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離婚の成立
とある事情で離婚を急ぐこととなりました。 別居して6年になる夫婦なのですが、すぐにでも離婚できるものですか? 夫が離婚の判を押さないという意思はあったようですが、しかし夫の 借金問題などこれ以上一緒にはいられない理由があり妻は家を出ました。 子供は成人しています。妻は離婚成立以外の慰謝料等は望んでいません。 それと法律では別居3年以上で離婚成立というのは本当ですか?
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>> 別居して6年になる夫婦なのですが、すぐにでも離婚できるものですか? 協議離婚であればできますが,夫が離婚の判を押さないということですから,その他の方法ではできません。 離婚には,協議離婚,調停離婚,裁判離婚の3つがあります。協議離婚は,お互いに合意して離婚するもので,早い話が離婚届に必要事項を記入し,双方が署名押印して届け出すれば,離婚が成立します。 調停離婚は,家庭裁判所に調停の申立てをして,話し合いをし,合意が成立すれば,離婚となります。話し合いをするのに,ある程度の時間がかかりますし,相手が話し合いに応じなければ,離婚できません。 裁判離婚は,地方裁判所に離婚の裁判の申立てをして,離婚原因があると認められれば離婚が成立するというものです。離婚原因とは, 1 配偶者の不貞(浮気ですね) 2 悪意の遺棄(見捨てて生活の面倒をみないこと) 3 配偶者の3年以上の生死不明 4 配偶者が強度の精神病にかかって回復の見込みがないこと 5 その他婚姻を継続し難い重大な事由 であり,このいずれかがないと,裁判での離婚は認められません。裁判離婚には,短くても半年くらい,長ければ数年という時間がかかります。 法律で3年以上別居すれば離婚が成立するというものはありません。それは,かつて,裁判所は,離婚原因が生じるについて責任のある配偶者(例えば浮気をした夫)からの離婚請求は,何年別居しても認めなかったのが,夫の浮気で別居に至ったとしても,その別居が例えば10年を越えるような長期になって,夫婦の実態が全くなくなってしまったときは,上の5の理由に当たるとして離婚を認めるようになったということです。質問の妻の場合には当てはまらないようです。 質問の場合,妻が夫の借金に愛想の尽かして家を出たとしても,それだけでは裁判上の離婚原因があるとは,簡単にはいえないように思います。いろいろ具体的な事情で代わってくると思いますので,弁護士さんに相談されるのがいいかと思います。
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- SUNAONAKO
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前のお二方は、実に的確なお答えをなさっておられます。私は、ここに書き込める身分ではないと思いますが、何かの足しになればと思い、前お二人とは異なる立場から書かせて下さい。お気に召さねば、どうぞお読み捨て下さい。 私は、妻の不倫、そしてそれに起因する妻の虚言欺瞞だらけから来る責任転嫁、しかも妻の両親からも。挙句の果てには持ち出せる金を全て持って強引に妻は実家へ戻り離婚強要。調停は不調。さすがに裁判は出来ないようです。このような私ですから、あなたに何を言える身分でもありません。しかし、私はこのことから学べたのではないかと思うことの中で、あなたにお役に立つかもしれないことがあると思いました。それは、あなたは旦那さんを愛して結婚なさった事、その事を今一度思い起こして欲しいのです。ある条件がつけば、ポイと出来るものだったのでしょうか?もちろんある条件も実に様々で、私の両親のような離婚止む無しというケースももちろんありましょう。あなた様のケースも或いはそうなのかもしれません。そのあたりのことを私は窺い知れませんから、このような書き込みをしております。 私は妻が事実(妻がした不倫はもとより、刑事事件として扱うべき事も含め、私にしたこと)すらもみ消し、「不倫して何が悪い」「不倫の原因は私にある」と親子して。私は可能な限り妻に尽くしてきました。長期に亘る妻親子からの全く理不尽な責めに遭いつづけ、私の切なる妻への愛情を伝えようと、意の真逆の事を言った事ももちろんあります。暴れ者を壊し私を殺そうと包丁を差間でする妻を、苦しみから少しでも遠ざけようとし、手を挙げた事もあります。しかし、妻等は彼等の現実逃避のためには手段を選ばず、事実を適宜隠蔽歪曲し他言までしている有り様です。しかし、もし妻が私の元に戻ってきてくれるなら、私は無条件で迎え入れ、こういうことがあったからこそ築ける絆を得られることに感謝して、妻と生きていきたい、心からそう思っているのです。そういう人間もいます。「敵を愛する事」は大変難しいことです。もちろん、この世に生きている以上、受け入れ不可能な事も現実問題ありましょう。それを無理に動向と言う話をしているつもりではありません。ただ、あなた様の「相手との全て(離婚、話し合いはもとより、これまでのあなた自身の人生をも)を拒絶する」事に、今一度思いをはせられるのも、決して悪いことではないと思います。何かのゴールを前提とした話をしているわけではありません。ただ、あなた様に揺るがない「離婚前提」と言う意思を見受けたもので、つい書き込みました。皆それぞれありますが、それはそれで生を許されています。まして結婚は一人だけの問題ではありません。「人を裁く」事、今一度思いをはせられる事を、是非お勧めしたいと思いました。 もちろん、私の場合はこちらから離婚、そもそも婚約破棄という話であったわけですが、私は妻を愛し信じていました(語彙が乏しい事をお許しください)。その時々の妻を受け入れ、また本来の妻に戻ってくれる事を信じているのです。無条件の愛、これは現実には不可能だと思います。しかし、不可能なりに、人間なりに出来る範囲はあると思いました。 申しわけございません。全く的外れな方向のお話を長々と致しました。お読み下さいました事に、心からお礼を申し上げます。事「離婚」に限った問題として捉えられず、有意義な人生を全うされます事を、心よりお祈り申し上げます。
- been
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離婚の成否は具体的事情によって決ります。この場合、夫の借金・6年間の別居が「婚姻を継続しがたい重大な事由」にあたるかどうかがポイントですが、質問文から読み取れる限りでは、難しいと思われます。上記に当らないとすれば、夫の意思に反して法的手段で離婚を成立させることはできません。 仮に、法的手段により夫の意思に反する離婚を成立させることができないとすれば、残る手段は夫から離婚の同意を取りつけることだけです。そのためには、粘り強く説得するか、夫が納得するだけの手切れ金を積むなどの努力をするしかないでしょう。法的離婚原因がなければ、離婚する・しないの決定権は夫が握っているのですから。
補足
お答えをありがとうございます。 離婚の法律についてまだまだ無知なところがあり、困惑する日々です。 離婚原因の主な理由はNo.1の補足で記したことなのですが、すぐに感情的 になる夫の性格上、話し合うこともできません。 こんな話をしようものなら罵声・暴力により押さえつけられます。 ならば法的手段にでるしかないと。 手切れ金を積むほどの財産もありません。 No.1の補足にある原因で離婚成立の条件を満たすといいのですが。
補足
早々のお答えをありがとうございます。 丁寧なお答えを読んで、法律に対する無知さを痛感いたしました。 夫の借金問題はかれこれ20年以上にもなります。これは家計を支えるとか そういったものにあてるための借金ではなく、あくまで自身の「娯楽」 のための借金です。妻を「本人の了承を得ず」保証人にし、身に覚えのない妻は 毎日おびえる生活を送っていました。 結婚当初から家庭に生活費はまったくいれず、子供の養育費ももちろん ほったらかしのまま。どこぞの浮気相手には貴金属・ホテル代を貢いでいた ようですが。 仕事は長続きせず、無職である期間でさえ娯楽に注ぎ込むための借金を繰り返し、 妻の着物等までも勝手に持ち出し、換金してたようです。 サラ金業者が取立てのために家まで怒鳴り込むことも数知れずです。 子供のみが在宅のときに取り立てがきたり、家財道具の差し押さえが執行 されたこともあります。これは子にとって深い心の傷となりました。 妻は夫が人生の再スタートをできるようにと、独身時代に貯めた貯金を はたいて肩代りを何度もし、妻の貯金はなくなり、妻は生活のために仕事を 持つようになりました。 しかし夫の態度は依然変わらず、妻を「本人の了承を得ず」保証人にし、 業者からの電話が妻の会社までくるようなこともありました。これは妻の 信用問題に大きく関わってきます。別居をして6年になりますが、未だ 夫の消息の問い合わせ電話が妻の会社にかかってきます。 ・20年以上に及ぶ夫の借金 ・浮気 ・妻子の心の傷 ・この先も妻子の生活を脅かす可能性がある これは婚姻を継続し難い重大な事由になり得る可能性はありませんで しょうか。