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社長が出張日を自費で支払い、それを経費とするために
小さな会社です。会計ソフトは弥生スタンダードです。 会社のお金を使いたくなかったので、社長が出張費を自腹で出しました。それらの経費を未払い金として処理しました。 (旅行ではなく、本当に出張で、現地での領収書・ホテル領収書などあります) その費用を会社で負担するつもりはないので、ずっと未払いでいきたいです。 それで決算がおわり、新年度に繰り越すときにも未払い金が繰り越されてきます。経理しにくいので、未払い金を一度ゼロにもどしたいのですが、ゼロにすると、賃借バランスがくずれて、「繰越利益」にしますか?と表示されてしまいます。 経費として使った(社長が)未払い金なので、利益にはしたくないです。このような場合どのような会計処理をしたらよいでしょうか?
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自腹にする場合、そもそも仕訳を切らないのが一般的な処理です。そのため、未払金を計上しているのであれば、既にご回答のあるとおり計上済みの仕訳の反対仕訳(「未払金/経費」)を切る必要があります。 そうでなく、経費を残したままで未払金を処理したい(要するに金銭負担のみ回避したい)のであれば、「未払金/債務免除益(営業外収益区分)」という仕訳を切ることになります。「債務免除益」は雑収入でも構いません。ただし、多額であれば特別利益区分に科目を設けて計上します。なお、この債務免除益は法人税の課税対象となります(繰越欠損金があるなど一定の要件を満たせば、課税されません)。 「ずっと未払い」とすれば、ずっと債務を残存させることになります。この処理はお勧めできません。後に未払の理由が不明となり、社長に支払われてしまうなど意図しない処理の行われる可能性が小さくないからです。 また、借入金処理をすると、将来返金するか(この場合、社長に支払いますから結果として自腹でなくなります)、上記と同様に債務免除益の問題を発生させることになります(この場合、一定の要件を満たせば課税されませんから、要件を満たすまで借入金に残しておくことも考えられます)。
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- One_net
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そもそも何のために未払計上下のでしょうか。一般的に未払金は翌月支払う負債科目です。この時の処理がおかしいので、前回答者の言われるとおりこの時点で計上するなら長期借入金としておき、利益が出れば返せばよいのでは。 また、計上済みの未払金を戻したいなら未払計上した逆の仕訳を記帳します。 (借)未払金 |(貸)旅費交通費 期末に旅費交通費がマイナスになるようであれば、理由を明記して雑収入に処理してはいかがでしょうか。
- misaemasa
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社長からの借入金でいいでしょう。 いずれ、利益が出たら相殺すればいいのです。
補足
なるほど、わかりました。 経理初心者なので、大変勉強になりました。