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交流→直流について
ここに1つのAC100VからDC24Vに変換する電源装置があります。 タバコ箱2個分程度の大きさで恐らく安物です。 この電源から、電気を取り出し、とある機器に接続し、そこから出力される信号を自動で拾ってパソコンに入力し、グラフ化しています。 直流電圧になっているので、電圧は24Vになっているかと思いきや、確認してみると23.811~23.819Vの幅で振幅しています。通常、そこらへんで使う直流24Vで動かす機器については、こういう電圧でなんの問題もないと思います。 しかし、私が今行っている研究については、どうしてもその電源の振幅が問題になってきます。24Vで動かす機器が吐き出す値がどうしても、8mvの振幅を持ってしまうのです。理論上は直線になるべき所が直線になってくれません。 究極の直流電流は恐らく、乾電池やカーバッテリーなどから取り出されるのではないかと思いますが、時間や温度によって変化してしまうので現実には使えません。 交流から綺麗に直流に変換してくれる機器というものはあるのでしょうか? できるだけ電圧の振幅が無いような直流電流が欲しい場合、私は何に着目して電源装置を選定したら良いのでしょうか? 御教授下さい、よろしくお願いいたします。
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>できるだけ電圧の振幅が無いような直流電流が欲しい場合、私は何に着目して電源装置を選定したら良いのでしょうか? 電源の仕様書の記載事項の中で、「リップルノイズ」の品質項目を吟味して選定してください。 交流から直流に変換する電源には、スイッチング式とシリーズパス式とあります。 それぞれの方式の原理により、スイッチング式では、スパイクノイズが出るし、シリーズパス式では、リップルノイズと呼ぶ振動的な成分が出ます。 この成分を取り除くためにフィルターを入れて、だいぶ少なくしてあるのですが、完全にゼロにはできません。 スイッチング式は、このノイズがスパイク状で除きにくいので、試験用・実験用などにはシリーズパス式で作られています。 前の方の、ご紹介のものもこれだと思います。 この品質を仕様書では、リップルノイズという品質項目で表して有ります。 「リップルノイズ」の品質項目をチェックしてください。一般的に単位が実効値(rms)でのパーセントで示されておりますから、必要とされる測定で無視できるような値のものを選定する必要があります。
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- kounotori3
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高価な安定化電源を買えば、貴方の悩みは総てクリアーするでしょう 出来るだけ安価な方法で、電源リップルを取るには、直流出力側に充放電可能な 小型バッテリーを、負荷と並列に接続する 後一つの方法は、大容量電解コンデンサー(50V耐圧)を負荷と並列に接続する、 コンデンサーの場合は、リップルの周期が早い程効果的に働きます、一番安上がり な方法と思います。
お礼
具体的な対処法をアドバイス頂きありがとうございます。 電源を購入する前にチャレンジしてみようと思います。ありがとうございました。
- etosetora
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今使用している電源はスイッチングレギュレータでリレーやタイマー、PLCを動かす目的の電源です。 実験に必要なのは、実験用の安定化電源です。 KIKUSUI とかケンウッド で調べてみてください 0~32V、1.2Aクラスが最適と思われます。 実際 価格は3万円くらいです。 ヘリカルポテンションメータでmV単位の設定が可能です。
やはり安物の電源ですと出力電圧の幅(リップルと言う)も大きいですし、インピーダンスも大きくなります。 電源装置は出力インピーダンスが充分小さく、リップルノイズが少ないモノを選ぶ必要があると思います。 例えばURLのようなものです。
補足
みなさま非常に参考になる御回答を頂き、ありがとうございました。 電気の測定についての本などを見て自分でも確認してみたのですが、素人考えではなかなか正確な微小電流・電圧の測定は難しいみたいですね。 早速、立派な電源装置購入の参考にさせていただきました。ありがとうございました。
お礼
ikkyu3がおっしゃるように、直流に変換するときに2つの方式があるんですね。こういうのはなかなか検索しにくいというか、言葉がわからないので人に聞くしかないですね。ありがとうございます。 教えていただいた事を元にもう少し詳しく調べてみます。ありがとうございました。