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ケアハウス内の金銭管理について
ケアハウスの説明を聞きに行ったら、本人の年金が振り込まれる通帳・印鑑を施設に預けてくださいと言われたという話を聞きました。 理由を聞くと、なんでも弱者虐待の可能性を防ぐためだとのこと。 話を聞きに行ったご家族は決してご本人の年金を使い込んだりと、虐待を行っている方ではないのですが、ご本人のことにお金が必要なときには施設に申し出て年金から引き出してもらってから、家族がお金をもらうようなシステムに驚かれていらっしゃいます。 このようなシステムはよくあることなのでしょうか。 高齢者の虐待が社会問題化しているのは知っていますが、未然に防ぐ、これからおこさないために通常このような方法がとられているのでしょうか。 ご本人が認知症の場合などに権利擁護制度を利用することはあっても入居の条件として提示されることについては、法的には問題がないのでしょうか?
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「通帳印鑑を預ける」ということ自体は良くあることですが、形式上は「預けて下さい」ではなく、「ご本人の希望により、預り契約を交わして、預かる」という方法にしているところが大半かと思います。 施設側が強制することは(法的根拠は定かではありませんが、契約という制度上)有ってはならないことです。 ご本人の希望なら、全国の社協で実施している「日常生活自立支援事業」にあるように、第三者が契約で預かることができるのと同じですね。 弱者虐待の可能性を防ぐというのは、ちょっと適当な言い訳な気がします。 つまりは、利用料を払わない方がいるから、きちんと徴収するため…ですよね。 現実、「支払って貰えない」理由に、本人の金を親族が使いこんでいる…なんて犯罪の場合もありますが、管理していた親族が死亡したり、認知症になったり…なんて理由で支払えなくなっていることもあります。 また、施設側にとって「弱者虐待の可能性を防ぐ」という理由から「ご本人の財産をご本人の手元に置くために預かる」ということもあるでしょうが、利用者側からすれば「施設職員・ヘルパーなどによる横領着服を防ぐ」という理由で「他人に預けたくない」というのも当然と思います。 現実、施設職員等による横領着服事件は結構ありますしね。 法的にいえば、本人の財産を本人の代わりに動かせるのは、「成年後見人制度に基づく後見人等」のみであり、施設が後見人となることは利益相反の見地からやってはいけません。 となると、印鑑を預かり使用すること自体が「有印私文書偽造」という犯罪になる(法的代理権はない)こととなります。 …あまり答えになってないかしらん? 下手な文章ですみません。
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- ghis3000
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入居の条件に通帳と印鑑を預かるというのは行き過ぎな気がします。さらに年金振り込み口座ですからね。 おそらく、利用料の焦げ付き防止のために押さえているのだと思います。
お礼
療養型病床に入院していて入院費を家族が払いに来ないという話もよく耳にしますので、やっぱり施設側の都合での言い分ですね。 ご家族とご本人の権利が守られるようにお伝えしていきます。
お礼
やっぱり施設の言い分に首をかしげてもいい内容の説明だったんですよね。 ご家族には説明の不明な点について再度質問していただき納得してからの入所をお考えいただけるようアドバイスしてみます。 ありがとうございました。