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死刑廃止をどのように訴えればいいのか

微力ながら死刑廃止を訴えてます。一日でも早く死刑を廃止したいですが、現状では廃止できる見込みは立ってません。 死刑廃止の訴えが、国民の半数以上の死刑支持派や中間派の人たちから支持されないのか、運動や訴え方のどこに問題があったのか、考えてもよくわかりません。今まで廃止運動に取り組んでこられたみなさまは、どこに問題があったと考えてますすか。 死刑廃止の訴えが国民の半数以上に支持されるには、運動の方法、訴え方をどのようにすればいいのか、今までの運動方法や訴え方に改めるところがあるなら、どこをどのように改めたら、廃止の実現に役に立つと考えてますか。 私の個人的体験ですがが、私が死刑を廃止すべきと理由を主張したのに対して、死刑支持派に反論されて、それに再反論できずに、議論に負けてくやしい思いをしたことがあります。皆様は下記のような死刑支持派の主張にどのように反論してますか、それとも、死刑支持派が主張するように、死刑支持派や中間派に納得されない理由なのかわかりません。 例.冤罪だったら取り返しがつかない 現実的には、再審で無罪になった4事件、執行されずに天寿を全うした3事件とそうなりかけている2事件がある。死刑囚が無実を訴えて再審を請求し、法務省もその死刑囚は冤罪と判断している場合はその死刑囚を執行せず、再審を待つと表明しているが、再審の受理はめったに無いので、結果として仮釈放されない終身刑と同じ処遇になっている。法務省がそういう運用方針でなので戦後の日本で無実で執行された事例は無く、今の日本では説得力がある理由にはならない。無実で執行された事例があるなら、その事例と根拠を示せ。 論理的には、冤罪は死刑に所属する問題ではない。刑事訴訟法上の被疑者被告人の権利保護に不備が多々あり、警察検察裁判所が誤認するか冤罪を作ろうと思えば、法の不備を利用されて無実の人が有罪にされるので、冤罪と死刑は根本的には関係ない。冤罪で刑を執行されたら取り返しがつかないことは、死刑も懲役も原状回復が不可能という意味で差は無く、執行後に再審で無罪になった場合は政府が金銭で賠償している。再審の困難さも死刑と懲役の差は無い、狭山事件を見よ。 例.死刑は殺人の抑止力にならない 感情的な死刑支持者は、死刑に犯罪抑止力があると思っている人が多いが、冷静沈着な死刑支持者は、各国の統計で犯罪の一般抑止に刑罰の効果があるとは確認されていないことを知っている。刑罰に犯罪の一般抑止力が無いから廃止しろという理由だと、死刑と殺人だけでなく、他の罰と罪にも当てはまる論理なので、全ての罰を廃止して、他の方法で犯罪を処遇しろという主張になり、死刑を廃止する理由にならない。 抑止力が無いからという理由は、一般予防と再犯予防を故意に混同し、死刑や他の刑罰に、社会からの隔離や教育による再犯予防効果や予防可能性があることを故意に無視している。刑罰が重いほど、社会から隔離される時間が長く、隔離中は再犯が予防される。例えば、殺人、誘拐、強姦、強制わいせつ、強盗、傷害、放火、テロ、銃や麻薬の密造密売をした犯罪者が、反省の感情や意思が無いか乏しく、再犯の可能性が高いと予想される場合、懲役10年<20年<30年<無期と刑罰が重くなるほど、社会からの隔離による再犯予防効果が高まる。死刑の場合はそれが100%確実であるにすぎない。実際、殺人の再犯も殺人以外の重罪の再犯も、社会全体の殺人や各種重罪の発生率よりも桁違いに高い。国家が死刑も懲役も、冤罪で執行することは絶対に許されないと主張しながら、刑罰の緩和や再犯可能性を誤判断して仮釈放した結果、私人が殺人や他の重罪の再犯をしている現実も、再犯をする可能性が高いことも無視しろと主張することは、殺人や他の重罪に対して国家と私人に対するダブルスタンダードの使いわけであり、そんな理由に説得力は無い。 例.修復的司法 修復的司法に一定の効果があることは認めるが、殺人や植物状態や痴呆のように被害回復が不可能な事件に対して「修復的」と称し、被害者と加害者が対話し和解し関係を修復できるかのように主張することは詭弁でしかない。私人が人を殺しても植物状態や痴呆にしても被害の修復と加害者との関係を修復できるなら、国家が死刑を執行しても死刑囚の被害や国家との関係を修復できるだろ。和解を望まない被害者遺族や家族が無い被害者もいるので、修復的司法に普遍性は無い。死刑廃止と修復的司法を組み合わせて訴える必然性も、それによる社会的利益もない。 字数制限のため上記しか書けませんが、上記だけでなく、国民多数派から死刑廃止を支持されるためには、どのような理由で訴えるのが有効か、皆様の考えや、経験や議論の方法を聞かせてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.26

質問者さんに限らず、死刑廃止を訴える人って、ほとんど下記の内容に該当すると私は感じています。 1)根底に死刑廃止という思いがあり、それを達成するために理論構築する 2)構築した理論に対し、死刑賛成派や懐疑派から反論がある 3)その反論に対し、さらに反論する 4)反論に夢中になって、1の目的がどこかに行ってしまう 私はどちらかというと死刑制度廃止には理解をもちますが、現実の世の中は理屈だけでは動かないことも知っています。 ですので、理論だけで相手を屈服させればよいという考えの持ち主には、感情的に反発するんですよね。 私もそうなんですが、人間は論理的な思考だけで生きるのではなく、感情もあるんです。 そして、この感情的な反発について、質問者さんのような死刑廃止派はあまりにも無頓着なため、大衆の賛意を得られないのです。 この質問の回答をじっくり読めば、どうすれば社会を死刑廃止にもっていけるか、貴重なヒントはいくつも隠されています。 ポイントで言えば 1)終身刑の問題 2)今後、裁判員制度が本格的に普及した場合、一般庶民の心理として   死刑を言い渡すことは非常に心理的負担が高い この2点の問題に対して、理屈onlyではなく感情的にうまく丸める意見が社会的なコンセンサスを得られれば、平安時代の日本のように法制上は死刑が残っていても、実質死刑判決0という世の中になることは決して不可能ではないだろうと、私は感じています。 相手を論破することだけが、社会的目的達成の手段ではないのです。 その辺の智恵を、是非とも死刑制度廃止派の皆さんには身につけて欲しいと願っています。

tophazuopa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >死刑廃止を訴える人って、ほとんど下記の内容に該当すると私は感じています。 >1)根底に死刑廃止という思いがあり、それを達成するために理論構築する >2)構築した理論に対し、死刑賛成派や懐疑派から反論がある >3)その反論に対し、さらに反論する >4)反論に夢中になって、1の目的がどこかに行ってしまう >相手を論破することだけが、社会的目的達成の手段ではないのです。 >その辺の智恵を、是非とも死刑制度廃止派の皆さんには身につけて欲しいと願っています。 ご指摘のことは私もいつも感じていたので、どのような訴え方をしたらいいだろうかという質問を、今までの廃止運動家の論理や運動のやり方やに対する反省をこめて、ネットで廃止運動家に対して質問を投げかけたのです。実世界で私が同じ趣旨の質問を投げかけた時と同じで、回答の大部分は死刑支持者からで、多くの廃止運動家は回答者様が指摘される問題に対して、自分を省みることがない、自分で自分に酔っていると思ってます。 死刑支持者の意見も尊重した上で対話を通じて、犯罪や刑罰や刑事政策に対する認識の違いを埋め、どのような刑罰や刑事政策を採るかについて、意見の違いを超えて合意を形成する、政治的な妥協点や落とし所を見出す、そのために死刑支持者にも納得される刑事政策のあり方を模索することが必要ではないかと、問いを投げかけているのですが、反応の大部分は死刑支持派からで、回答者様が指摘されるような死刑廃止派は自分たちだけの殻に閉じこもって、対話をしようとする姿勢にかけ、死刑の廃止を訴えている自分に酔っている。という問題点については回答者様の認識は私と同じだと思います。 >質問者さんに限らず、死刑廃止を訴える人って、ほとんど 死刑支持派も廃止派も全員が同じ考え名わけではなく、支持や廃止へのこだわりも、その理由も、訴え方もかなり差があります。回答者様から見ると、私も回答者様が指摘されている問題を自分で認識できない死刑廃止派と同類とみなされているので、死刑支持派に理解されるような表現力や訴え方をもっと磨く必要があると思ってます。

tophazuopa
質問者

補足

>現実の世の中は理屈だけでは動かないことも知っています。 >理論だけで相手を屈服させればよいという考えの持ち主には、感情的に反発するんです。 >人間は論理的な思考だけで生きるのではなく、感情もあるんです。 >感情的な反発について、質問者さんのような死刑廃止派はあまりにも無頓着なため、大衆の賛意を得られないのです。 死刑支持者の回答に見られるように、死刑支持者の中には、刑罰や刑事政策は「加害者に対する被害者や家族の処罰感情を政府が代行する制度であり、復讐や同害報復の代行制度である(またはそうであるべき)」と考えてる人もいますが、日本も含めてそのような趣旨の刑罰や刑事政策を採用している国は(中国や北朝鮮の刑法でさえも)ないです。どこの国でも刑事政策や刑罰の目的は、全体的には社会秩序の維持であり、個別的には犯罪者の更生です。他の回答に対するお礼で述べたとおり、同害報復は全ての罪と罰に対して成り立つことは不可能です。 もし、被害者の処罰感情に応えることが刑罰や刑事政策の目的なら、事実認定を厳格に行い、被告人が真犯人であると証明できたなら、裁判所が被害者や家族の処罰感情を承り、法務省がそのとおりに執行すればいいので、罪刑法定も量刑判断も不要になります。 もし、そのような制度にした場合、法定刑と量刑の判例に照らして、無期や30年などの厳罰相当の犯罪者でも、たまたま被害者や家族が寛大な処分を望めば、不起訴または短期の懲役になり社会秩序は維持できず、短期の懲役相当の犯罪者でも、たまたま被害者や家族が厳罰を望めば、罪に対して過剰な刑罰になり、法の下の平等も罪刑均衡のバランスも成り立ちません。 だから、刑事司法制度では、犯罪者の処遇については、原則として加害者に対する被害者の処罰感情は無視して、法定刑と判例に基づいて量刑判断してます。 被害者や家族に対する支援や救済は重用な政策テーマであり、今までそれが著しく不十分であり、今後は充実させて行かなければならないのですが、それは刑罰や刑事政策とは別個のテーマです。 上記についてご理解いただければ、認識の違いから派生する意見の違いを超えて合意を形成できるのではないかと考えてます。 >この質問の回答をじっくり読めば、どうすれば社会を死刑廃止にもっていけるか、貴重なヒントはいくつも隠されています。 >終身刑の問題 日本では報道機関の不勉強のため、終身刑と無期刑は全く別の刑罰と誤解されてますが、刑法や刑事政策の分野では、終身刑と無期刑は同義語です。日本の無期刑は別の言葉で言うと「仮釈放の可能性が有る終身刑」、英語表記では「Life Imprisonment With Possibility of Parole」です。 刑期が有期か無期かと、仮釈放制度が有るか無いかとは別個の問題で、アメリカの一部の州や中国などの少数の国を除いて、大部分の国では仮釈放制度が無い有期刑や無期刑は運用が硬直的になるので採用してません。 仮釈放制度が有っても、実際に仮釈放されるかされないかは、受刑者の反省や更生の状況やと、法務省の仮釈放の運用方針で決まるので、仮釈放を許可されない人もいます。つまり、仮釈放の可能性が有る有期刑・無期刑は、仮釈放の可能性が無い有期刑・無期刑の処遇を含んでいます。 法務省の無期刑受刑者の仮釈放の運用状況等についてのページの「無期刑の執行状況及び無期刑受刑者に係る仮釈放の運用状況について」の節(→http://www.moj.go.jp/HOGO/hogo21-2.pdf)、無期懲役刑に関する誤解の蔓延を防止するためのホームページ(→http://www.geocities.jp/y_20_06/)の「無期懲役・仮釈放者のデータ」の節、Wikipediaの日本の刑事司法(→http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の刑事司法)の、「刑罰の執行と仮釈放の実数」、「無期刑受刑者の服役年数別の内訳」、「刑罰の執行と仮釈放の実数の推移」、「刑罰の執行と仮釈放の比率」、「刑罰の執行と仮釈放の比率の推移」の節を見ると、現在の無期刑の運用において、1998~2007年の10年間では、無期懲役確定者は887人、仮釈放を許可された無期受刑者は104人、受刑中の死亡者は120人であり、過去には年間50~100人仮釈放されていた時期と比較すると、運用は著しく厳しくなってます。 超党派の死刑廃止議員連盟は、現行の無期刑の仮釈放条件や審査方法を厳格化するとともに、死刑の廃止または執行の停止を盛り込んだ刑法改正案を提案していますが、国会で可決される見込みが立たないので、法案提出は保留しています。

その他の回答 (37)

  • hiroki0527
  • ベストアンサー率22% (1101/4910)
回答No.7

質問者も「被害者の人権侵害」より「加害者の人権侵害」”しか”考えない典型的な死刑廃止論者にしか見えません。 それでは国民の賛同を得ることは「無理」です。 ・死刑に変わる刑罰を「具体的」に提案してください。 ・一生刑務所に収容することによるコスト高をどうするのか (現在は刑務所1つ作るのも難しいですし、犯罪者を収容しておくコストは驚くほど高いです)具体的に出してください。 ・殺された被害者の人権および被害者遺族の”非常に強い処罰感情”をどうしたいのか具体的に出してください。 この辺りが死刑廃止論者から具体的に出されてからの話です。

tophazuopa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >質問者も「被害者の人権侵害」より「加害者の人権侵害」”しか”考えない典型的な死刑廃止論者にしか見えません。 私としては自分の考えをそのようには思っていません。NO6以前の回答に対するお礼で述べたことも読めば、ご理解いただけると期待してます。 >それでは国民の賛同を得ることは「無理」です。 それをわかっているから、ここで、死刑支持者や中間派から納得を得られる理由は何だろうか、死刑支持者や中間派の人々に対して、どのような訴え方をしていけば、納得を得られるのかを質問してます。 また、NO6以前の回答に対するお礼で述べているように、死刑支持者や中間派の人々の意見も尊重して、違憲の違う人々とも対話することにより、認識の違いをすりあわせ、意見の違いを超えて合意を形成しようとする姿勢が大事だと述べてます。全ての廃止運動家がそうではないけど、意見が違う人々も尊重して対話しようという人もいることはご理解いただきたい。

tophazuopa
質問者

補足

訂正 違憲→意見 >死刑に変わる刑罰を「具体的」に提案してください。 仮釈放の可能性がない終身刑、または、現行の無期刑と比較(現行でもかなり厳しく、無期判決が50~100人に対して仮釈放者は年間3~5人、仮釈放された人の平均服役期間は20年代の後半~30年前後、最近10年では仮釈放者よりも服役中に天寿を全うした無期受刑者のほうが多い。)して仮釈放や条件や審査を厳しくした終身刑は、死刑廃止議員連盟が提案しています。 >一生刑務所に収容することによるコスト高をどうするのか >(現在は刑務所1つ作るのも難しいですし、犯罪者を収容しておくコストは驚くほど高いです)具体的に出してください。 現在の先進国では保健・医療、福祉、介護、年金、教育などの支出が国家予算の大部分を占めています。日本の2009年度の当初予算(補正予算を含まない)の一般歳出(謝金の返済分を除いた行政予算)51兆7300億円のうち法務省の総予算は6700億円で1.3%です(補正予算も含めれば1%未満)であり、どこの国でも司法予算は国家予算の中では著しくシェアが低いです。2006年度末の受刑者総数7万496人(→http://hakusyo1.moj.go.jp/)に対して、無期受刑者数は1596人(→http://www.moj.go.jp/HOGO/hogo21-2.pdf)、死刑囚は94人(→http://www.geocities.jp/hyouhakudanna/number.html)であり、受刑者総数に対する無期受刑者+死刑囚の比率は2.4%なので、死刑囚+無期受刑者の収監にかかる費用は、単純計算では国家予算の0.02%前後であり、死刑支持者がよく指摘する「犯罪者を収容しておくコストは驚くほど高い。一生刑務所に収容することによるコスト高をどうするのか」という指摘は事実に反し、的外れな指摘です(そういう指摘は政府が公開している予算資料や受刑者資料を読まないで、わかってるつもりで主張している)。 2009年度国家予算の詳細→http://www.mof.go.jp/seifuan21/yosan004.pdf >殺された被害者の人権および被害者遺族の”非常に強い処罰感情”をどうしたいのか具体的に出してください。 死刑支持者がよく指摘することですが、被害者や遺族に対する支援は刑事政策とは別個の政策テーマです。刑事政策や刑罰の目的は、全体的には再犯を予防し社会秩序を維持すること、個別的には犯罪者を更生させることであり、復讐や同害報復では刑事政策や刑罰の目的ではないです。刑事政策や刑罰は被害者遺族の処罰感情を満たすためのものではないので刑事政策も刑罰も刑事裁判も被害者遺族の処罰感情は考慮しません。日本の刑法にも刑事政策や刑罰の目的が復讐や同害報復や被害者遺族の処罰感情を満たすためとは書いてません。日本だけでなく世界各国の刑事政策もその目的は同じです。 もし、刑事政策や刑罰の目的が復讐や同害報復や被害者遺族の処罰感情を満たすためなら、殺人、傷害致死、強姦致死、強盗致死、監禁致死、危険運転致死などの罪に対しては全て死刑にすべきとなるはずですが、殺人または○○致死罪は全て無条件に死刑にしている国はありません。世界最多の死刑執行国である中国でもそこまではやってません。 もし、刑事政策や刑罰の目的が復讐や同害報復や被害者遺族の処罰感情を満たすためなら、被害者を植物状態や痴呆状態にさせたから加害者の脳をつぶす、被害者の首や腰から下を動作不能にしたから加害者の首や腰から下を動作不能にする、被害者を失明させたから加害者の目をつぶす、被害者を強姦したから加害者を去勢する、被害者の腕や足を切断させたから加害者の腕や足を切断する、などの同害報復も刑法に取り入れ、同害報復の罰を裁判で宣告し執行すべきですが、イスラム法で統治する一部の国以外ではそのような刑罰は採用していません。 日本が被害者や家族に対する支援や救済に不熱心・不作為だったことは事実であり、20世紀末以後、被害者や家族が被害者の権利保護を訴えるようになってから、それが重大な政策テーマであることは広く認知されるようになり、被害者の権利保護も少しずつ進んできたが、不十分な面は多々あり、被害者や家族に対する必要で十分な支援や救済の制度を整備し運用してゆくために、官民ともに努力が必要だが、それは刑罰によって実現されるものではないです。

  • Us-Timoo
  • ベストアンサー率25% (914/3620)
回答No.6

死刑廃止論者がなぜ論破されるのか、わかりますか? それは、本当の重犯罪者を世の中へ引き戻させない手だての代替方法を『具体的に』示していないから。 私個人は死刑肯定論者ですが、それは重犯罪者を世の中に引き戻させない手だてが他にないからです。 例えば、終身刑や全ての罪の刑期を合算した刑期を課す、などの死刑にせずに世の中へ戻させない手だてをこうじるなら 死刑にはなくしてもいいとは思いますけどね。

tophazuopa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >死刑廃止論者がなぜ論破されるのか、わかりますか? 廃止論者の中には死刑廃止を訴える自分に酔ってるだけで、違憲が違う人の観点など考えもしない人もいますが、少なくとも私はわかっているので、廃止運動家に対して、冤罪や抑止力に代わって、支持派や中間派に納得を得られる理由付けを質問するとともに、今までのように冤罪や抑止力で納得を得られると思ってるのなら、その根拠を示してと質問してます。 >それは、本当の重犯罪者を世の中へ引き戻させない手だての代替方法を『具体的に』示していないから。 死刑廃止を求める超党派の国会議員団は、仮釈放の条件を厳しくするとともに、執行停止や法律上の廃止をめざしてますが、今のところ法案提出には至ってません。 仮釈放無しの終身刑はアメリカの一部の州や中国など、著しく少数の国でしか採用してません。他の回答へのお礼に書いたように、仮釈放の可能性を認めている終身刑(日本の無期刑と同じ)は、仮釈放の条件や判断が厳しいか緩やかかにより、柔軟な運用ができ、条件を厳しくすれば、結果的に死ぬまで服役する人も多数いるので、仮釈放の無い終身刑と同等の処遇もできます。

tophazuopa
質問者

補足

訂正 違憲→意見

  • dogday
  • ベストアンサー率29% (2313/7949)
回答No.5

>私が死刑を廃止すべきと理由を主張したのに対して、死刑支持派に反論されて、それに再反論できずに、議論に負けてくやしい思いをしたことがあります。 これは単純に死刑支持者より思索が足りないからです。 反論に負けるのは自分の主張が間違っているのでは?という当たり前の視野がなさすぎます。 だから死刑支持者の正当性が理解できない。 相手が間違っているのだから自分は正しいのではなく、自分の間違っている所を自分で見つけ、そこに合理的な対処法がなければ、実現不可能なプランニングです。

tophazuopa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >これは単純に死刑支持者より思索が足りないからです。 ご指摘のとおりと思います。 >反論に負けるのは自分の主張が間違っているのでは?という当たり前の視野がなさすぎます。 NO3の回答へのお礼で書いたとおり、私も冤罪や抑止力を理由にしては死刑支持者や中間派から納得されないと思ってます。廃止運動家の中にはそういう理由で訴えることに自己満足してる人も見受けられるので、納得を得られる根拠があって主張してるのか質問しました。 >だから死刑支持者の正当性が理解できない。 >相手が間違っているのだから自分は正しいのではなく、自分の間違っている所を自分で見つけ、そこに合理的な対処法がなければ、実現不可能なプランニングです。 ご指摘のとおりと思います。廃止運動家の中には、死刑廃止を訴えてる自分は人権意識が高い進歩的な人間で、死刑支持者は人権意識が低く国際的趨勢も認識できない愚民だと死刑支持者を蔑視し、死刑を維持している日本人であることが恥ずかしくてたまらないなどと、廃止派と支持派を二分法で分断し、死刑廃止を訴えてる自分に自己満足してるだけの人もいます。 死刑に限ったことではないですが、意見が違う人とも対話して、議論のテーマについての認識の違いのすりあわせや、意見の違いを超えて合意を成り立たせようと努力し、多数派をつくることにより、社会を変えようとする姿勢が大事だと思います。

  • DESTROY11
  • ベストアンサー率23% (805/3491)
回答No.4

死刑賛成派です。 日本の場合、無期懲役は期限を定めない有期懲役なのです。 ですから、チャンスがあれば出てくることが可能です。 で、今の日本では無期懲役以上の刑罰は死刑しかありません。 ですから死刑を廃止すると、「期限を定めない有期懲役」が最高の刑罰になっちゃいますね。 これで世間が納得させられると思います? ワタシだったら代わりの刑罰を提案します。 「強制労働30年」「永久懲役(墓も刑務所内)」「人権剥奪刑」「累進加算式懲役(合計懲役300年とかいうやつ)」 今は世界的に人権尊重が過熱しすぎです。 上記刑のほうがかえって顰蹙を買いそうな気がします。

tophazuopa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >今の日本では無期懲役以上の刑罰は死刑しかありません。 >ですから死刑を廃止すると、「期限を定めない有期懲役」が最高の刑罰になっちゃいますね。 >これで世間が納得させられると思います? 私も納得されるとは思ってません。 法律上は服役して10年経過すれば仮釈放の審査の対象になるのですが、近年の仮釈放の運用は昔と比べると著しく厳しくなってます。法務省が公開している資料によると、30年くらい前は、無期受刑者が年間に50~100人くらい仮釈放され、仮釈放までの服役期間も12~16くらいが大部分で20年を超えることはめったになっかたのですが、最近は年間の仮釈放数は0~5人くらいで、服役期間は全員20年以上で平均は20年台の後半~30年前後になってます。最近10年では仮釈放数よりも服役中に天寿を全うして死んだ受刑者のほうが多くなってます。 仮釈放中に殺人の再犯をした事例が多々あり、再犯の恐れはないと仮釈放した判断の誤りを国民から(特に死刑支持者から)厳しく批判されたことが原因で、仮釈放を許可する条件が著しく厳しくなり、殺人犯はめったに仮釈放を許可されず、釈放されてる人は連続強盗致傷・強姦致傷犯などの、殺人犯以外の事例が多いです。 仮釈放許可の条件や審査方法をもっと厳しく、例えば、今は有期刑の上限が30年になってるので、無期刑の仮釈放に必要な最短服役期間も30年にして、再犯可能性も精神鑑定を義務付けるとか、市民参加の公開審査制(裁判員制度の仮釈放審査版)すれば、ある程度は納得されるかと思ってます。

  • akagi3939
  • ベストアンサー率22% (63/285)
回答No.3

死刑制度賛成派です。 貴方がどんな理由で反対を訴えてるのか書かれてないきがするのですが、反論されて負けるということは貴方の考えが間違ってるのではないんですか? いろんな側面から考えないといけません。 反対論者の人は人権人権と1つのことだけ見て熱くなってる人が多いようにおもいます。

tophazuopa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >反論されて負けるということは貴方の考えが間違ってるのではないんですか? 昔から多くの廃止運動家が、冤罪や抑止力を理由に廃止を訴えてきましたが、国民の多数派からは支持されてないという事実から、少なくともそういう理由では廃止はできないだろうと私は思っているのですが、そういう理由で国民多数派の支持を得て廃止できるという根拠を持って主張している廃止派の人がいるならその理由を聞きたかったので質問しました。 >貴方がどんな理由で反対を訴えてるのか書かれてないきがするのですが 私の力不足のため、冤罪や抑止力に代わる理由は確立できていません。 >反対論者の人は人権人権と1つのことだけ見て熱くなってる人が多いようにおもいます。 死刑支持者の皆様からよく指摘されます。一部の廃止運動家の中には、そう指摘されるような、偏った見方だけをしている人もいると感じてます。

  • Cupper
  • ベストアンサー率32% (2123/6444)
回答No.2

斜め読みです(正直全部読む気になれません) 死刑制度を廃止した場合の弊害についてお考えになられていることはありますか それをどのようにして克服するか考えてみてください 廃止によって得られる利点だけでなく欠点についても十分考慮しましょう ちなみに諸外国では死刑制度が廃止だけでなく無期懲役は二度と社会へ出られなくする制度があります 日本のそれは違いますからね それさえしっかり抑えることができるのであれば、自分は死刑制度廃止に賛成です しかし…死刑制度を廃止だけを声高にわめき散らすだけの人は最低の偽善者だと思います (命の重みを真剣に考えていないとも言える) 法制度のバランスを考えた提案をするようにしましょう

tophazuopa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >廃止によって得られる利点だけでなく欠点についても十分考慮しましょう >しかし…死刑制度を廃止だけを声高にわめき散らすだけの人は最低の偽善者だと思います >(命の重みを真剣に考えていないとも言える) >法制度のバランスを考えた提案をするようにしましょう ご指摘のことは質問文に書いたとおり、死刑支持者からもよく指摘されます。どうしたらバランスが取れた提案ができるか、力不足のため苦慮しています。

  • k99
  • ベストアンサー率47% (491/1025)
回答No.1

>冷静沈着な死刑支持者 このような「真理は我にあり」という驕慢な態度が生理的な嫌悪感を引き起こすからでしょう。

tophazuopa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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