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電気泳動のanaphoresisとcataphoresisの日本語訳はありますか
化学反応の原理について翻訳をする上で、anaphoresisとcataphoresisの違いを出すにはどうすればいいのか、困っています。 anaphoresisについては、「陽極移動」という訳語をインターネットの辞書で見つけたのですが、cataphoresisについては「電気泳動(electrophoresis)」と同義で扱われているようで、海外のサイトの定義によると、どちらも電気泳動とされています。 日本で電気泳動=cataphoresisとなっているのはなぜでしょう。「陰極移動」と言ってしまっていいのでしょうか。どなたかご存知の方、教えてください。
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その場合でしたら、補訳が許されるとして、 このアニオンの動きは電気泳動での陽極移動でありカチオンの動きは陰極移動である、 はいかがでしょうか。 文中に in electrophoresis を補うわけです。 anaphoresisは専門語辞典では「アナフォルシス」とカタカナ表記でも出ています。 したがって、これに倣ってcataphoresisを「カタフォルシス」と記すこともできます。 補訳を入れることが不自然な場合、アナフォルシス(陽極移動)、 カタフォルシス(陰極移動)と訳すことも考えられます。 初学者向けに急に、電気泳動法や医学・生理学でしか使わない用語が アニオンとカチオンの移動の用語として使われているのはちょっと乱暴な原文です。
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- drmuraberg
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すみません is called が付いているのを忘れていました。 このアニオンの動きは電気泳動では陽極移動と呼ばれ、カチオンの動きは 陰極移動と呼ばれている または このアニオンの動きはアナフォルシス(陽極移動)と呼ばれ、カチオン の動きはカタフォルシス(陰極移動)と呼ばれている または このアニオンの動きは陽極移動(アナフォルシス)と呼ばれ、カチオン の動きは陰極移動(カタフォルシス)と呼ばれている
- htms42
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an-とcat-を対比的に使っているとすると anode、cathode anion,cation を私は連想します。
- drmuraberg
- ベストアンサー率71% (847/1183)
anaphoresisは一般化学では馴染みが薄く、生理学では「陽電荷質導入法」と訳されます。 cataphoresisはelectrophoresisと同義として「電気泳動」と訳されます。 さて論文がどの分野の関係か、anaphoresisとcataphoresisを対比的に 扱っているかによって訳は変わってくるでしょう。 一般化学で電気泳動はelectrophoresisですから、専門語知識が深くない クライアントが「cataphoresis=電気泳動」を見た場合、こうも言うんだと考えると思います。 「cataphoresis=陰極移動」を見た場合、そんなものか考えると思います。 しかし、訳者は「cataphoresis=電気泳動」と言うのを知らないのだろうと考えるかも知れません。 注釈に入れたらいかがでしょうか。 生理学分野なら「cataphoresis=負電荷質導入法」でしょうが(この方法が有るか どうかは知りませんが)、悩ましい限りです。 ちなみに、anaphoresisは、医学分野では「汗分泌減少」で汗腺機能障害です。
補足
曖昧な部分が多くてすみません。 今翻訳しているのは、下は18、19歳から上は40歳代くらいまでの理数系とは縁がない人たちの参考書となるべき文献です。 電気の特徴として、アノードがカチオンを、カソードがアニオンをはねつけるという説明の後、 「This movement of anions is called anaphoresis and the movement of cations is called cataphoresis.」 とあるので、対の訳語が必要となっていて困っているところです。
お礼
ありがとうございます。参考になりました。 蛇足ですが、この文献では一応、この件の前に電気分解や生理作用が少し専門的に説明されていますので、 そんなには唐突に感じられないような構成になっています。(エステティック機器の電気学の一部) ご心配ありがとうございます。