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学資保険は、親の気持ちにつけ込んだ商品?何かメリットがある?
朝日新聞に、 ●「学資保険」が、さほど優れた商品だとは思えない http://www.asahi.com/health/seiho/TKY200903190101.html という記事がありました。 実際、学資保険の機能は、他で十分以上にカバーできてしまうような気がします。 ●傷害保険と賠償責任保険は、他の保険会社でカバーした方が割安だと思います(共済など)。 ●扶養者死亡時の教育資金確保や、進学にあわせた一時金も、同じ額を預貯金した方が良いように思います。 こう考えると、学資保険は、子を思う親の気持ちにつけ込んだ商品と思えるのですが、何か勘違いしているでしょうか? 少し過激な書き方をしましたが、つまり、何か学資保険ならではのメリットってあるのでしょうか?
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生命保険でも学資保険と同じ役割を果たしますね。 学資保険に付帯させる特約は、別途で加入した方が安い場合が多いです。 バブルがはじける前までに加入していた場合は、 学資保険は、とっても配当率のよい保険だったため、 貯金するより学資保険だったのです。 18年間の総支払額350万円で、満期金500万円(万一の時500万円) 子供が生まれたら学資保険。 孫が生まれたら、名義借りて祖父母が貯金変りに学資保険。 (金融機関が個人情報にうるさくない時代は↑もできました) そういう風潮が、まだ残っているだけですね。 預貯金と違う保険のメリットは他の方の書かれているとおりですね。
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- kou1597894
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私は学資保険を利用しています。保険に対する考え方は人それぞれですが私が考える学資保険の目的は(1)高い貯蓄性。(2)親が死んだ時の補償。(3)保険会社のリスクの分散と保険目的の簡素化です。 (1)高い貯蓄性 例えば学資保険に入らず毎月8300円貯金して18年間で約179万円を貯金し利息/配当を含めて200万円にしようと思えば、預金金利が最低でも年利約1.5%の資産運用が必要になります。計算式は下記の通り 初月 8300+(8300+1.5%x12ヶ月x80%(20%は税金))=8308 次月 8308+8300+(16608+1.5%x12ヶ月x80%(20%は税金))=16625 ・ ・ 18年後 1991738+8300+(2000038+1.5%x12ヶ月x80%(20%は税金))=2002038 私はこの年利1.5%を有利と感じていますが、18年という長期での運用になりますのでこの先の金利がどうなるのかは誰もわかりません。他の方がどう捉えるかは人それぞれかと思います。 (*私はこの利率の商品を契約していませんが) (2)親が死んだ時の補償 当然ですが満期前に親が死んだ場合でも補償されます。別途生命保険等でカバーする人もいるかと思いますが、生命保険は貯蓄性の点では優れいてるイメージはありませんので、生命保険は保険料が安く補償も充分な掛け捨てのものを別途契約しています。 (3)保険会社のリスクの分散と保険目的の簡素化 保険会社とて1企業です。倒産や商品プランの改定等のリスクも考えなければなりませんので、1つの保険に特約を増やして学資・健康・死亡と全てをカバーするのは危険です。なので保険会社も複数のものと契約しリスク分配した方が良いと考えています。また、保険金は全て自己申告によるものですので、特約で膨れ上がったプランは契約者本人ですら理解し難く請求漏れ等の心配もあります。私は親が死んでも子供の学費を確保するという明確な目的で学資保険は入っています。
補足
ありがとうございます。明快で分かりやすかったです。 (1)は >私はこの年利1.5%を有利と感じていますが、18年という長期での運用になりますのでこの先の金利がどうなるのかは誰もわかりません。他の方がどう捉えるかは人それぞれかと思います。 このとおりですね。 (2)は記事のサイトに書いてあった >・・・モデルパターンとして、死亡保障3000万円、入院日額1万円の保険が案内されます。保険料は月々1万4000円強です。一方、子供が自立するまでの20年間、死亡保障だけに目的を絞り、最も保険料が安い会社で加入すると、5000円弱です。毎月1万円近いお金が浮くことになります。 がやはり気になります。 やはり、貯蓄と保険を別々の会社で契約した方が有利に思えます。 (3)保険目的の簡素化 は、確かにそうですね。
- rokutaro36
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はっきり言えば、この記事の書き方は、不誠実だ。 学資保険は必須ではない=当たり前の話です。 「子供が生まれるので、『学資保険』を考えています。どれがいいですか?」 という書き出しのどこにも、「必須ですか?」とは訊ねていない。 「必要ですか?」「必須ですか?」 と訊ねているのなら、「必須ではない」という「答え方」は正しい。 しかし、「どれが良いのか?」と訊ねているのだ。 これに、必須ではないと言って、 その中味は、商品に魅力がないという理由を述べている。 その理由自体は、概ね同意できる。 しかし、 必須ではない、ということと、商品に魅力がない、ということは別の話だ。 商品に魅力があろうがなかろうが、もしも、必須ならば、必須なのだ。 筆者の理論が正しければ、商品が優れていれば、学資保険は必須ということになる。 そんなことは、あろうはずもない。 つまり、この記事の書き出し、前提が間違っている。 そもそも、学資保険は、「保険」であり、「貯蓄」ではない。 では、何が保険なのか? 何を保障しているのか? まずは、ここからはじめなければならない。 ほとんど何の保障もない、名ばかり保険もある。 どうにか、保険らしいといえば、親(契約者)が死亡した時の払込免除だけを保障している保険である。 保険らしい保険となると、育英年金などの保障がある。 保障が厚ければ、保険料も高くなり、リターンは悪くなる。 当たり前の話である。 問題は、契約者のニーズである。 契約者のニーズが「貯蓄」なのに、学資「保険」を使うのは、そもそも手段が間違っている。 目的が貯蓄だから、学資保険はダメというのは、理論のすり替えである。 自動車のスピードレースに市販の軽四でエントリーして、散々な成績になり、「だから、軽四はダメなんだ」というのは、誰が聞いてもおかしいと思うでしょう。 スピードレースにでるのならば、そのような専用の車でエントリーするのが当たり前で、軽四で出場するのは、そもそも手段が間違っている。 契約者がどのようなニーズを持っているのか? そのニーズに合致するのは、貯蓄なのか、学資保険なのか…… という検討が、最初にあるべきである。 『子を思う親の気持ちにつけ込んだ商品と思えるのですが、何か勘違いしているでしょうか?』 商品自体の問題ではなく、「つけ込む」ような問題のある売り方をしている営業がいることは事実のようです。 『何か学資保険ならではのメリットってあるのでしょうか?』 それは、どんなニーズがあるのか? それによって異なります。 ある人にとってはメリットでも、ある人にとっては、無駄な出費=デメリットである場合もあります。 ご参考になれば、幸甚に存じます。
- tooma37
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ご賢察の通りです、学資保険のみが持つ機能と言うのは存在しません。定額積み立てなら財形でも投信でもできますし、死亡保障は生命保険でいくらでも安いものが買えます。 強いて言うなら貯蓄と死亡保障をセットにする事で多少お得になってる可能性が無くもないです。しかし保険会社は使用している生命表も付加保険料率も保険金支払い基準も公表していませんから採算性を外部の人間が計算することは極めて困難ですし、経済合理的である私企業が開示しない情報は公表すると不利な情報≒採算性は悪いと考えるのが無難でしょう。距離を置くに越したことはない金融商品ですね。
お礼
>経済合理的である私企業が開示しない情報は公表すると不利な情報≒採算性は悪いと考えるのが無難でしょう。 うーむなるほど。勉強になります。
- RXH7
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今から学費を預金しよう! といって、半年後に亡くなったらどうすんの? かなり過激な書き方をしましたが、つまり、それが保険のメリットです。 じゃあ、安いネット生保で掛け捨ての保障だけ買えばいい・・・ 一方で預金しながら、一方で万が一のために保険料を掛け捨てるなら、 合体すれば効率がいい。 これが学資目的の保険(あえて学資保険とは書きませんでした)ですわ。 ちなみに、私は学資保険(あえて学資保険と書きます)は、販売したことがありません。
お礼
>ちなみに、私は学資保険(あえて学資保険と書きます)は、販売したことがありません。 ありがとうございます!
- ths01
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こんにちは。 確かに最近は医療保障などない学資保険も多いですね。 学資保険のメリットは ・自動的に引き落としになるため、きちんと貯まる。 ・契約者(ほとんどの場合、父親)が亡くなった場合でも保険金額受け取れる というものです。 例えば貯金だと貯めだして5年後に父親が亡くなった場合は月一万貯めていても60万です。 学資保険だと以後の保険料は払わなくて保険金額を受け取れます。補償があるわけですね。 もちろんかけるかけないは個人の自由なので色々悩まれてください。
貯金する習慣がない人には 自動的に貯まると楽。それだけ。 自分で管理できるのなら必要ないですよ
お礼
ありがとうございます
お礼
>バブルがはじける前までに加入していた場合は、 >学資保険は、とっても配当率のよい保険だったため、 >貯金するより学資保険だったのです。 学資保険の存在理由、これで少し分かったような気がします!