- ベストアンサー
絵を売りたいのですが
外国にて既にある程度の知名度がある画家の絵を日本で売る場合は、 どういった戦略で展開していくのが効果的でしょうか? ギャラリーさんで展示、販売等を考えていますが・・・ その国での業績や諸外国での結果はもちろん出していきたいと思っていますが、その前に出来る事を考えています。 アートフェアへの参加、Tシャツなどのグッズ展開等は考えてみましたが、結果は繋がらないような気がします。他に何か案があるような気がしています。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
再度失礼致します。Nextbaronです。 ご丁寧な回答、ありがとうございます。 悶々とした日々をお送りされているとのことで、最終的には美術ビジネスを開始されて、すっきりとされることを強くお勧め申し上げます。 ただ、本画家の作品が最もanima_jumpさんの取り扱いたい作品・作風であれば良いのですが、その点はいかがでしょうか。 作風や販売チャネル・販売方法にもよりますが、まず大前提としては、美術品は他の商品よりも売るのが難しく、売り手に高いコミュニケーション能力が求められます。そのためには、売りたい作品に対する知識のみならず、愛情にも似た情熱が必要でしょう。anima_jumpさんは本作品に対してそのような感情を持っておられますでしょうか。 もし本作品が最も売りたい作品であれば(またはそのような作品を見つけられた際には)、以下の項目を検討されることをお勧めします。 1. 本作品群がどのような点に優れていて、美術史においてどのような役割を 果たしているのかを簡潔にまとめた説明文を作成する 2. 本作品がマッチする部屋やその他の場所を探す 3. 海外での作品の販売価格とオークションでの落札価格、作品が似ている 作家の作品の販売価格や販売方法を把握する 4. 本作品の作風を好む集団を見つける(学校?地域?カフェ?) 5. 販売対象者、販売方法、チャンネル、販売コスト、投資を回収する期間 (概算)等をまとめた企画書 6. 項目5の範囲内で、作家との契約料・契約期間を検討し、交渉する 7. 有力な美術商や学芸員等に上記項目について質問し、改善する できる限りコストを抑えるために、販売は新たな店舗ではなく、既存の事務所やご自宅を使ったり、直接訪問されたりして作品を展示されるのが良いでしょう。また、潜在顧客を増やすために、インターネットを利用して多くの人々の目にとまるようにすべきでしょう。 多くの資金を投入することなく販売するためには、できる限り多くの潜在顧客を見つけて、接するべきです。そのためには、作風に興味を持ちそうな人々に作品を紹介して顧客を開拓しつつ、売れそうな作品に対する嗅覚を養うことです。 そして、企画書をまとめて、社内の人々に、今後どういうことに取り組むのかという全体像を話し、協力を得るべきです。すぐには利益にならなくとも、ご自身が最も取り組みたいことであるならば、職員の皆さんからの賛同が得られる方法がきっとあるはずです。 実際に必要なコストが、潜在顧客に会うための交通費、チラシの印刷費、仕入れた作品の代金、anima_jumpさんの人件費に限定できれば、職員の皆さんの賛同は非常に得やすいと思います。 また、作家との契約料に関する交渉の前には、美術商等の人々に相談されて、相場を理解されるべきです。ただ、日本において無名の作家の場合、販売にコストがかかるため、契約料を非常に安くすべきでが、安い料金で作家を納得して頂くために、作家に提供できる何らかの便益が必要です。もしかすると、それは日本の家電製品をプレゼントすることかもしれませんし、暖かい日本の名所に招待することかもしれません。 以上が検討の概要ですので、ご参考にして頂ければ幸いです。
その他の回答 (3)
- 津田 正顕(@nextbaron)
- ベストアンサー率65% (91/140)
再度失礼致します。Nextbaronです。 もしanima_jumpさんが英語が苦手でも下記サイトは一度ご覧になった方が良いかと思いますので、リンクをお伝え致します。 リンク先は、オークションハウスのサザビーズの職員が一押しの作品を説明するビデオサイトです。ピカソも驚くほど高額な作品の魅力をどのように説明するか等の雰囲気を学ぶことができます。アート作品の販売の一例として、ご参考になればと思います。
お礼
お返事が遅くなり、大変申し訳ございませんでした。 どうもありがとうございます。 勉強になります。
- 津田 正顕(@nextbaron)
- ベストアンサー率65% (91/140)
失礼致します。Nextbaronと申します。 販売戦略を考えるに際して、質問をさせて頂きたく、記載致します。 ご回答をよろしくお願いします。 1. 日本では全く販売されていない作家さんの作品なのでしょうか。 それとも日本の数社で販売されているのでしょうか。 2. その作家さんの作風・主な作品のサイズはどういうものでしょうか。 3. anima_jumpさんは画商なのか、それとも副業や趣味のひとつとして販売 されようとしているのか、どちらでしょうか。
補足
ご記入ありがとうございます。 1.作家曰く、日本では全く未開拓で、当方しか知らないとのことです。 2.作風は、ロシア社会主義リアリズムを打破しようとしていた方で、風景画から抽象画まで幅広く書くようです。シアターテクノロジストアーティストと呼ばれているそうです。(コンテンポラリーになるのでしょうか?) 詳細はウィキペディア(英語)にあります。 http://en.wikipedia.org/wiki/Anatolii_Ivanovich_Sivkov サイズですが、80×60とか、大きいものでも1メーターないよ、と言っています。 (スイマセン、何号、と言うところも分からないところです。) 3.一応、貿易業をやっており、取引先の紹介でした。しかし弊社で絵画の取扱いは初めてで、果たしてどうやってお金が動いているのかも分かっていません。 社員からは反対されています。(お金になりにくい為)なので、なかなか経費の捻出が難しい状況です。しかし、貿易を始めたころから最終目標は芸術を扱いたい、とやっていましたので、この地獄のような不況下、会社を閉めてハタ師になってでも、チャンスがあればこういう仕事をやりたい、と思い続けていましたので、現在ギャラリーさんや、美術館等に話を聞きながら悶々としていました。 今回の作家さんに関しては、各国で担当者がいるそうなので、当方では日本でのプロモートを、と言う形です。またこの方は国家公認アーティストユニオンの一員で、彼が成功すれば「私も売りたい」という他作家さん連中が続々と待っている、との事です。 どうぞよろしくお願いいたします。
- zug
- ベストアンサー率70% (82/116)
まずターゲットとなる顧客層を明確にしましょう。 ・海外で当該画家の絵画を購入している顧客層 ・国内で一般絵画を購入する顧客層 続いて既存の販売促進活動を確認しましょう。 ・海外での当該画家の販売促進活動 ・国内での一般絵画の販売促進活動 いきなりすごいアイデアが生まれるということはまずありません。 きちんと顧客層を絞って正しい販売促進活動を行なうべきです。 どんな案が効果的か、ということは簡単に言えることではありません。 テレビで大きく広告打って・・・などというのでは知名度はあげますが 採算は合わないですよね。
お礼
ご返答ありがとうございます。 ターゲットを絞って、それらに向け露出していく、ということですね。 参考になりました。
お礼
詳しくご丁寧な指導、ありがとう御座います。 勉強になりました。 取扱予定の作家にはまだお会いした事もありませんし、 実際の絵もまだ拝見しておりません。 たしかにそういった絵に愛情があるかと言われれば、返事がしにくい状況にあります。 潜在顧客を見つけ、売っていかなければならない、 お客様を訪問して販売、というモチベーションや技術を続けていく、ということですね。 なるほど、今まで私がふれていなかった分野だと思います。 実務内容を推測、想像することが出来ました。 販売計画書、はじめて立てることが出来そうです。 勉強になりました。 本当にありがとう御座います。