• ベストアンサー

金は昔からどうして重宝されるの?

単純な質問ですが、 太古の昔から、金は高価なものとして重宝されてきましたが、 それは何故でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • drmuraberg
  • ベストアンサー率71% (847/1183)
回答No.3

人類が製錬方法を見出す前から知られている金属は、金と隕鉄 (鉄ニッケル合金)でした。 隕鉄は硬く、インカ遺跡の石切工具に使われたと主張する学者も 居りますが、数が極めて少なく工具としての加工も難しいという ことで否定的な見解が主流です。 これに対し、金はかなり広い範囲で純金塊または銀との合金として 見つけられ、大きい物では73.43kg(オーストラリア)にもなります。 金は、隕鉄とは異なり、原始的な工具でも加工しやすく、特に展性 延性が高く、1gの金を1平方メートルまで伸ばすことができます。 さて、原始時代の人がこの様な金(大粒の砂金や粒金)を見つけた 時にまず驚いた事がその輝きだと思います。 今と違ってキラキラする物は水面に反射する光以外何も無い世界での 太陽の色に似た輝き。 それを、打ち伸ばすと大きな面状の輝く装飾品になるわけですから。 呪術的なシンボルや権威の象徴として使われたことは間違い有りません。 加えて、錆びない、希少ではあるが広い範囲でそこそこに見つかる と言うことも、蓄積や富としての継承に使われるようになった原因と 思われます。 貨幣としての使用はこういう背景から起こったと考えられます。 貨幣金属としての有用性には希少性、安定性、偽造防止、区別し易さを 金が備えていたことも重要です。 しかし、この時期には金の実用的な価値は装飾以外には無かったはずで、 工業的な実用性が出てくるのはつい近年のことです。 参考に山梨での金GOLD企画展のURL貼っておきます。

参考URL:
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_tenjiannai_09tokubetsu001.htm

その他の回答 (3)

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.4

貴重性と色の問題はありますが、普遍的な価値としては「変わらない」と「重い」と言う事がありそうです。 金は熱で溶けても、王水以外には溶け込んで無くなる事はありません。 また比重が高く、塊になっていれば簡単には持ち出せません。 文明の利器が無い時代には、金の塊で作った加工物は盗まれ難いし、火事に会っても消失しないという利点がありました。 千両箱を担いで屋根を伝って逃げると言うのは、相当の肉体能力が要ります。

noname#229784
noname#229784
回答No.2

希少性があり、貨幣的な価値があるからなのでは?  戦争などの突発的な出来事が起き、貨幣の価値が変動しても、金は資産としては安定してそう。さすがに核戦争とかなら話は別でしょうが・・・

  • riddle09
  • ベストアンサー率32% (105/320)
回答No.1

・独特の、人間の本能に訴えかける色 ・ほとんどの酸にもアルカリにも侵されない化学的安定性 ・希少性 ・展性・延性に富み加工がしやすい。 ・比重が大きい為、偽物を見分け易い といった特徴があったからでしょう。

関連するQ&A