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劣後ローンってなに?
劣後ローンってなんですか。 よく金融関係に出てくるけど・・・
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レツゴローンというのは、そのまま、借り入れ、という意味なのですが、返済する時の優先順位が他の借り入れに比べて一番低いローンの事です。 貸す側からみると、返済される優先順位が他に比べて劣っている、という意味でレツゴ、という名前がついています。 今金融機関でよくいわれているのは、レツゴローンを借り入れて、自己資本比率を上げる、というふうに使われています。本当は借り入れなので、当然「負債」の項目に入るべき(と私は思うのです)なのですが、返済する必要がかなり低いため、「自己資本(=自分のお金)」の部に入っています。それによって各機関は見かけの自己資本比率を上げて、財務状況を良くしているわけです。 なんで返済されないお金を貸すところがあるかというと、いろんなからみでどうしてもその会社を支援しないといけない会社が、通常より高い利息をとって引き受けざるを えない、という状況、というのが本音のところでしょう。
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noname#233172
回答No.1
劣後ローンとは、破産などが発生した場合に元利金の返済が他の一般債権者に対する債務の履行よりも後順位に置かれる旨の劣後特約が付された無担保の貸付金です。 劣後ローンには、その期限により期限付き劣後ローンと永久劣後ローンがあります。また、返済順位が低いという性格から、その見返りとして一般に金利は高くなっています。 破産などが発生した場合に、劣後ローンの調達で集めた資金は、一般債権者への資金返済にまず当てることができることから、債務(借金)ではありますが、自己資本に近いものと言えます。