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ツーストのスポーツカー
エコカー全盛の世の中で、こんな話今となっては古き良き時代かも知れません。十年以上前になると思いますが、トヨタでツーストエンジンのスポーツカーを開発していたのご存知の方いらっしゃいますか?開発が進んでいればとっくに世の中にお目見えしていると思うのですが、何か問題があって頓挫してしまったものか?と。そのあたりの事情もご存知でしたら教えてください。宜しくお願いいたします。
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確かに10年以上、もっと前になりますが、2ストロークでDOHC4バルブのエンジン単体がモーターショーに出品されていたことを覚えています。 このあたりは、バブル以前の好景気が続いていた時代で、モーターショーには各社共、ショーモデルや試作エンジンが種々出品されていた、古き良き時代でした。 トヨタの2ストロークエンジンも試作車搭載まではいったはずですよ。 2ストは同じ回転数で4ストの2倍の爆発行程があり、理論上2倍の出力が出せることになりますが、クランクケースの給油やクランクケースでの吸気圧縮が必要で、それによる出力ロスや不完全燃焼による排気ガスが問題になってきていた頃に、4ストと同じDOHCのバルブシステムを組み込むことによって2ストの問題点を解決し、低回転・高出力のエンジンを試作したものでした。ただ、4ストではエンジン回転の2分の1で済むカムシャフト回転数が2ストではエンジン回転数と同じ回転数で回ることになり、「高回転でのバルブ追従、また、カムシャフトの耐久性の問題が解決できているのか?」などが、当時の自動車誌に掲載されていたことを覚えています。 また、このあたりからターボチャージャー搭載の高出力車が続々と発売され、また、排気ガス処理の問題もO2センサーや触媒の高性能化により、特別の機構(ホンダのCVCCなど)がいらなくなってきた時期でした。 そんなことで、DOHC4バルブの2ストエンジンもお蔵になったのではないでしょうかね。
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- santana-3
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「S2」エンジンです。 排気ガス対策が出来ずに消滅。
お礼
回答ありがとうございます。 S2エンジン、調べたらエスティマに搭載予定だったみたいですね? 他にも大型のスポーツタイプなんかあったんでしょうか? 排ガスは確かに納得です。
お礼
詳しいご回答ありがとうございました。 やはり、耐久性と排気ガスですかね?昔バイク小僧だった頃、ツーストの加速力は実感していましたので、そんなスポーツカーが出来たらどんな事になるんだろう?と、そのときは少しわくわくしたものでした。若し開発が上手くいって発売されていたとしたら今頃、悪者車になっていたかもしれませんね?