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イラク攻撃の代替案
ヨーロッパを中心にイラク攻撃への反対が多いようです。 私も戦争で市民が被害を受けるのはかわいそうに思いますが、フセインが善良な指導者とも思えません。また、イラク攻撃に反対している人々は「現状維持によって問題を先送りしている」という見方も出来るかもしれません。 イラク攻撃が国際世論によって中止され、数年後にフセインが核兵器を開発してイスラエルやヨーロッパ諸国に脅しをかけてきたら、戦争反対を唱えていた人はどのように責任を取るのでしょうか? こうしたことについて具体案を出している諸外国政府はあるのでしょうか? また、みなさまの個人的代替案がありましたらお聞かせください。
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- SCNK
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イスラエルやイランなどと偶発戦争を発生させればよいのではないでしょうか。両方の軍服や装備などと、特殊部隊を使えばよいでしょう。国境の町でも襲撃して、これらを身につけた死体を転がしておけばよいのです。あとは国籍を伏せた軍用機で爆撃でもすればよいでしょう。互いに自衛権を主張して戦闘すると思います。「亥を持って亥を制す」です。化学兵器を使用した痕跡を残すとか、惨殺死体を生めた跡を残すなどは効果的です。あとは双方を装ったプロパガンダ放送でも流しておけばよいでしょう。 工作にあたっては傭兵を使用するとか、退職して民間人となった諜報機関員などを使う等、なるべく証拠を掴まれないようにすることが必要です。
- norimasa_m
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この件に関しては、少し違う見方もできるのではないでしょうか。 マスコミなどは、「戦争してまでも石油利権を確保したいアメリカ」対「戦争の悲惨さが身に沁みて分かっているヨーロッパ」と言うイメージで論調を張りたがりますが、フランスは膨大な石油利権をすでにイラクに持っていることを忘れてはいけません。また、フランスやドイツは国連の決定を骨抜きにして第三国経由でイラクと貿易をして莫大な利益をあげてきました。これらの事をマスコミや外交官が書いたり言ったりしないのは裁判になってもかれるほどの証明が難しいことと、「それを言ったらおしまいよ。」と言う面があるからです。 ヨーロッパが戦争に反対しているのは、市民が巻き添えになるのがかわいそうだからではなく、アメリカが戦争を起こしてイラクの体制をひっくり返してしますと、自らの利権がそのままアメリカに渡ってしまうからです。 協調して、EU支配を狙っている独仏両国にとって、石油利権を失うとアメリカの介入を許してしまうから反対せざる終えないのです。 また、イギリスや日本や東欧諸国がアメリカ側についているのも、彼らの国益がその方が増大するからです。 (イギリス=独仏のEU支配に楔が打ち込める。 日本=独仏は日本に石油利権をまわすほどの甘い国ではないが、アメリカが石油利権を握った場合、対中国・対北朝鮮に対抗するために日本にも利権の分け前を回してくる。 東欧諸国:せっかく、EUに加盟したのに、独仏の言うことばかりを聞かなければならないのはたまらない。それならば、英米が介入できるようにしたほうがバランスが取れる。) ですから、今戦争反対を唱えている国も、自国の領土なり国民が脅かされるようになったら迷わず戦争になります。独仏は、自国民が攻撃されても戦争反対の御代言をならべるようなアマチャンではありません。 代替案はありません。 今後の予想ならばあります。 現在国連で新たな決議案が審議されています。 この審議の最中に独仏と英米が妥協をし(つまり利権の分け前が決まり)、全会一致で決議案が採択され、イラクは叩き潰されることになると思います。
- north073
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今回の攻撃反対の大きなうねりの背景には、攻撃するに足る理由がないのではないか、と、各国首脳・市民が考えていることがあります。 攻撃に対して慎重な各国の政府は、現在の査察を継続するよう求めています。 また、そのうちいくつかの政府は、査察の担保として、非協力の場合の武力行使という選択肢も残すべきことを言明しています。 イラクに対しては、今後とも米英をはじめとする各国の関心が寄せられるでしょうし、仮に核開発の動向があれば、風向きが大きく変わることも予想されます。 ただ、現時点でイラクを攻撃するということには、あまりに正当性がなさすぎるのです。 ユーゴ紛争やアフガニスタン攻撃などにより、実際に武力行使が正当化される範囲がじわじわと広げられつつあります。 もし今回のイラク攻撃を、イラクの査察に対する部分的な非協力だけで正当化するとしたら、紛争解決手段としての武力行使が一層容易になってしまう。そのことに対する懸念もあるのではないかと考えられます。 このほかに、市民に対しては、9.11テロの影響も大きいのではないかと思われます。 技術革新が進み「戦争のショー化」が進んだと言われたのは湾岸戦争でしたが、9.11テロはむしろ現代戦においては常にどのような場所でも前線になりうることを改めて想起させたと言えるでしょう。 イラク攻撃を端緒として、参戦している各国内でテロが起こることは、米英とも十分に予測しているところだと思います。 さて、代替案というのは、解決すべき問題に関する意識を共有して初めて生まれるものです。 gon1234さんはいったいどのような問題意識をお持ちでしょうか。 私は、問題はイラクによる大量破壊兵器の開発をどのように阻止するかであり、そのためには定期的な査察と不断の監視があれば十分ではないかと考えています。最終的な武力行使というカードも捨てる必要はないと思いますが。