A2017へのT6処理について
はじめまして、加工技能者のはしくれです。
先日私の所に、材質A2017-T6の削りだし加工部品が回ってきました。何気に材料注文をした所、材料屋さんに「普通(一般的?)T4だよ」と言われ、T6だと納期・コスト共に余分にかかってしまうとの事でした。そこで、設計者に問い合わせをした所「処理の件ですが、T6処理でお願いします。この部品は、かなり精度が入っていますのでT4処理では、出せないと考えてます。出るのであればいいですけどね。加工屋さんが出せるといいはるならかまいませんが、まぁ多分でないでしょう。」(MAIL抜粋)と言う答えが返ってきてしました。JISハンドブックを見てもA2017の熱処理の欄にはT6とは一言も書いてありませんでしたし、納期・コストから考えてもT4、もしくは別の材質にする方が良いのではと考えます。そこで質問があります。
1)A2017にT6処理は一般的に皆さん使用しているのでしょうか?
2)A2017-T6にするぐらいならこっちの方が。(コスト面でも)と言う材質はあるのでしょうか?
教えてください。
ちなみに品物は凸←こんな形で表裏から穴が10箇所程、寸法精度的にはピッチ±0.01(その他の箇所も概ね)、同心φ0.01です。