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連絡路線??
東北地区の平庭高原線、早坂高原線ほかいくつかのバス路線は本来鉄道線を作る際に成し得なかったままバス路線になったのでしょうか? また、新幹線が青森まで開業すれば盛岡―青森が第3セクターになった場合、北海道から関東への貨物輸送はそのまま続行されるのでしょうか?
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小鳥谷~葛巻~岩泉を結ぶ鉄道の敷設計画が実現せずバスとなり、これをベースに盛岡に乗り入れて利便性の向上を図った路線が平庭高原線、早坂高原線である、という説明が適切でしょう。この区間の鉄道計画については鉄道敷設法に定められているものの他、東北鉄道工業という会社が一部工事を行っています。 ↓わかりやすい解説 http://d.hatena.ne.jp/katamachi/20070516/1179318183 この路線、盛岡との連絡を考えると、随分中途半端な感じがしますが、距離的に有利な平庭高原線とか早坂高原線のルートへの鉄道敷設は絶望的に難しい(長大トンネルが必要)のでこうなったんじゃないかと思います。国鉄もこのルートに鉄道を通そうとはさすがに考えなかったんじゃないかな、と思います。 新幹線開通後の貨物輸送は、現行ルートのまま継続するとみていいでしょう。貨物列車の線路使用料でもめていた記憶もありますが、青森県側としては、年間20~30万トンの貨物の発着がある八戸へ貨物列車が来なくなると県内経済に支障をきたしますので、それほど貨物列車を冷遇しない事が想定されます。また、鉄道-船間の積み替えはかなり面倒でコストもかかりますので(貨車搭載可能な貨物船を数隻建造するだけで100億以上の金がかかり、燃費も鉄道車両の数倍を要する)、ダイヤ編成の手間などを考慮しても、青函トンネルルートで貨物輸送は継続されると見ていいのではないでしょうか。
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- kt1965
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回答します。 >東北地区の平庭高原線、早坂高原線ほかいくつかのバス路線は本来鉄道線を作る際に成し得なかったままバス路線になったのでしょうか? については不明です。しかしながら、用地取得目的が鉄道路線建設となっていましたので、ではないか?と推定しております。 >また、新幹線が青森まで開業すれば盛岡―青森が第3セクターになった場合、北海道から関東への貨物輸送はそのまま続行されるのでしょうか? については、もしも廃線になったとしても、日本海側を回ったルートで貨物輸送が可能ですので、当面は継続します。なお、海峡線が新幹線に変った場合は、フェリー・自動車輸送での輸送に振り返ることになるかも知れません。 では。
お礼
ありがとうございました。
- pasocom
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WIKIPEDIA「平庭高原線」を参照下さい。 いわく「1939年11月に沼宮内駅-茶屋場間を運行開始したものに端を発する。(中略)本路線は「鉄道線の先行」という使命とともに、「鉄道線(東北本線)の培養」という使命を兼ねていた。」 つまり、将来は鉄道にしたかった路線でありながら、結局なしえなかった、ということですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%BA%AD%E9%AB%98%E5%8E%9F%E7%B7%9A >盛岡―青森が第3セクターになった場合、北海道から関東への貨物輸送はそのまま続行されるのでしょうか。 現在でも盛岡~八戸間は第三セクター「いわて銀河鉄道」ですが、貨物列車の運行はこの路線を通過して輸送されていますので、八戸~青森が三セク化しても同様の対応がされるものと思われます。
お礼
ありがとうございました。
お礼
東北方面は好きで結構行っているのです。 バスに2~3時間揺られるのも良かったし、貨物関連はお仕事の関係上少し知っていたので今後どうなるのかな?と思ったのです。 ありがとうございました。