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~くらい/~ぐらい 文法的なきまり(?)はありますか?
<~くらい/~ぐらい >について教えてください! 例えば。。。「三時ぐらいに。。。」「彼くらいの人だと。。」「それくらいのことで。。。」 など、いろいろあるとおもいますが、 どういう時に「く」に濁点がついて、どういうときにはつかないのか、文法的なきまり(法則?)をおしえてください。人によってちがったり、どちらでもいい場合もあると思いますが、基本的な規則や、傾向などでもいいのでおしえてください!
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何かの日本語関係の本で読んだ記憶からですが 本来は ・指示代名詞+くらい ・指示代名詞以外+ぐらい が原則だったかと思います(あくまで原則)。 ちょっと記憶が確かではないのですが 手帳にメモ書きしてあったので、たぶん大丈夫でしょう。 ちなみに、新聞記者の多くが利用しているマニュアル本 『記者ハンドブック』(共同通信社刊)第8版では ・「どのくらい」 ・「彼ぐらい」「三十歳ぐらい」「中ぐらい」 を推奨例として挙げています。 これらの例も、上の原則どおりです。 なお、ことばに興味があるのなら『記者ハンドブック』を1冊 買うといいかもしれません。下のリンク先でも買えます。
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- nabayosh
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おおっ、盲点をついているいい質問ですね。 日本語教育能力検定試験の聴解試験にありそうですね。 つまり[k]と[g]の違いを聞き取らせるという。 >「三時ぐらいに。。。」「彼くらいの人だと。。」「それくらいのことで。。。」 「三時くらいに。。。」「彼ぐらいの人だと。。」「それぐらいのことで。。。」でもよいわけです。意味は通じます。 まず最初に、その前の文字が「有声子音」か「無声子音」かという問題が絡んでくるかなと考えてみました。間に母音が挟まれているとはいえ、どうやらそこがキーとなっているようです。ただ、「れ」の子音[l]は有声なので、どうも困ってしまいますね。 結果、文法的な違いはなく、どちらも併用できることになっているということに落ち着きそうです。ただし、全く同じ意味であるということは不経済であると考えられるので、「くらい」と「ぐらい」の間になんらかの差異があるということになると言えます。 さて、ではどんな違いがあるかということになりますが、「ぐらい」の方が強意のニュアンスを帯びています。 「それ、3つくらい取って」 「それ、3つぐらい取って」 特に「つ」のように無声子音の後に「ぐ」が来ると、それが効果的になるように感じます。 「どれくらい前から日本にいますか?」 「どれぐらい前から日本にいますか?」 「ぐ」にすることによって、若干「どれ」の訴えてくる力が強まります。逆に「く」にすると気楽な感じがするかもしれません。 せいぜいこの程度の違いでしかないように思われます。もっと専門的な回答があればそちらに譲りますが……