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門出や旅立ちで杯を砕くこと
昔、日本の文化で、正確には分かりませんが、門出や旅立ちでお酒を杯で飲み、その後杯を地面に落として砕く、というのが小説や漫画で出てくるのですが、これって正確にはどういう風習なのでしょうか? その名前、意味、いつの時代から(今でも?)行われているのか、など知りたいです。 風習の名前だけでも構いません、調べてみます。 よろしくお願いします。
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各地に類似のものがありますが、元々は沖縄の習俗です。 杯砕(はいさい)といい、旅立つ人の互いの健康と幸福を祝い、 常世(ニライカナイ)に祈りをささげる儀式ないし挨拶です。 このため住宅の庭や、集落の辻などでは杯の破片がたくさん出土します。 近代以降は大幅に簡略化されましたが、今でも沖縄では挨拶のときに 「ハイサイ!」とお互いに声をかけます。
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- m0r0m0r0
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婚姻習俗に、嫁が実家を出るときに盃を割るものがあったように思います。 確か、出戻らないようにという解釈だったはず。 民俗学の分野で、婚姻もしくは広く俗信を調べるといいと思います。 その研究的な解釈は、論文や書籍を見てみるといいかもしれません。 ただ、資料によっては適当なものもあるので、その辺はご注意を。
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貴重な情報ありがとうございます! そういう解釈での行いもあるのですね。 ご指摘の通りの調べ方をしてみようと思います! ありがとうございました!!<m(__)m>
- mapooo
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「厄払い」という意味合いのようです。
お礼
貴重な情報ありがとうございます! こちらのサイトに書かれてあった「かわらけ」とは昔聞いたことがあるような気がします! 今から「かわらけ」で調べてみます! ありがとうございました!<m(__)m>
- nemoax006
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死地に赴く、別れの盃、武家社会の名残でしょうね 尾張、三河地方にある風習だと聞いています
お礼
回答ありがとうございます! 貴重な情報ありがとうございました。 勉強になりました!<m(__)m>
お礼
とても貴重な情報ありがとうございます!! すごく勉強になります! 沖縄ですか、なるほどですね。 色々調べているのですが、 heathenfox様の説だとすると「旅立つ人の互いの健康と幸福を祝い」で、 No.2のmapoooさんの説の例の神社のものだと「時には血縁よりも強い絆をあらわす時や、決死の覚悟を決める時などに用いられていることをみても~」となり、 私が本で読んだ時の場面では、heathenfox様の説の意味あいに近いですね。 「時には血縁よりも強い絆をあらわす時や、決死の覚悟を決める時などに用いられていることをみても~」の意味でも最近でも行われることもあるのでしょうか。(こちらの例の神社など公式的な場面以外で。) とても勉強になりました! 本当にありがとうございました!!<m(__)m>