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うどんこ病のキュウリ
ベランダ菜園初心者です。 キュウリを2苗育てています。 すでに、何本か立派に育ったキュウリを収穫しています。 梅雨時期、そのキュウリが軽いうどんこ病になりました。 葉を間引き、ホームセンターで売られているスプレー式の薬で対応すると、 うどんこ病は落着いたかに見え、その後も順調に収穫できていました。 ところが、最近になってうどんこ病が再発し、かなりな範囲で広がってしまいました。 スプレーしても全く効果が上がらなくなり、症状は増すばかり。 しかたなく白くなった葉っぱを全て取ると、ほとんど丸坊主になってしまいました。 それでも、茎まで満遍なく出てしまった症状は治まらず、もうダメかな・・・と思っていたところ、 新しい葉がいくつか出始め、その付近に花も咲き、現在、久しぶりにキュウリがなりつつあります。 しかしながら、茎は相変わらず全体的に白くなる症状が改善されておらず、 油断すると新しい葉もすぐ、白くなってしまうため、スプレーする頻度も多いのです。 そこで質問なのですが、うどんこ病にかなり冒されている苗から収穫したキュウリは食しても問題ないのでしょうか? また、こんなにも回数多くスプレーしてしまった苗から、収穫したキュウリを食しても問題ないのでしょうか? 宜しくお願いいたします。
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ウドンコ病菌はカビ菌の一種ではあるが、障害としては葉の表面を粉状のもので覆い光合成を阻害する事にあります。 初期段階ではまだ葉の内部組織までは犯されてはないが、重症となれば葉がイビツになったりして内部組織まで犯されるようになります。 こうなると薬剤散布してももう治療効果は期待できず、葉を摘み取るしか方法はありません。 コレを使ってみましょう。 http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00528.html 「アーリーセーフ」という薬剤で、ヤシ油を有効成分とした自然派志向のもので、総使用回数も制限がありません。収穫前日まで使用できます。 http://www.sc-engei.co.jp/guide/pdfs/syo00528.pdf 希釈倍数は300倍から600倍となっていますね。重症度に応じて濃度を濃くしましょう。ハダニ、アブラムシ、コナジラミ類にも効果があります。油分で体表を覆って窒息死させる寸法です。葉の表裏や茎に万遍なく散布します。 一度噴霧器などで散布しておいて、ウドンコ病菌を手のひらで軽くこすり落とし、更にもう一回散布しておくと効果が期待できるかもしれませんね。 葉の形がイビツになってしまったものは、残念ですが摘み取りましょう。 ホームセンターあたりで1本848円ぐらいとお安くはないですが、薬剤耐性もつきにくく、安全性も高いものだとは思われます。
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No.7氏へ。 キュウリのウドンコ病菌は、Sphaerotheca fuliginea (Schlechtendahl : Fries) Pollacci ですか。 ナスのウドンコ病菌には、Erysiphe cichoracearum de Candolle とLeveillula taurica (Leveille) Arnaud と Sphaerotheca fuliginea (Schlechtendahl : Fries) Pollacci の3種類あるのですね。 この内 Sphaerotheca fuliginea (Schlechtendahl : Fries) Pollacci は共通していますね。 つまりお互い感染する可能性があるわけだ。 いや申し訳ない。あらためて質問者さんと貴方にはお詫びして、私の回答は撤回します。 不愉快とはとんでもない、良い勉強になりました。貴方には敬服します。
- zolaa
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有用植物の病害診断/防除総合システム http://riss.narc.affrc.go.jp/disease/ ナスうどんこ病 http://riss.narc.affrc.go.jp/disease/narc/NF260.htm キュウリうどんこ病 http://riss.narc.affrc.go.jp/disease/narc/NF304.htm これでは不十分でしょうか? 同時に発生したことがあって気になって調べたことがあるのです。 それ以前はかからないものだと思っておりました。 不愉快にさせてしまったようで、改めてお詫びします。
No.5氏へ。 否定や反論されるのは結構だが、もう少し具体的な内容にしてもらいたい。 >キュウリに感染する菌はナスにも感染します。 その具体的なウドンコ病菌の名称は?。 >ナス科に感染する菌はキュウリに感染するものがあります。 そのナス科の具体的なウドンコ病の菌名は?。そのナス科の植物名は?。 自分でその菌の分析をするのは困難だろうから、出典元でも構わない。 ただ単に経験に基づくものであれば、貴方の勘違いであるかもしれない。つまり、それぞれ別の種類のウドンコ病菌であるという事も考えられると言う事。
- zolaa
- ベストアンサー率82% (151/183)
否定してしまって申し訳ないのですが、キュウリに感染する菌はナスにも感染します。 ナス科に感染する菌はキュウリに感染するものがあります。 どちらのうどんこ病菌かは判りませんが、 ナスとキュウリを栽培なさっているのですから感染はします。 それと、うどんこ病は直接実を犯す菌ではありません。 私は感染しているところを見たことがありませんし、実にはかからないと学びました。 それに接木のブルームレスキュウリでなければ、粉を吹く作物です。 もし吹いていないならケイ素が不足しています。 だからと言って残留農薬の危険があるので、食べていいとは申しません。 どうなさるかはご自身の判断でお決めください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなりまして、大変失礼しました。 軽い気持ちで始めたベランダ菜園ですが、始めてみると、学ぶことが多いですね。 また、見知らぬ私へご親切なアドバイス、zolaaさんをはじめ、皆さまのご厚意には大変感激しております。 初心者向けの野菜作りに関する本も数冊購入しましたが、そこには記載されていない、 私のケースに合った回答をいただけて感謝しております。 おかげで、今後も楽しみながら育てていけそうです。 ありがとうございました。
ちょっと誤解があるようなので付け加えておきましょう。 ウドンコ病の菌は1種類だけではなく、多数あります。 症状は似たり寄ったりですが、それぞれの植物に寄生するウドンコ病菌は別のものです。 キュウリ(ウリ科)のウドンコ病菌がナス、ピーマン、シシトウ、プチトマトのようなナス科植物に寄生する事はありません。 それらがウドンコ病になるとしたら、またキュウリとは違う別のウドンコ病菌ですから誤解のないように。
- Gletscher
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キュウリは、必ずと言って良いほどうどん粉病になります。 なったものは、葉だけなら葉を摘み取ります。 どうしようもなく広がったら、あきらめて、その木は抜きます。 収穫したキュウリは、キュウリ自体がうどん粉病になっていなければ食べます。白く粉を吹いていたら捨てます。 うどん粉病になったキュウリに未練を持たず、今からもういちど種を蒔きましょう。来月終わりぐらいから収穫できます。 私は、先々週に、種蒔きをして今は本葉がでたところです。 秋採りようにお盆の頃にもキュウリの種蒔きをします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >キュウリは、必ずと言って良いほどうどん粉病に・・・ そうなんですね。少し安心しました。 >キュウリ自体がうどん粉病になっていなければ食べます。 >白く粉を吹いていたら捨てます。 判断し易くなりました。 また来年のお楽しみかと思っていたのですが、今からでも種まきできるなんて、うれしいデス♪。 判りやすい説明ありがとうございました。
- cactus48
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使用されたスプレー式の薬剤は、何と言う商品名でしょうか。 使用薬剤を何回も散布されたようですが、使用前に容器の裏に明記され ている注意書きを読まれましたか。その容器の裏には、収穫の何日か前 までは使用が出来ると書いてあるはずです。現在は収穫時期を迎えられ ていますが、もし薬剤を使用されたなら薬剤効果が切れるまでの間は、 作物が収穫する事が出来ません。うどん粉病になった苗から収穫された キュウリを食べても特に支障はありませんが、薬剤散布直後に収穫した 物は食べてはいけません。 薬剤の種類によって違いますが、一般的に病害虫に侵された作物に薬剤 散布をする時は、発病したら1週間置きに2~3回で薬剤散布します。 それで効果が見られない時は、使用している薬剤の使用を止め別の薬剤 を使用するようにします。また収穫の1週間から10日前には、薬剤の 使用は行わないのが基本です。 うどん粉病の発生を防ぐには、使用している肥料の種類を変更する事で す。うどん粉病は土壌の窒素分多くなりカリ分が不足すると発生しやす くなります。これを窒素過多と呼んでいます。 現在与えている肥料を良く見て、窒素分とカリ分の割合を確認して下さ い。僕が想像するには、窒素分が多いように思えます。 初期段階ではスプレー式のオルトランCなどで対応が出来ますが、現在 のような多発段階ではベニカXなどでないと対応は難しいです。 うどん粉病は胞子が風に飛ばされて他の作物に感染するので、最悪な時 には収穫を諦めて根から引き抜いて袋に入れ、胞子が飛ばないようにし てから可燃ゴミの日に出すしか解決策はありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 薬剤は最初オルトランCを使用してましたが、現在はモスピラン・トップジンMスプレーを使用しています。 使用上の注意書きは読んでいて、散布は収穫前日までと記載されています。また、総使用回数が2回以内となっています。 ・・・が、この使用回数とは定植時から収穫最期根を引き抜くまでと言う意味なのであれば、すでに他の薬も使用しているので、何を基準にして良いのかわからず、トータルで考えると、散布量が基準を上回っているように思います。土も肥料もホームセンターでキュウリ栽培に適している表示のあるものを使っています。 他にナス・ピーマン・ししとう・プチトマトetc...なども育てているので、感染している様子の見られない今のうちにキュウリを諦めた方が良いかもしれませんね。 最終の処理の仕方までお教えいただきありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 良さそうな薬剤のご紹介ありがとうございます。 普段スーパーなどで購入する食品もできるだけ有機、減農薬などを選ぶようにしていたので、素人ながらも有機と記載されている土や肥料などを選んで使用していました。また、知識もないことから薬剤散布に後ろめたいような思いがありました。 茎は相変わらず、全体的に白くうどん粉病の症状がハッキリ出ていますが、新しく出てきた葉は今のところ、白くはなっていません。また、白くなって摘んでしまった葉も形はイビツではありませんでした。 諦めて処分してしまおうと思っていたのですが、早速ホームセンターへ出かけて「アーリーセーフ」探して試してみたいと思います。 ありがとうございました。