋に嫌がられても徹底的に試奏し、楽器屋を何件も回ってしっかり探すようにしてください。
- pooh955595
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こんにちは 中・高校時代に吹奏楽部に所属していました。 私立の学校でなければ、そんな高価な楽器なんて買えないでしょうねえ。 それとも、個人の所有なのでしょうか。裕福なおうちのお子さんでしょうか。 子供同士の噂話なんて、あんまりあてにならないと思いますが。 「いい音」云々に関してはNO.1さんと同じ意見です。 上手な子は、学校の備品の古い楽器でも十分いい音を引き出します。 全く同じフルートでも、奏者によって音が違うんですよ。
補足
かなり有名な私立です。 裕福かどうかは知りませんが、子供同士の話ではなく、楽器店の店員さんの情報のようです。(セールスもあるでしょうが)
>そんな高級楽器で演奏したら、いい音に決まっているのでは? いくら良い(=高い)楽器を使っても、素人が吹けば「素人の音」が出ます。 楽器って、正直ですよ。
お礼
子供には、「上手くなったら、おまえにも高いの買ってやる」と、一応、言っておきました。今のところは、楽器がどうのというレベルではないので、買いませんが・・ 吹奏楽部って、お金掛かるところだったんですね。 ありがとうございました。
補足
中学入学したては、何を吹いても同じでしょうが、中学3年の最後のコンクールでは、楽器の差が出てくるのでは? 高校3年生ではどうでしょうか? 大人では? スポーツ同様、使う道具の平等さは必要だと思います。 いづれにしても、平等なコンクールではないということでしょうか?
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補足
回答、ありがとうございます。 「スポーツであれ、音楽であれ、競技会であるなら、条件は平等にすべき」という点については、「無理」というお答え、非常に残念です。他の方もこういう実態に、何の疑問ももたれていないことがわかりました。そういったガイドラインがあれば、親が先生に、高い楽器を買わされることもなくなるのでは? 純粋に技術の追求ができるのでは? と思った次第です。