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整備新幹線開業時のJR並行在来線、第三セクター化について。

 長野(北陸)新幹線が開業した時に、  信越本線の一部がなぜ、JRから第三セクター「しなの鉄道」に                    経営が変わってしまったのでしょうか?  また、東北新幹線が青森(八戸まで一部)まで開業時に  並行在来線の東北本線が、岩手、青森県などが経営する第三セクターに、            なる事が決定していますが、それはなぜでしょうか?。  第三セクターに経営が替わってから、同区間を走行してるJRの寝台特急などが  線路使用料などを払い運行するなどと言われていますが、  それなら、そのまま新幹線が開業してからも、              JRが経営していけばいいと思うのですが。・・・  それに、北陸新幹線が金沢付近まで開業したら、  北陸本線以外に、氷見線、城端線、富山港線など、富山付近の並行してない  関係無い路線まで、第三セクター化されると言われているのですが、                              なぜでしょう?  新幹線が開業したら、JRの並行在来線は第三セクター化            されなければいけない、とかいう決まりなのでしょうか?  それともJRが、新幹線開業に伴ない、          並行在来線の経営を何かの理由で切り離したいのでしょうか?

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noname#2804
noname#2804
回答No.3

 もともと整備新幹線についてJRはあまり乗り気ではありませんでした。しかし国としては開業後の整備新幹線運営(及び建設費の償還)にあたらせたいJRの協力は不可欠です。そこで国は交換条件的に、整備新幹線運営と引き換えに赤字確実の平行在来線からJRが撤退することを認めたわけです。平行在来線が無くなると地元としては大いに困ることとなりますが、赤字確実の平行在来線を引き受ける事業者など現れません、結局地元自治体が第三セクターをつくる以外、選択肢がなかったというのが現状です。  整備新幹線の平行在来線は特急主体で普通列車は1時間~2時間に1本に過ぎず、これだけで採算は取れません。恐らくこれから整備新幹線が開業するたびに平行在来線の三セク化が行われるでしょう。利便性と引き換えに自治体は重いツケを負わされることになります。  北陸エリアの話ですが、北陸本線が三セク化されるのを前提にすると、盲腸線群だけを運営して利益を出すことは不可能です。ですから一体として三セクに面倒を見てもらいたいというのがJR-Wの考えなのでしょう。  ちなみに津軽海峡線の扱いですが、同線は北海道からの貨物輸送という役割も担っているため、在来線との共用になるものと思います。設備はその予定で作られています。

noname#1491
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。   経営切り離しは、国が認めたことなんですね。だからですか~   そこで地方自治体主体の第三セクター会社が経営するんですね。   新幹線来たと喜んでいても、赤字会社の経営を任されてしまうんですね。   地元の人相手のローカル輸送では、採算とれないですもんね。   だから第三セクター区間を寝台特急が通るのに線路使用料を                払うのは、そっちの方が安上がりですものね。  

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その他の回答 (6)

  • nuri
  • ベストアンサー率27% (3/11)
回答No.7

整備新幹線については、国が取り扱いを定めました。 もともと、JRになったのも、昔の東海道新幹線(東京~新大阪)の 建設費が発端の長年に渡る借金がたまりにたまって、どうにもならず 民営化したのがはじまりで、その借金は、別の財団法人に移譲しての 返済が今も行われており、東海道新幹線を持つJR東海もその負担を しております。(税金の投入も行われております。) その経過もあり、民営化になったJR自体に「新幹線」を作りなさい・ そして「在来線も残して運行も行いなさい」とは誰も言えなかったのです。 ただ、そこで大きく騒いだのが「整備区間にあった地元の政治家さん」です。 先に開通した区間は大きく栄えました。地元の方にも、それが非常に 魅力だったのです。 そこで国が「建設は国で、運営だけはJR、そして在来線は地元で面倒を 見ましょう」という案を作りました。JRはいわゆる新幹線のリース料だけ 払うだけで済むので、現在の在来線だけで特急運行の形より、経費が安く 済むのです。JRはそれならということで了承したのです。 地元も新幹線がくるならと沿線自治体が3セクに了承しました。 ですので3セクは「地元が選択」したというのが正しいのかもしれません。 ですのでJRが勝手に放棄したのとはちょっとは違います。 JRにしても、ネットワークが分裂するのは、本望ではないんでしょうが、 「完全民営化」により、今度は「株主」より経営について突き上げられる 際、結局「採算性」が問題になってくるのです。 ですので、どうしてもJRに見てもらいたいのであるならば、在来線も 新幹線と同じ様に運営だけみてもらい、施設の維持は地元がかぶったほうが JRの負担は減りますが、「国の案」に飲んでしまった以上は、大きく 言えなくなったのも事実なのです。 ただ、現在各地域や自治体で「在来線」についての扱いがわれてます。 鹿児島の方は最近までもめてました。本当に新幹線が必要かという話も あまり論議はされず、流れに流されたといった方がよいのでしょうか。 ただ、JRであろうが、3セクであろうが今後かなり厳しいのは事実です。

noname#1491
質問者

お礼

 回答ありがとうございます    やはりいろいろな経緯があり、関係各所の考え方の違いなどや、                 採算などの問題があるみたいですね・・・

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noname#3602
noname#3602
回答No.6

だからみんなJRに甘いって。しなの鉄道の輸送密度があればやっていける。廃止された特定都市地方交通線よりもある。結局赤字路線を減らしたいんでしょうJRは。 こうなると、他の路線もバシバシ切ってゆくのかな。

noname#1491
質問者

お礼

回答ありがとうございます。お待ちしてました! たしかに、  他の廃止された地方交通線より運転本数があり、輸送密度もあると思います。    JRは赤字区間を経営したくないんでしょうね・・・・・  だからと言って、新幹線が開業するたびに、そこらじゅうの在来線が、    第セク化されていくのはどうかな?・・と思いますね・・

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  • adrmaster
  • ベストアンサー率40% (6/15)
回答No.5

ご質問については既にみなさまが書かれているようなので、ちょっとした補足を。 新幹線によって平行在来線が三セク化されると、 その路線はJRとは別の料金体系になる上に、 三セクの料金自体がそれまでの約1.5倍になることが 過去の例で実証済みです。 するとただでさえ速達化された新幹線へという 長距離客の流れに拍車がかかることになり、 利用は線内利用に限られてきます。 結果県境の利用が極端に減るので、 三セク化された挙げ句、盲腸線だけが残るという事態になりかねません。 横川-軽井沢が正にそれですね。 素人考え(自分も)だと 「利用実態に合わせて本数は減らすにしても線路は残しておけばいいじゃないか」 となるのですが、 線路を維持する費用はバカにならないらしいので駄目だそうです。 青森・岩手間も互いの自治体とJRと政府の それぞれの思惑で色々もめていたようです。

noname#1491
質問者

お礼

 回答ありがとうございます   新幹線が来ても、第三セクタ-化で、地方の地元の人は、          運賃の値上げなどで、負担が増えてしまうようですね・・   利用客が地元相手では、なかなか経営も難しいようですし・・  地方自治体・JR・政府で考えかたの違いなどでもめているようですね・・

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noname#3602
noname#3602
回答No.4

理不尽だと思います。いったい経営してほしい。詳しい意見はまた後日。

noname#1491
質問者

補足

 お待ちしております。!!

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  • goodpro
  • ベストアンサー率29% (486/1651)
回答No.2

No.1のかたのご意見にもあった通り、その路線の利益の大半が「特急列車」の場合に限って、切り替えるのがほとんどです。 もともとは旧国鉄がいわゆる「路線拡大」として、行った経緯があり、たとえそこが赤字路線になろうとわかってても、開業した経緯がありました。(たしか...) このため、「北陸新幹線(長野新幹線)」が、開業前のほとんどがL特急「あさま」が、利益の大半を占めていたことと今後「横川-軽井沢間の利用見込みがない」ことから「しなの鉄道(株)」がJRの経営を引き継いだ経緯がある感じです。  それを踏まえますと、北陸線の「直江津-金沢」間は特急がなくなったとしても、利用採算が出ないため、切り替わるのではないでしょうか? ただ、特急「はくたか」(北越急行(株)・ほくほく線経由)の存在がある限りは、当面の間は無いかと思いますが...。  でも、「上越新幹線」「東北新幹線(東京-盛岡)」「東海道・山陽新幹線」については、JRが経営してるのですから、「決まり」ではないと思います。  ちなみに「東北新幹線(盛岡-八戸)」の岩手側が「IGR いわて銀河鉄道」、青森側が「青い森鉄道(今後、青森まで延伸あり)」が経営するそうです。  JR海峡線は恐らく、「北海道新幹線」となって、「中小国-奥津軽((仮)・現在の津軽今別/津軽二股)間」は、廃止されるでしょう。  参考として、IGRのホームページがありましたので、ご紹介します。

参考URL:
http://www.igr.jp
noname#1491
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。        いろいろな経緯があるみたいですね・・・

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  • h_sakaki
  • ベストアンサー率18% (175/970)
回答No.1

元々赤字路線に、新幹線を通したら、在来線はさらに赤字になり、とても2路線も経営出来ないから廃止するのです。 しかし、地元の人が困ってしまうので、第三セクターとして運営します。

noname#1491
質問者

お礼

  回答ありがとうございます  そうですか・・・たしかに、新幹線が開業することで、どんなに黒字路線でも、  特急などが廃止されれば、ローカル輸送に徹するしかありませんから、              地元の利用客だけでは赤字になってしまいますね。

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