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ボイトレの先生との相性について
漠然とした質問で申し訳ないのですが、ボーカルのボイストレーニング経験者の方にうかがいたく、書き込みをしました。 どんな習い事でも先生との「相性」は大切な要素ですが、ボイトレの場合、先生との相性で起きてくる出来事というと、具体的にはどんなものが考えられますでしょうか? 私自身、ボイトレを受けてそろそろ9ヶ月になろうかというところなのですが、先生との相性についていろいろ考えさせられることがあり、経験者の方にうかがってみたいと思いました。 よろしくお願いします。
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こんにちは。 私の場合完全なクラシックで ボイトレとは多少ニュアンスは違いますが ご参考までに・・・ 私が初めてレッスンを受けた声楽の先生は 芸大の指揮科卒業(今考えるとなんで指揮科の先生だったのかなと疑問が。^^;) バリバリ堅物神経質 おまけに嫌味で自分が気に入らないと 突如伴奏を止め 黙ったまま何分も威圧的な雰囲気で無言の責めというか・・・ちなみに男性です。 それはそれはもう憂鬱な気分になり 自分で言うのもアレなんですが それまでは歌なんか楽勝にトップの成績でしたが みるみる間に下から数えた方が速くなるくらい 全く歌えなくなりました。 声を出す事自体が恐怖になり 歌ば大嫌いになりましたね~(涙) 音大半ば頃 思いきって音大の外で先生を探しレッスンを受けたところ その先生は女性で神経質でもなく おおらかに楽しくレッスンして下さり 歌えなかった歌が また一気に歌えるようになり(たった2ヶ月くらいで)成績も上から数えた方が全然速くなりましたね(笑) 最初についた男性嫌味教授?のレッスンを受けたら それまでの普通に楽に歌っていた感覚を一気に忘れ いくら思いだそうとしても 思い出せなかったです。 で、次の女性の先生でやっと歌う事を思い出しましたが 私は元々ピアノが好きでしたので その後は声楽はやめていました。 4年後 ウィーンの先生にレッスンを受ける機会があり(渋々^^;)発声練習をして頂いたところ 自分もびっくり!こんなに楽に歌えるなんて・・・という感じでした。ウィーンの先生も女性で めちゃくちゃおおらかで明るい方。気にしない気にしないって感じで。 相性というか 先生のタイプというか…教える技術というか。歌は非常にトレーニングを受ける相手によって 左右されやすいという実感が強いです。 感情は声帯に大きく影響すると思います(気分が暗い時って 声出すのも嫌とか 小さくなるとか 楽しいと自然に大声で笑ったりとか) 私は 一番最初の先生の前では声帯が詰まってしまうような 萎縮してしまうような感覚がありましたね。 ちなみに 最初の先生から最後の先生までの高音域の変化です。 G→H→Es これだけの差が出るんですよ。びっくりでした。 歌は良い先生に当たると?本当に短期間で劇的に変化する事を自分の体験 また周りの声楽科へ進んだ子たちを見てて つくづく感じましたね~。 トップからの転落。逆に全然歌なんか歌えるはずじゃなかった子たちがどんどん上達して その子たちからもよく嫌味言われたなぁ(笑)どうしちゃったの~?みたいに。 今となれば笑い話です。 大したご参考にはならないですが 体験談でした♪
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再びこんにちは。 歌で大成しなかった私が質問者さまの歌人生(大袈裟(^^;)を左右するような 断定的な事を申し上げるのはとても気が引けるので 前回も遠回しで抽象的な回答をさせて頂いたのですが… 私の経験談として又回答させて頂きますね。 クラシック・ポピュラーに限らず 歌・ピアノに限らず 本当に大切なのは基礎だと思っています。私が最初に歌のレッスンを受けた先生は 実は発声法(発声練習)も呼吸法も一切教えては下さいませんでした。 アドバイスは『喉を開けて』この一言。基礎の身体作りが出来ていない 呼吸法も全く出来ていない私が 素直に忠実にその言葉を実行した結果 この世のものとも言えないような張りのないオバケのような発声になり 又身体が作れていないので試験で緊張すると声がまともに出ない…試験でまともに歌えない事を鼻で笑う。こういう先生でした。私は音中へ行っていて中学の時は専攻を決めなくて良かったので 前回もお話した通り歌も自己流でしたが自由に歌っていて 何ら苦痛を感じた事はなかったのですが 高校は専攻を決めなくてはならず 手の小さかった私はピアノ科より 成績が一番の声楽科のほうが良いという事で声楽を専攻したのです。自分で言うのもアレなんですが(また始まりました^^;)素直な性格で一生懸命取り組むタイプでした。でもレッスンを受ければ受けるほど状態が悪くなり 気が付いたらアウト。今考えると どんなに厳しくても嫌味でも?基礎を作って頂ける先生なら 多分私は尊敬し信頼し頑張れたのではないかな…と。相性云々も人間だからあるとは思います。でもそれ以前に指導してくださる先生の技量・指導力・方針が満足できるレヴェルであって 学ぶ側が真摯にレッスンに取り組む姿勢であれば 自ずと信頼関係も出来てくるのではないかなぁ…と。質問者さまのお礼を拝見すると 非常に歌に対して真摯であるという印象を持ちます。今回のお礼の内容を拝見すると相性以前のような気がしてしまうのですが…。指導者によって天と地ほど差が出るという事は前回の回答で例を挙げて申し上げました。やはり指導力のある先生は発声法や呼吸法に確固たるメソッドがおありで 生徒はそれを忠実に実行し訓練すれば 必ず上達します。私はピアノでも先生に恵まれず(涙)メソッドを持たない方ばかりにレッスンを受けていましたので 何か自分で『これは違う』と思い自分なりに研究しましたが 限度がありました。友人がとても良いピアノを弾くので思いきって 先生を紹介してもらってレッスンを受けたところ きちんとしたメソッドを持っていらっしゃる先生で 私は目からウロコ。それまで苦労していた事が嘘のようでした。 諦めなかった気持ちが この先生に巡り合わせてくれたんだなぁと今でも思っています。 もちろん自分が努力もせずに先生の指導力云々を言うのは言語道断だと思いますが 一生懸命取り組んでいるのに満足な結果(その時その時で…です)が得られず 悩むようなら他の先生のレッスンを受けるという選択も良いのではないかな…と私は思います。(もちろんどんなに素晴らしい先生についても、『壁』は絶対にありますが)ご自分の大切な才能を伸ばしてくれる先生を見つけ出す事も 一つの才能かな(変な理屈^^;)なんてね。良い先生は必ず発声法・呼吸法はしっかりレッスンしてくださいます。 しつこいようですが(すみません 性格がしつこいもんで^^;)声は気持ちに影響を受けやすいので くれぐれも悩み過ぎず 明るく解放された気持ちになられますように。と同時に絶対上達してやる!という強い気持ちを持って進んで行ってください。大したご参考にもならない回答・しかも長文。大変失礼しました m(__)m
お礼
再び丁寧な回答を有難うございました。「歌人生」だなんて本当に「大袈裟」です!(笑) 真剣に取り組んではいますが、趣味の領域を出ませんので。(お恥ずかしいです) 思えば昨夏、知人から今の先生を紹介された時より、この事態に至るスイッチは入っていたかもしれず。紹介のきっかけは、その先生が現役歌手なのでボイトレの情報を持っているだろうということでした。しかし、先生からのメールにはいきなり「授業は1時間で○○ドル。自宅で行います」とあり、割り切れませんでした。しかも○○ドルは相場よりも若干高め。歌手としてのキャリアはすごいですが、○○ドルも取るなら他にお弟子さんがいてもよさそうなのに、いつも私だけですし、教え慣れていない感じがあります。 私は子どもの頃ピアノを習っていました。ベテランの先生は、どの課題が生徒にふさわしいか、すぐに見抜けますよね? スコアもたくさん持っていて、すぐに「これはどう?」と何曲か選んで下さるものです。しかし、今の先生はご自分用のソプラノ楽譜しか手元になく、最初の課題曲は、その日にゴミ捨て場(!)にあったというスコア集から選んだもの。本当に私のことを考えて選んで下さったようには見えませんでした。私の下手な歌を聴いてくれる有り難い友人たちには、先生の選ぶ曲はいつも「声に合わない」とウケが悪く、私も歌っていて楽しくありません。 顔合わせの際、「初回レッスンには何曲か持ってきて」と言われ、私は「歌よりも発声の練習をしたい」と訴えました。しかし、先生はよく分からない顔をなさいました。何曲かスコアを用意して(購入して)行ったものの、先生はスケールも間違えるほどピアノが下手で、キーを変えることができないので全て無駄でした。私の声には特徴があり、声域は普通でも原曲キーで歌える歌はほとんどありません。先生がキー変更の可能性を予測すらされていなかったことが不思議でしたし、それなら何故原曲のまま歌えるものを用意するようにおっしゃらなかったのか? 先生のすすめで聖歌隊に入ったものの声質が特殊で合唱に向いておらず、すぐやめましたが、先生はそのことを理解できないようでした。 お礼を書きながら、少しずつ気持ちがまとまってきています。やはり相性だけでなく、指導テクニックに関する問題も大いにありそうですね。
僕は大阪でボイトレ受けています。 僕はポップスを歌っているから要望を話して数名いらっしゃる先生の体験レッスンを受けて肌が合いそうな先生にお願いしました。 凄く相性も良くてたまに無茶苦茶厳しい指摘もあるけど尊敬しているので、毎回が楽しみで与えられた事をクリアして上達する過程と褒められるのが嬉しいです。
こんにちは。 お礼ありがとうございました。 海外?ですか。 私の先生の場合は論外と言えば論外。教える技術もない方でしたので・・・それでも もし先生に全幅の信頼をおいてレッスンを受けられたら 少なくとも下手になってしまう事はなかったのかなぁ~とか。 その先生の生徒全員が全く声が出なくなった訳ではないですが(それこそ相性かな.笑)上手になった生徒は10:1の割合くらい。上手と言ってもそこそこ程度ですけど。 声は非常にデリケートなものだと思います。もし質問者さまが先生に対して不信感のようなもの そこまで行かずとも一緒にレッスンを重ねて行く事に気が重かったり 楽しく感じなかったりすると声に影響は出るかもしれませんね。 私が最後にレッスンを受けたウィーンの先生の生徒さんの話しを。その方は日本のある音大で声楽を学んでいましたが 本当に下手くそ(失礼!)だったらしいです。ウィーンの先生が来日した時レッスンを受け 一目惚れ?してウィーンまで追いかけて行き 素晴らしい実力を身につけました。私はその方の上手な時しか知らないので 下手くそ(だから!失礼)だった事が想像つきませんでしたが 下手な時を知ってる方の話しだと聴くに耐えない下手さ加減?だったらしいです。やはり日本にいる時、高音はGが精一杯。ウィーンに留学して見事なコロラトゥーラに。夜の女王のアリアを軽々歌うんですから 多分1オクターブほど高音域は伸びたでしょうか。 その方がレッスンを受けているところを拝見しましたが 先生を見る目。見る…というより見つめるというか 先生から一時も目をそらさず食い入るように先生の一言一言を120%信頼して忠実に聞き入れている…という印象でした。当の私は・・・実を言うと心から信頼はしていませんでしたね(笑)先生がおっしゃる事をいちいち『ホントかなぁ~?』って感じで。最初にレッスンを受けた先生のトラウマ?で もう声楽に対して真剣に取り組む気もなかったですし 元々はピアノ志望でしたから仕方ないかな~と思いますけど(強引な言い訳^^;) 私が質問者さまに言える事があるとすれば 歌いたい曲云々は信頼関係を大きく損なうものではないんじゃないかな…と。基礎が作れれば 後からいくらでも自分の歌いたい歌は歌えるんじゃないかなと思うんですが… 質問者さまがその先生にレッスンを受けて『上達したなぁ』という実感が持てれば 少なくとも良い先生です(笑) 基礎の部分の指導力がおありになる先生なら 曲の好み云々を抜きにして『基礎固め』としての先生とお考えになってみて その部分では全幅の信頼が持てるかどうかを冷静に判断されてはいかがでしょう(質問者さまの詳しい状況があまり把握できないので 的はずれな意見かもしれませんが)質問者さまが長い期間歌を学ばれていて 基礎はある程度出来上がっている…という状態なら話しは別かもしれませんが 基礎固めの時期に学ぶべき曲 基礎が出来上がってから学ぶべき曲…という選曲の仕方もありますよね。 また この歳になったから感じる事もあり それは『先生を盲目的に信頼できる力』は強いなという事です(笑)私が知る範囲で声楽に限らずピアノでも とても実力を持てた方たちは一様に先生に全幅の信頼を寄せてレッスンを受けていました。もちろん指導なさる先生の実力あっての事ですが。 ウィーンの先生のコロラトゥーラ生徒さんが日本でコンサートを開いた時 日本の音大で師事した(実力をつけてはもらえなかった先生です)を招き 最後に観客に紹介して感謝の意を述べていらっしゃいましたが それを見た時『やっぱり伸びる方は基本的な姿勢が違うよな~』と 自分がどんな先生についても心から信頼・尊敬できなかったのが 私の声楽生命?に関わった大きな原因かもね…と感じたものです。 ピアノに関しては 最後の望み!という姿勢で師事した先生にとにかく全幅の信頼をおく事を決めてレッスンを受け やっと心から信頼してレッスンを受ける事の意味を知り 実力もつけて頂きました(笑) 質問者さまが今の先生と どうしても相性が合わなくて 歌う事が苦痛にさえ感じるのであれば 縁を切らずにこっそり他の先生に少しレッスンを受けてみるのも 一つの選択肢かもしれませんね。何度も繰り返しますが声はデリケートですので 迷いはあるでしょうけれど あっけらかんと?明るい気持ちを維持して下さい。良く言うのがピアノ科の人は神経質。声楽科の人は能天気。極端な表現ですが当たらずとも遠からずかなと。色々悩む事もおありかと存じますが どうか明るく能天気に?そして前向きに頑張って下さいね♪ 長文失礼しましたm(__)m
お礼
再度の回答、有難うございました。お礼が遅くなってごめんなさい。いろいろ考え込んでおりました。私は在米です。 昨夏、レッスン開始時は、初めての先生でしたから何もかもが新鮮でしたし、多少の不満があっても先生を信頼して学び取ろうと思えました。でも、最近はどうも先生から学べるものが少なくなってきたように感じます。授業料も内容に見合わぬ高めの設定で、納得できなくなりました。 毎回先生の気まぐれでレッスン内容が変わり、指導方針が全く見えません。私は納得行くまで1つの曲を習いたいのですが、先生が飽きてしまわれるようです。発声訓練を目的として先生はレッスンを引き受けて下さったのに、最近は発声はウォームアップ程度で、歌ばかりです。しかも、毎回先生の気分で歌が変わります。習ったことを復習していっても意味がなく、やる気が失せました。 前回の授業では、先生とどの歌を歌うかで意見が合わず、60分のレッスンの大半をあまり意味のない話し合いに費やしました。高い授業料を、こんなことには使いたくはない!と感じました。先生がいつも「歌いたい歌を持ってきて」とおっしゃるので、今まで色々と持って行ったのに満足にレッスンしていただけたことはありません。しかし前回、先生は「歌を探してくるのは生徒の責任」とおっしゃったので、不信感を持ちました。 私は人間の「声」に大きな関心がありますが、先生の関心は発声より音楽そのものにあり、その点でも合いません。最初の3ヶ月は、たしかに上達しました。しかし、それは発声の基礎中の基礎をやったからで、どの先生でも同じだったと思います。その後は、先生から何かを学べたと実感する機会が大幅に減りました。私が基礎中の基礎をある程度マスターしたとは言え、いくらでもその先の訓練はあるはずなのに、新しい練習方法の提案は全くなく、呼吸法すら教えていただいたことがありません。 次回のレッスンは1週間後ですが、日に日に先生への不信感は増すばかりです。先生から様子うかがいのメールが2回も来ましたが、その内容は全く私の感じていることと相容れない内容で、開いてしまった溝の深さはもう訂正のしようもないと感じました。やはり相性かなあ・・・と思います。すぐに止めるかどうかはともかく、内緒で別の先生を探す方向で動いてみます。 お礼のはずが、何だか愚痴っぽい内容になってしまい、申し訳ないです。
お礼
漠然とした質問にもかかわらず、丁寧なお答えをいただき本当にありがとうございます! しかし、本当にいろんな先生がいらっしゃるのですね。音大の中にそもそもそんな学生に声を出ない状態にさせてしまうような先生がいるなんて・・・びっくりです。その先生の場合「相性」だったのでしょうか? それとも、他の学生さんでもその先生につくと、やっぱり声が出なくなってしまっていたのでしょうか?
補足
実は私の先生もクラシックです。海外なのでその辺ちょっとあいまいという部分もありますし、私自身がまだ深める分野を決めていないので、取りあえずクラシックからという感じで。 先生はクラシックに限定しない教え方をして下さってはいるのですが、分野以前に歌の世界には、やはりどの歌を歌いたいかという「好み」の問題がありますよね。そこで意見が食い違うようになりました。先生が「この歌はとてもいい歌だ」という歌は、私の心は全然動かず。私が「この歌はいい歌なので歌ってみたい」という歌は、先生の心が全く動かず。 それから、私が自分の声をどう生かして行くかという点で、(それはもちろん今の先生のご指導あってのことですが)自分なりの方針のようなものが見えてきて、その点でまた先生とぶつかるようになってきました。気付いたら、歌うのがただただ苦痛で、もちろん声も出なくなっているので、何とかしないとと思っています。