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ハイアンペアタイプのオルタネーターのメリットとは?
最近アメ車などのオルタネーターで純正よりもハイアンペアタイプのオルタネーターをよく見かけますが、あれはなんの為にあるのでしょうか?いろんなオーディオや大きなスピーカーなどをたくさん積んだ車には必要ありそうですが・・。普通の車両でハイアンペアタイプに交換するメリットはあるのでしょうか?又、交換した場合、他の電装系やコンピューターに悪影響はないのでしょうか?メリットやデメリットがあれば教えてください。
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>普通の車両でハイアンペアタイプに交換するメリットはあるのでしょうか? 全く無いと思いますよ。 屁理屈を言えば、ハイアンペアタイプは図体が大きいですから、オルタネータ自身の放熱量が大きく、したがって温度上昇が低くなります。 オルタネータは自身の温度が上がると、ほぼ比例して発電量が下がりますが、ハイアンペアタイプはこの点で有利です。 しかし、図体の大きいオルタネータを装着すると、オルタネータのケース(外側)がエンジンブロックに近くなり、エンジンからの受熱が増え、さらに風通しが悪くなるおそれも出てきますね。まあ、これでは虻蜂取らずですね。 実際、エンジンの周囲温度はわずかなことが微妙な影響を与えますから、メーカーは実機で慎重に検証しています。 >交換した場合、他の電装系やコンピューターに悪影響はないのでしょうか?メリットやデメリットがあれば教えてください 悪影響が出るというほどのことは無いと思いますが、場合によってはどうでしょうか。 オルタネータの発電電圧(換言すればICレギュレータの制御電圧)は、エンジンルームにバッテリを設置する車では、バッテリ液温が高くなれば、過充電を防止するために「低下」するように設計するのが基本です。 低下する度合いはメーカーが実機で検証して最適値を決めています。 このように厳密に考えると、ハイアンペアタイプを電流値だけで評価しても無意味でしょうね。 同様に発電電圧が高いことを売り物にしている例がありますが、発電電圧は、温度と電気負荷の使用量とバッテリの充電状態で決まるものですから、発電電圧が常時14.7 Vもあるから安心だと勘違いしてはなりませんね。 ハイアンペアタイプにすると、始動直後、特に寒冷時には充電電流が過大となり、ベルトのスリップ、ひいてはベルト寿命の低下につながります。 また、始動直後のアイドル安定性も悪くなるおそれもあります。 ハイアンペアタイプに交換するのは、特に電気負荷を大きくしたい場合、あるいは夜間の使用が多くしかも短時間だけしか乗らないのでバッテリが実際に上がったような場合だけにすべきで、専門ショップとよく相談せねばならないと思いますよ。 その専門ショップがいい加減な理由をつけて宣伝していますから困りますね。
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バッテリーの保護のためです。 純正で付いているものはコストの兼ね合いで容量がぎりぎりでしかありません。 走行状態が多ければ問題ありませんが、アイドリング状態では発電量が足りなく、バッテリーから電力の持ち出しになっています。 大きな容量のものにしてあれば、アイドリングでもそこそこ間に合うようになる物もありますので、効果はあるわけです。 発電機の容量が大きくなったからといって、電装品に無理やり電気を流し込むわけではありませんので、壊れる心配は無用です。 デメリットは、発電機自体が若干重くなりますので、その分燃費が悪くなることです。 (誤差の範囲でしかありませんけどね。)
お礼
ありがとうございます。発電量が増やしてバッテリーの負担を減らせるという感じですね。ハイアンペアタイプはやはり回転抵抗が重くなると考えたほうがいいのでしょうかね?
お礼
明確なご回答ありがとうございます。やはり通常ではハイアンペアタイプは必要なさそうですね。純正のサイズが一番ベストですね。