図書館の書庫資料を出してもらうのは司書さんに迷惑?
図書館の書庫資料を出してもらうのは司書さんに迷惑?
大きな市立図書館の近くに住んでいて、ここ10年くらい頻繁に利用しています。仕事柄、30~40年前の作家や時代について調べ物をすることが多く、よく書庫資料の閲覧をお願いしています。
で、あるときいつものように30冊くらい書庫資料閲覧を申し込んだら、わりと年配の男性司書に「えっ!30冊??」と驚かれました。面食らって「はい、でも1度に50冊くらいまでは申し込みできるんですよね?」と問い直したら、「できるとかできないとかの問題じゃない。せめて10冊とか、読める冊数を頼むのが常識。出させるだけ出しておいて、ぽいっとそのへんに捨て置かれても困りますし」と言われました。
こんなことを言われたのは初めてだったので驚きつつ、「はあ。でも一人の作家さんについていろいろ調べていて、その方が関わった本をひと通り見てみたいし、同じ本であっても版が違うとあとがきや訳者が違う事もあるので見比べてみたいんです」と言いました。
そしたら、すごく迷惑そうに「はいはい、じゃあまー、いいですよ」みたいな態度で最終的には手続きをしてくれたのたのですが、何十冊も書庫資料を頼むのは非常識なことなんですか??
確かに、現物を見て「これは使えないな」と思う本もありますが、とりあえずはいったん書庫から出して見せてもらわないとわからないですよね。というか、司書ってそのためにいるものだと思っていたので、ショックを受けています。今後、書庫資料を頼むのに司書さんに迷惑をかけることになり、また何か言われたりするかと思うと気が引けてしまいそうです。
この司書さんがたまたま職務怠慢でおかしな人だったのでしょうか?(民間の委託業者ではなく、年齢から考えても公務員の方だと思います)。それとも、私が非常識なんですか?
現役司書の方、あるいは図書館業務に詳しい方、教えてください。