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野球の流れって何?
野球で勝つためには よく言われる流れをつかむって言われますが 「流れ」って何でしょうか 私が一番「流れ」を感じたのは北京オリンピックでの日韓戦です 中盤までは拮抗した状態だったのに、イスン∃プが逆転本塁打を打ってから、日本がリリーフを何枚も投入しても韓国の選手の振りの勢いがすごくなってて、「さっきまで拮抗してたチーム同士か?」 と、「流れ」の恐ろしさを感じました
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プロ野球のペナントレースやプロの国際大会の決勝トーナメントなどでは、ある程度拮抗した実力を持つチーム同士の戦いが繰り広げられます。それだけに、戦う選手たちの心理的な要素の勝敗に占めるウェイトが相対的に大きくなってきます。 「よし、いけるぞ!」、「うまくいった!」が2回続くと勢いがついて、プラスの流れができ始めます。「しまった」、「あれ、おかしいぞ」が2回続くと逆にマイナスの流れができ始めます。選手たちの集団心理が次第に増幅されていくのが流れです。 選手のプレー、ホームランや盗塁、ゲッツーや牽制死といったものが、偶然に流れを変えることもありますが、中には監督がその采配で流れを呼び込もうとしていることもあります。ちょうど、麻雀で牌の引きを辛抱強く待ったり、敢えて鳴いてみせたり、という駆け引きを彷彿とさせるものです。 たとえば、昨年と今年の前半戦の阪神タイガースの戦いぶり、ちょうど勝敗が真逆になったような成績ですが、岡田監督と真弓監督の違いは、流れ、あるいは集団としての選手たちの合成心理と呼ぶべきものを意識しているかどうかだと思います。 昨年の前半戦、独走していたタイガースですが、決して力でねじ伏せるような勝ち方はしていませんでした。見ていてハラハラするような場面が数多くありましたが、岡田監督の采配には、とにかく辛抱して流れを相手に渡さないぞ、という信念がありました。 走者が出てもバントをあまり使わず、強硬策ばかりで采配に能がないという批判の多かった岡田監督ですが、2番を打つことが多かった関本選手は、実はたくさんバントをしています。味方がヒットでランナー出して、敵が「しまった」と思っている時にあっさりバントして「とりあえず1アウトとれた」と敵をほっとさせるようなことはしないポリシーなのでした。 それにひきかえ、真弓監督は1番の赤星がヒットで出たら、2番の関本には初球からバントの構えをさせてしまいます。相手チームからすれば、足が速く塁に出すとうるさい赤星にヒットを打たれて「しまったぁ」と思っているわけです。赤星に2盗されてそのあと関本にヒット打たれたら1点取られてしまうぞ、どうしよう?とビビっているところに、初球からあっさりバントでは、ランナーが赤星である意味もなく、敵は「助かった」とほっとしてしまい、阪神によい流れができないのです。 ここ数年一点差の接戦に勝負強いといわれてきた阪神が、今年は一転して接戦に極端に弱くなってしまったのは、そのあたりの流れをつかむ采配ができているかどうかの違いだと思われます。
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- nidonen
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チーム全体を支配する気分の移ろいのことではないでしょうか。 スポーツに限らず集団でやる行為には、流れが影響することが 多いと感じます。集団心理の一種と言い換えることもできると 思います。 実は英語でも、「 モメンタム 」( momentum )という言葉が ほぼ同じような意味で使われます。野球でもそうですし、同じく 攻守がハッキリ分かれているアメフトでは、モメンタムの重要 性が昔からうたわれています。 流れやモメンタムを信じない人もいますが、人間が感情を持つ 動物であり、チームという組織が帰属意識や同朋意識で成立して いることを考えれば、むしろモメンタムを否定するほうが不自然 です。感情や精神力の否定は、安易な精神論と同根と言えましょう。 ※スポーツのいろんな場面で平常心や集中力が強調されるのは、 それがいかに難しいかということを逆説的に示しています。
- dron-dron
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野球に限らず、勝負には必ず「勝負のあや」と称されるものがよく語られています。漢字で書くとあやは「綾」って書くのでしょうか。(専門家ではないのでこの辺で) 勝負事は通常、人間同士が戦うわけです。 野球でしたら、投手対打者から始まって捕手・投手対打者、守備陣対攻撃陣、ベンチ対ベンチ、監督対監督、チーム対チーム、プロ野球でしたらファン対ファン・・・。 すべて人間、戦いの当事者の選手、試合を見ている観客など思惑でその時のゲーム・試合が動いていくわけです。 もっと端的に言うと、「ホームランを打ちたい」「三振を取りたい」「打って欲しい」「抑えて欲しい」等々そんな人間の私利私欲が渦巻く中で、色んな人の色んな心理が働いて一つ一つのプレイに色んな事が起こる可能性が生じると思います。 その心理状態が各チーム、各選手の一挙手一投足に影響を与えるために「流れ」というものができるのではないかと思います。 ですので、野球は特にですけど、各種スポーツに於いて「ムードメーカー」の存在は必要不可欠だと思います。 その「ムードメーカー」ですが、史上最強の「ムードメーカー」はメイクドラマ他数々の名場面で選手を鼓舞し続けた長嶋茂雄さんだと思います。
- ginga2
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いいかげんな言葉 後ずけする言葉
「流れが来てる」ということは「心理的優位に立つということ」。だから, 試合が始まるまえから流れは始まってるんです。 強いAと弱いBの試合は、 心理的に優位なAに闘う前から流れは来てるわけです。 試合が始まって予想通りというか、 安打数はAがBを倍上回って優勢。ここまでの流れはAです。 ところが両軍点が入らぬまま五回終了となると、どうでしょうか? 同じく0点なのに、Aには苦戦、Bには善戦に思えてきます。 Aには「こんなはずじゃなかった」という焦り、 Bには「ひょっとしたら勝てるかも」と勢いがついてくる。 ここで心理的優位が逆転して、流れはBにきます。 しかし途端にAに待望の先取点が入って流れはまたAに。 その一点差のまま試合が終盤までくると、 どう試合が転ぶかわからないから、流れはどちらともいえない。 最終回、Bに連打が出て、ヒット一本で逆転となると、流れはB。 しかし凡フライを打ち上げ、流れは絶たれて、ゲームセット。
- e_12
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単純に言えば気が抜けるというか集中力が欠けてしまったとかだと思います。 私もその試合は観ましたが、逆転満塁打を打たれたときに思わず「あ~ぁ」と口に漏らしてしまいました。 おそらくそのような感情が現れたんではないでしょうか。 野球に限らずスポーツというのは心理状態がすごく大切ですし、けっこう表に出ちゃいますしね。
- sentber
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勢い。 我慢するとき。 冷静さをかくなど。