小論文 字数指定がある場合の段落分けについて
小論文における字数指定とは、回答者にとってみれば、出題者がどこまでを回答してほしいと考えているか、判断するための重要な材料にあたります。
例えば、
「自由のパラドックスとは何か?50字以内で説明しなさい」
このような質問であれば、50字をギリギリまで活用して回答することと思います。
では
「自由のパラドックスとは何か?100字以内で説明しなさい」
この場合はどうですか?100字の余裕があれば段落分けをしても良いと思いますか?
段落分けをしないことで読み手意識されていない、だから大幅に減点するという採点指針は、納得いきませんね。
もしそんな理論が通るとするならば、
『50字では段落分けはしてはいけない』
『100字では段落を分けろ』
と注釈を付けるべきではないですか??
それを怠って、採点者側の暗黙の了解とやらで、段落分けがされていないことを根拠に減点するなどおかしな話。
(1)~について60字で述べよ
(2)~について40字で述べよ
(3)~について200字で述べよ
同一の問題提示形式を取りながら、字数に差がある場合は上述した問題点が浮き彫りとなる良い例です。
同じように問いかけているのにかたや段落分けが必要でかたや不必要だなんて、不合理極まりない。
あるいは、『字数超過の場合は減点する』という注意書きだけが紙面に記載されている場合は、どうですか?
私が出くわしたケースはまさにこの『一部のみ注意書きパターン』が複合するものでした。
どうしろと?
どこまで出題者の意図を読み取れと言うのか?
おそらくは、
上でも指摘しましたが『読み手を意識した読みやすい答案ならば、段落分けの必要はない』という判断基準が言い渡されるのでしょうね。
回答者は、与えられた問題文に記載されたルールに従ってのみ回答する必要があり、またそれで足りる訳です。
もしそうでなければ、同一の問題文を提示して選抜するという公平な判断基準が、原理的に不公平な判断基準と化することになるからです。
暗黙に段落分けの必要不必要を決めているのは公平?それとも不公平?
…こんな仕組みって、おかしくないですか?
批判でもなんでも回答受け付けてますのでどうぞお気軽に書きこんでくださいませm(_ _)m
※おわかりのように当質問においては段落分けしてます。なぜならば、明示の字数指定条件がないから、です(笑
お礼
回答有難うございました